ほぼ30代からの心理学

「やめてよ」→「なんだよ」のパートナーシップ対立構造。そしてその抜け道を考える。

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

さて、今週日曜の東京開催ワークショップ、ありがたいことに満席をいただいております。

まークリスマスイブですからね「浅野的ロマンティック=現実的+心理的」なお話ができればいいかなぁ~と思っています(笑)なんじゃそりゃ、という感じですが。

「やたら現実に即した心理学の話」と、しかし心の世界が持つ「可能性・癒し・許し」についてお伝えしていこうと思っています。

ぜひ楽しみにしていてくださいね。

そして一応打ち上げなる懇親会も、簡単ですがご用意しております。お時間が合う方はぜひご参加くださいませ。

それでは今日のコラムです。

よろしければどうぞ。


やめてよ→なんだよの構図ができる理由

僕がカウンセリングの中でいろいろなお話を伺っていると、「もうパートナーにやめてほしいことがあるんですけど、一向に私の気持ちを分かってもらえません!」というお話を伺います。

例えば、子供のこと、二人のことをもっと考えてほしいのに、いつも忙しくして休日出勤ばかりしている夫がいたとしましょう。(若干、僕の耳が痛いですが・・・)

そこで「いつもいつも休日出勤ばかりやめてほしい」とだけ言えば

「仕方がないだろう、仕事なんだから」

確かに・・・そう返ってくる確率は非常に高いのですね。

もちろんその奥さんが、どうして休日出勤ばかりやめてほしいと思うのか?ですが、それはそれぞれに理由がありそうです。

パートナーがいないことで、私が寂しいのかもしれない。
私も家事で疲れているのかもしれない。
子供ともっと関わってほしいのかもしれない。

まぁいろんな理由があるんでしょうね。

では、その理由はどこから生まれているの?といえば、あなたが助けてほしかったり、あなたが家族や二人のことをもっとより良くしたいと思っているから、ではないでしょうか?

でも、そう伝えることに、何だか躊躇しちゃうとつい「結論」だけを伝えてしまうこともあるようです。

「もうやめてよ」「いい加減にしてよ」

しかし、休日出勤ばかりしている夫というのは、遊び歩いているなら別ですが・・・そもそも仕事で家族を支えようとしているわけだから、そこにも夫なりの「同じ意味」がありそうなんですよね。

そもそも私達の世界では「男性の愛(努力・責任感)は全て女性に向かう」といいますからね。

ここで奥さん側が「やめてほしい」とだけ伝えると、相手は「自分なりの行動・思いに『意味なんてない』と言われている」ように捉えるんですよねー。

これ、被害者意識といえばそうなんだけど、パートナーシップはつい被害者意識が出ちゃうものだからなー、しゃーないよなぁ・・・と僕は感じていたりもします。

だから、「イチイチうるさいなぁ」とか「俺のことにイチイチ口を挟むなよ」と思っているかもしれない。

けれど根っこの行動動機は・・・別のところにあることも多いものだとしたら・・・この関係は長く続けないほうが得策のように思いません?

そんなケース、僕はたくさんサポートさせていただいてきました。

***

多くご夫婦のご相談をいただく時、じっくりお話を伺うと「自分だけ助かればいい」と考えている人は稀、というか、僕の経験上圧倒的に少ないんです。

何かしら我慢があって、限界を感じていて、もう自分のことしか考えられない・・・となっているケースが圧倒的です。

そういった我慢の中でも、お互いが家族やパートナーに対してとっている行動の「本来の行動動機の部分」がお互いにうまく感じ取れていなると、現実の表面的なすれ違いが「不満」という「不安」に変わるんです。

『不満があるところ、不安あり』と僕は勝手に法則化していますが、人は不安になると不満を持ち、怒りを持ち、それを表現することで不安を解消しようとするものです。

でも実際は解消しきれないので、どうにも手がつけられなくなっている感じなんですけどね。

そしてそういった不満・不安を我慢している方は「私がいつも我慢している・いい加減にして」と思い。

そういった我慢をさせている方は「仕方がないだろう」と正当化するしかない。

だから「やめてよ」→「なんだよ」の対立構造ができるわけです。

***

そもそもお互いが想いあって行動していたのにも関わらず、こういった対立の問題を抱えるなら。

ここでの問題を作るものは「自立」なんです。

お互いが「自分なりに相手を愛そうとする」のはいいんです。

けれど、いつも自分で考えて自分で結論を出す・・・つまり、「相手に何も聞いていない・伝えていない」ことが問題を作るんですね。

もちろん、自分でなんでもできちゃうことが問題なのではないですが、だから相手にも同じように理解や行動を求めることが問題を作ることもあります。

あなたも相手も、できることもあれば、できないこともあるはずですね。

そこを支え合う感覚ではなく「俺が、私が頑張れば・・・」と思い込んだ結果、対立が起きているのなら、それはそれで不思議な事だとは思いませんか。

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ちなみに、このタイプの方はが書くメールやLineを見ていると、一つの共通項目が出てくることがありますよ。

実は・・・親しい人とのコミュニケーションで「主語」を書かない癖・傾向がありますね。

普段から、「僕は、私は、こう思う」とは書かない。事情や目的だけを伝えていることが多そうです。

なぜなら「大した理由もなく自分のことを伝え、相手のことを知る」ということに、苦手意識があるからですね。

そういった人ほど、「自分のことを伝え、相手のことを聞く」時、妙な感情が動くんです。ちょっと慣れない、ちょっと感じたくない感情が動く。

それが不安や自己嫌悪です。

実は・・・「自分のことを理解してもらいたいが、相手に受け止めてもらえるかわからない、という不安」が動くんです。

そして、
どこかで、自分は人に受け止めてもらえないかもしれない、という推測が成り立っているなら、そんな自分を自分で「高く評価している」とが限りませんからね。

だから、あなたのパートナーは、自立して一人で頑張っているのかもしれない・・・という視点。

そんなパートナーに、何を見せてあげたいか、なんですね。

「相手の不安を理解し、その上で相手の気持ちを受け止める」ことがどれだけの効果をもたらすか、は想像していただければと思います。

ただ・・・そこであなたも潰れるまで我慢すると、コレは燃え尽きますからね。あなたのケアも欠かせないわけですよね。

何か参考になりましたら幸いです。

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