ほぼ30代からの心理学

自身に才能と壁をもたらす、このインナーチャイルドの存在とどういう風に付き合っていけばいいんでしょうか?

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

さて、今日もいただいたご質問にお答えしています。

今日は僕の中でも少し迷いながら書いたので、まとまってなかったらすみません。

よろしければどうぞ。

こんにちは。いつも浅野さんの、「女は怖い、けど何とかしなきゃ(ブルブル)」な要素たっぷりの文章を読むたびに「こんな怖い生命体でごめんなさい」と罪悪感の塊になる既婚女性です。

今回、ネタを募集しているとのことで、インナーチャイルドについてネタを提供します。

心理カウンセラーサイトでいろいろ読んで考えていくうちに、少しずつ癒されてきたのかもしれない今日この頃ですが……今回、どうしても太刀打ちできない存在を自覚してしまいました。

わがままで、凶暴で、自己中で、頑固で、いつも欲求不満でニーディーで、嫉妬深くて、ありとあらゆる人から好かれなさそうな悪い要素を詰め込んだインナーチャイルドです。

極力かわいく言えば「お菓子売り場でジタバタだだをこねて泣きわめく子供」、恐ろしい言い方をすれば「目の前を通るもの全てをなぶり殺す獰猛なバケモノ」と表現できるような存在です。

自分でも、このチャイルドが生まれた大体の原因は、
・酒乱で暴力的で、家族を愛さず厳格で抑圧的で、とにかく悪意に満ちた行動をとる父親
・そんな父に身体的・経済的に虐げられながらも、私を支配してきた母親

だとは感づいています。

でも、そのような父親のもとから逃げ出さそうとしなかったり、母親に癒着してきたりした自分にも、依存的で被害者意識まんまんな部分があるのも事実。

そして、この子がいるおかげで、微々たる程度ではありますが自分自身に物書きの才能がもたらされたのも、確かではあるし……。

(とはいえ、最近は、ワンパターンな展開ばかり思いついてばっかりだ……と自分自身の成長のなさに内心呆れていますが)

自身に才能と壁をもたらす、この存在とどういう風に付き合っていけばいいんでしょうか?

昔は独りで粋がっていましたが、今の夫と出会ってからは、むやみに癒して才能を失うのも、癒さず孤独に生き続けるのもどちらも辛く思えるのです。
あと、関係あるかもしれませんが、私の周りにいる物書きや創作者は、「人間なんて悪意の塊だ」と怒りと憎しみを抱える人が多くて、彼(彼女)らとの付き合い方にも悩んでいます……。

 

いろいろと書いてしまいましたが、何かの折に取り上げてくだされば幸いです。
それでは、失礼しました。

 

(匿名希望さん ※原文のまま掲載しています)

匿名希望さん、ネタ募集にご協力ありがとうございます!また大変お待たせしました!

***
>わがままで、凶暴で、自己中で、頑固で、いつも欲求不満でニーディーで、嫉妬深くて、ありとあらゆる人から好かれなさそうな悪い要素を詰め込んだインナーチャイルドです。
>極力かわいく言えば「お菓子売り場でジタバタだだをこねて泣きわめく子供」、恐ろしい言い方をすれば「目の前を通るもの全てをなぶり殺す獰猛なバケモノ」と表現できるような存在です。

今回のお話は

「わがままで、凶暴で、自己中で、頑固で、いつも欲求不満でニーディーで、嫉妬深くて、ありとあらゆる人から好かれなさそうな悪い要素を詰め込んだマインドがある」

ということのようですね。

もし、そういったマインドがあなたの中にある、としたら、一般的には「そんなマインドを持っている私」を上手に肯定できない、とか、私の中の自己否定の理由になってしまうことがあります。

これが切ないわけです。そしてそんな自分を人に向かって差し出すことが難しくなってしまうことがある。

そして自分自身でも手を焼いてしまってどう扱っていいのかわからなくなる、そんなケースもあるようです。

ただ、どうしてそのイメージを自分だけで抱えているのか?という部分、僕は気になるんですけどね。それは痛みだけではなく、あなたの愛情も関係しているのではないかと思ったりもしますけれど。

 

>でも、そのような父親のもとから逃げ出さそうとしなかったり、母親に癒着してきたりした自分にも、依存的で被害者意識まんまんな部分があるのも事実。

インナーチャイルドがこういったイメージであればあるほど、そこに隠れている純粋さや愛は人一倍だ、というケースが僕の経験では多かったでしょうか。

考えようによっては、そこまで自分の中でネガティヴなイメージを抱えられるぐらい、そもそもあなたのハートの許容量が大きかった、とも考えられますのでね。

だから、今まで苦労されたり、葛藤されたことをネガティブに見てほしくはないよな、というのが僕の思いではあります。

>自分でも、このチャイルドが生まれた大体の原因は、
・酒乱で暴力的で、家族を愛さず厳格で抑圧的で、とにかく悪意に満ちた行動をとる父親
・そんな父に身体的・経済的に虐げられながらも、私を支配してきた母親
だとは感づいています。

なるほど、それはとても大変な経験をされてきたのでしょうか。なかなか一人のお子さんとして立ち上がってくるには随分と自立が早まるしかないようなイメージですよね・・・。

