恋愛・夫婦の心理学

忍耐女子と「本来は望まない不倫」。めったに書かない不倫について真面目に心理する その3

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

さて、今週金曜は名古屋で「ほぼ30代からの心理学ワークショップ」開催です。

今月のテーマは「愛し愛され、支え合う関係を作るための心理学」です。

久々にパートナーシップがテーマのワークショップ。ぜひぜひご活用いただければと思います。

ちなみに先日担当した大阪のセミナーで「おぉ、この要素も入れ込んじゃおう!」と気づいたこともありましたんで、少し内容を濃くしてお待ちしております。

まだまだお申込みOKですので、ぜひお越しくださいね!

それでは今日のコラムです。

よろしければどうぞ。

 


「分かって欲しい」と「理解されたくない」のはざま

私たち心理カウンセラーがお話を伺うとき、社会通念的な善悪にはあまり関心が無い、というとスゴイ書き方ですが、特に不倫と言った問題を善悪判断だけで伺うことは稀です。

それよりも、「どうして不倫関係が必要なのか」であるとか「なぜあなたがこんなに苦しい関係性を保つ必要があったのか」「どうしたらもっと楽になっていただけるのか」を見つめるために、あなたのお話やその心のあり方を伺わせていただいています。

いわゆる善悪判断で物事を見ると、その心の中にある葛藤を見逃してしまいかねないんですよね。

特に、いわゆる「忍耐女子」X「望まない不倫」というお悩みを抱えている皆さんの中に、一つ特徴的な葛藤を見つけることができるんですよね。

それが「分かって欲しい」と「理解されたくない」という相反する気持ちがあって、それがぶつかり合って葛藤している状態

このような葛藤が強まっていると、どうしてもあなたのパートナーシップが幸せな関係性にならない、といった問題が表面化することも少なくないんですよね。

***

私達の幼少期は、両親に「私のことをすべて知っていてほしい」と感じていました。それぐらいオープンだったとも言えなくもないんです。

むしろ両親に私のことが分かってもらえていないと、それだけで愛されていない・傷ついてしまうような時期があったのです。

しかし、私たちは傷つくにつれ、そして大人になるにつれ「私のことを知られたくない」と思うようにもなります。

不思議なんですけど、僕たちは傷ついたり辛いことがあると、人に知ってほしいと思う反面、しかし知られたくない、とも思うものですよね。

それぐらい「そこにある感情」を感じることに抵抗を覚えるものなんです。

すると、私達は自分を隠すことを覚え、自分のことが知られてはマズイと感じるようにもなっていくんですよね。

だから「自分を知ろう」とする人、つまり「私のことが好きで興味を持つ人」に対して警戒心を持つようにだってなります。その程度の差は人それぞれでしょうけれどね。

もちろん大人になるプロセスで自信をつけ、自分をある程度開示できるようにもなっていくわけですけれど、例えば幼少期の頃に感じた「痛み・ハートブレイク」が未だ解放されず色濃く残っていると、どうしても「人に理解されたい」という欲求を持ったまま成長することもあるようですね。

未処理の感情がそこにある、といったイメージですね。

しかし実際は、自分のことを隠しておきたいという欲求も持ちますから、なかなか好きな人に好きと言えずにいたり、自分に自信を感じられずに恋に積極的になれないということも起こりえます。

これ、文字で書くよりもとてもナイーブな感情の動きなんだと思うんです。

***

すると、恋愛や対人関係などで、ちょっと不思議な事が起きると考えることができます。

真実のパートナーとハートをオープンにして向き合う関係には抵抗がある(私をオープンにはしたくない)。

しかし、誰にも理解されないのは辛すぎて、誰かに私を理解していてほしい(寂しさに耐えるのは辛い)。

その矛盾した気持ちの落とし所が「不倫」という関係になることも、実際にはあり得ることかと僕は感じています。

多く忍耐女子の皆様は、そのうちにある欲求を解放されずに、頑張ることにエネルギーを注いでおられる方も多いもの。

だからこそ、幼少期に経験したハートブレイクや寂しさも、

私を知られたくない・人と距離をおきたいけれど、しかし感じる孤独も気持ちも、

その意識なく、しかし、ぐっと飲み込んでそのまま頑張っていらっしゃる方も多いのかもしれません。

しかし、その気持ちを押し殺すように頑張れているうちはいいのですが、あなたが疲れて若干の弱さを感じるようになった時、人それぞれ「満たされない気持ちを満たしたい」と願うようになっても不思議ではないと思うんですね。

僕の知る限り、自らの意志で「ギリギリ」まで忍耐されて、しかしつい・・・自分の弱さを感じてしまったとき、多くの忍耐女子の皆さんはご自分を責めてしまわれているようなのです。

ただ、たとえそれがあなたの望まないような男女関係であったとしても、今まで強く封印されてきた欲求がある分だけ、「いけない」と思っていても「心が動いてしまう」ということもあり得ると思うんです。

そもそも私たちは我慢ばかりすると、常に我慢の限界、もしくはその感情のはけ口を必要とします。

これがいわゆる『あなたの恋愛のパターン』をつくる要素になるとも言えるんですね。

だから我々カウンセラーがご相談をいただく時、いわゆる社会通念上の善悪判断だけでお話を伺うことは稀、なんですよね。

特に日頃頑張っている忍耐女子の皆さんだからこそ抱える葛藤もあれば、いわゆる「いい悪い」では語れないものもあるだろう、と思うんです。

そして、あなたの恋愛パターンが、今のあなたの制限になっているなら、あなたの心に未だ解放されずに残っている感情を解放することで、あなたが未来に選ぶものが変わることだって十分にありえる。

僕はそう見つめている部分があります。

だから、もしあなたが「望まない関係」を持ってしまったとしても、そこから抜け出せずに苦しまれているなら、どうかお一人で悩み、問題を抱えて自分を罰し続けないでいただきたいなと願っています。

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