心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
んーどうやら仕事で使う時間の配分を間違えたようです(汗;)
普段は余裕ぶっこいて仕事しているんですが、ちょっとだけバタついています(笑)だからブログ更新もこんな時間になってしまうのですが。
この時期、僕が相当に手こずるもの・・・それは花粉だけではなく、そう、そうですよ、あれですよ、あれ。僕が会社員時代には全くノーマークだった、あれ。
それでは今日のコラムです。
短いですが、よろしければどうぞ。
彼女を傷つけたくないと考える、そんな男性がうっかり考えそうなこと
こういったタイプの男性が「真に優しいのか?」という議論の余地はあるとしても、ですよ。
どこか彼女を傷つけたくないよなぁ・・・と悶々と考え込んでしまう男性って意外と少なくないと僕は見ています。いや、少なくともそういったご相談は少なくないわけでして・・・。
その話「傷つけたくない」と思うからまどろっこしくなる男性のキモチ」に書いてありますけれど。
ただカウンセリングの現場にいますと、このタイプの男性がついうっかり考えてしまいがちな思考パターンというものがあるよなぁ・・・と実感するわけです。
それこそが
「自分が傷つけばいいんだ」(自分が悪いんだ)
*
「人を傷つけたくない、と強く感じる人」って、これは男女問わずいますよね。
相手に迷惑をかけるのは申し訳ないから・・・
相手にこんなことを伝えると相手が傷つくかもしれないから・・・
そう考えて、実は悶々とした気持ちを抱えながらも、我慢、忍耐している人。
こういうタイプの人の発想、って「問題が起きると誰かが傷つく」と当たり前のように考えていることが多いんです。
例えば恋愛の中での意見の衝突があったとすれば
「どちらかが我慢したり、忸怩たる思いを抱えることになる」
としか考えていないフシがあるんです。
自分が傷つかないと、相手が傷つき。
相手が傷つかないと、自分が傷つく。
・・・あっちを立てればこっちが立たず的なね。
これこそ心理的な「葛藤」がもたらす発想だと僕は思うんですよ。
そんな時、人が傷つくことを避けたいと思う人は、「自分が傷ついたり、損をすればいい」と考えてしまうようです。
この発想が恋愛で登場すると・・・結局は自分が痛い思いをしたり、悪者側に回ったり、辛い思いをする側に回る人がでてくるんですよね。
うだうだ悩むぐらいなら、自分が傷ついたほうが早い、なんて考える人もいらっしゃるかもしれない。
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たとえ問題が起きたとき・・・確かに実際には痛み分けにしかならないこともあるのかもしれませんが、常に「誰かが傷つく」答えを導かなくてもいいと思いません?
それこそもっとクリエイティヴに考えて「どうすればお互いにとっていい形になるんだろう・・・」と考えてもいいはず。
しかし、いわゆる「彼女を傷つけたくない」と強く思っている(それこそが正しさだと思いこんでいる)男性は、
彼女が悩んでいる状態をも良しとせず、できる限り早く問題を解決したいと考えるんですね。
実際にはその男性の内面で、女性が悩んでいたり、二人の間に問題が会ったと気に感じる、罪悪感や葛藤、不安などの感情からの手切れを考えているわけですが、そのやり方が「自罰的」な男性もいるわけです。
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実際のカウンセリングでも
「私の彼は、普段優しいのはいいんだけど、何かあると、すぐに連絡が取れなくなったり、いきなり「俺が悪いんだよ」とか言い始めるんです」
なんてお声を伺うこともありますよ。
そんな男性の態度に手を焼いちゃうこともあるのかもしれませんが、この手のタイプの男性の心の動きを抑えておくと、まだ不安に煽られにくくなるかもしれませんね。
こういった男性の発想って意外とシンプルで、要は「女性が喜んでいない」「不安そうにしている」ことにものすごく早い反応を示すのです。そしてすぐに問題意識を持ち、それを解決することに意識を向ける。
もっと早く自分を責める男性は、イチイチ自分のせいだよね・・・と考えているわけです。
まぁねぇ、誰だって、24時間365日、いつもゴキゲンでいられるわけでもないし。
疲れている時は無理に元気を出すのが辛い時もありますよね。
しかしこの手の男性はそこに反応するわけですよ・・・。
ただ、ここで言えることがあるとするなら、どこか女性のみなさんが可能な限りゴキゲンでいると、意外と男性の機嫌が良くなることもある、ということ。
だから、この手の男性と、頑張りやさんな女子、もしくは忍耐女子がお付き合いしたときほど、相手の気持ちの探り合いが起きるようですね。
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