ただ、こういった状況は「どこか愛する側というものは孤独である」といった感覚をもたらすかもしれませんね。

こういった感覚は「私の中に取り込まれたものかもしれない」と考えてみたり、「実は自分が両親と同じような立ち位置に立っている」いう部分がゆっくりと見えてくると、ここを手放して変化させる許可が出てくるかもしれませんね。

 

>昔は独りで粋がっていましたが、今の夫と出会ってからは、むやみに癒して才能を失うのも、癒さず孤独に生き続けるのもどちらも辛く思えるのです。

ここ、僕にはすごく響いたといいますか、共感できました。

なんだか素敵な話にも思えましたし、しかし葛藤しちゃう部分かもしれないな、と感じたんですよね。

孤独や分離の中から引っ張り出してくる感性、才能、美しさを見る力って凄いものがありますものね。それを失うとしたら、自分が自分でなくなると感じることもあるかもしれないですし。

ただ、これも僕の見解ですが、たとえその孤独の解放をしていくとしても、いわゆる今まで培った才能は残ることが多いのではないか、と思います。

今回の場合は「物を書く才能」(個人的にはとてもうらやましい・・・)ということですが、それは残るのではないでしょうか。

ただ、いわゆる「あなたの物の見方」といいますか、物事の捉え方、感じ方、切り口、発想、伝えたい思いなどは変化するかもしれません。

今までとは違う物の見方ができる分、従来の視点は理解できつつもその一歩先の視点も持てるので、より感情・感性が多様化する、といったイメージを僕は持っていますし、クライエント様にもお伝えしています。

>自身に才能と壁をもたらす、この存在とどういう風に付き合っていけばいいんでしょうか?

が、今までの自分のイメージを手放すことに抵抗感がある感じですか?

であれば、それぐらいあなたにとってその才能は価値があるものなんですよね・・・。

だとしたら、大事にしてほしいなぁ、も僕の率直な思いです。

が、インナーチャイルド的なイメージがあなたにもたらしてくれている恩恵や才能だけをちゃんと受け取るという考え方もあります。

今のまま、あなたの観念や感覚を持っておくことがあなたの葛藤になるとしたら、いろんな選択肢を試してみる、ということも手ですよね。

そのためにもまずは、今のインナーチャイルド的なイメージを否定しないことなんでしょうね。

そこで培ったイメージにも意味がある、とお考えいただく感じですよね。どんなネガティヴなイメージもエネルギーになると僕は思うし、きっと匿名さんもそうお考えなのではないかと思うんですね。

ただ、あなたの才能が常に何かしらの痛みから生まれている、というだけでもないと思うんです。

そもそも今の才能があなたの必死のご努力であったり、そもそも備わった才能だったということも有り得る話なのではないか、と。

ここはもっと主体的に自己承認されていいんじゃないかと僕は思うんです。どんな事情があるにせよ、その才能は紛れもなくあなたのもので、あなたが素晴らしいんですよね。

そう思えれば、過去の自分からもらった才能、恩恵を受け取って、インナーチャイルド的なイメージに感謝して手放していくこともできるかもしれない。

そういったイメージができると、親密感を感じてもいいと思えるようになる可能性もあります。どこか「究極の選択」的なイメージにはならないような感じですね。

また、今のあなたがパートナーさんに愛されているのは、今までのあなたが愛されていることと等しいはずですよね?

あなたの心の支えを、一人で作り上げるのか、それともパートナーと共に生きる感覚にするのか。

このお話、僕が伺った印象では、自分の心の支えをどこにどう持つのか?と言ったお話のようにも感じています。

だとしたら、私を愛する人によってもたらされる支えを選ぶことも、一つの前進とは言えないでしょうか。

もし、あなたの中でそういったイメージが持てると、自分の才能を活かしながらの自己変革は容易になっていくかもしれませんね。

 

>あと、関係あるかもしれませんが、私の周りにいる物書きや創作者は、「人間なんて悪意の塊だ」と怒りと憎しみを抱える人が多くて、彼(彼女)らとの付き合い方にも悩んでいます……。

んーどの観点からものを見て表現するのかは自由でしょうから。それこそ個人の意志ですものね。

ただ、付き合い方としては、その人の考え方、気持ちをそこにあるね、と認めていく、だけでいいのではないでしょうか。相手の感覚に巻き込まれない程度の距離感と、自分の軸を持って、互いの価値観を尊重する感じでしょうか。

 

>いつも浅野さんの、「女は怖い、けど何とかしなきゃ(ブルブル)」な要素たっぷりの文章を読むたびに「こんな怖い生命体でごめんなさい」と罪悪感の塊になる既婚女性です。

(笑)ここは拝読してめっちゃ笑いました。ほんとスパーンと書いてくださってありがとうございます。でもそりゃ気を使いますよね、少しはね。そこが罪悪感を刺激したならごめんなさい。

ただ、なんとかしなきゃいけないとまで感じてはいないんですよねー。何かお役に立てればなぁ、と思うだけなんですけれども。

んー難しいなぁ・・・僕ももっと修行が必要ですね。

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
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