恋愛・夫婦の心理学

彼への気持ちがよく分からなくなったときの処方箋

彼への気持ちがよく分からなくなったというお悩み

彼に対する自分の気持がわからなくなって遠い目

カウンセリングの中で「彼への気持ちがよく分からなくなった」というご相談をいただくことがあります

一体どれが本当の私の気持ちなのか、彼に対する気持ちなのか。

それが分からなくなってしまった。

そんなお声を伺うことがあります。

例えばこんなケース。

私は今の彼のことが嫌いではないし、二人の関係を大事にしたいって思うんです。

だから、今まで彼のことをたくさん考えてきたし、自分なりに頑張ってきたんです。

けれど、最近はもう疲れてしまって。

彼のこと「もう愛してあげられないかも」という気持ちが強まってきているんですよね。

だから、彼には私の気持ちを分かってほしくて伝えているんです。

でも、彼の言葉を聞くと、私の気持ちは伝わっていないようで。

今はもう私が彼のことが好きなのかどうなのか、分からなくなってしまいました。

私の気持ちがどこにあるのか、自分でも分からないんです。

彼への気持ちが分からなくなる理由

さて、いわゆる恋愛の中での「彼への気持ちがよく分からない」というケースでは

自分の気持ちが相手に伝わっていない感覚が強くなることで、自分の気持ちそのもの分からなくなる」場合があります。

一般的に「自分の気持ちがよく分からなく場合」を考えてみると

例えば、「体調面の問題」の影響による場合もありえるでしょうし

「今までずっと感情を我慢する癖」の影響で気持ちが分からなくなる場合を考えることもできます。

ただ、今、恋愛関係にある人で、今まで相手のことを好きだと感じられたり、お互いに想いを届けあっていたという事実があるならば、次のようなことを考えてみてもいいだろうと僕は思うのです。

もし恋愛の中で「自分でも自分の気持ちが分からなくなる」としたら。

きっとその方なりの努力や頑張りがあったから、分からなくなるのだろうと僕は思うのです。

つまり、自分の気持ちが分からなくなる理由は「頑張った私」がいて、かつ「こちらの気持ちが相手に伝わってない感覚が強いから」と考えられるわけです。

「伝わっていない感」が無力な自分を想起させる

このような「自分の気持ちが相手に伝わっていない感覚」を感じ続けていると

「自分って本当に意味があるんだろうか」

「私、何しているんだろう」

そんな無力な自分を感じる場合もあるんですよ。

これは「相手のためになっていない」「相手の役に立っていない」という感覚とは少し異なることが多いようです。

いわば「私は一体何をしているんだろうか」「そもそも私に意味や価値、魅力があるの?」といった感覚となることもあるわけです。

これ、結構辛いんですよね。

すぐに辛いと自覚できないかもしれないけれど、ジワジワっと辛くなってくる感じ。

特に、目前にパートナーがいるならばなおさらに、ジワリながら辛さ、切なさがやってくる感じ。

伝えている言葉以上に、伝えている気持ちが届かないと更に切ない

だからこそ、今まで彼に何度も何度も自分の気持ちを伝えたことがある方も、かなり多いのではないでしょうか。

ここで登場する「気持ちを伝える」ということは

伝える際に用いられる言葉の意味以上に

「伝えようとしている本当の思いが私なりの愛情である」という部分が重く響くのですよ。

こう、文字にすると非常にややこしいですが、

例えば、口では彼に「なんでよ」「どうしてわからないの」と伝えていても

その言葉の意味は「あなたのために私はこんなに・・・」であった、という感じです。

しかし、もし彼がこちらの無力感・無意味感を感じていることに気づいていないとしたら。

こちらの様子や表面的な言動だけを見て反応していたとしたら。

うーん、これ以上は書きませんが、かなり切ない話に繋がっていきそうですよね。

彼への気持ちがよく分からなくなったときの対処法

もし、あなたの中で彼への気持ちがよく分からなくなったとしたら。

おそらく気持ちの整理がうまくできていない可能性があります。

かつ、自分の中で感じる「今の自分への違和感」や「明確ではないが確かに感じる疑問」などを解消できずにいるのかもしれません。

例えば、

  • 私はこんなに気持ちを伝えているのにどうして彼に伝わらないのか?
  • 彼のためにと頑張ってきたけれど、それは私の独りよがりだったのではないか。
  • どれだけ伝えても伝わらない。私はなにのために彼と一緒にいるんだろう。

そんな疑問が解けないままなのかもしれません。

もし、この「分からなくなった気持ち」を取り戻すなら、自分の気持ちを丁寧に確かめていくプロセスが必要になります。

自分の気持ちを丁寧に見つめていくことが対策になることも少なくないんですよ。

湧き出す悲しみがあるなら、蓋をせず丁寧に扱おう

ただ、「彼に気持ちが伝わらない」「私の気持ちがわからない」と感じている状況の中で

一人で「彼」という主語を抜いて自分の気持ちを見つめようとすると

急に今まで抱え込んでいた悲しみが吹き出してくることもありえるんですよ。

 

イメージとしてはこんな感じです。

「今まで「彼」に対して一生懸命関わってきた自分がいて。

しかし、今は「彼」を意識すると自分の気持ちがわからなくなっている。

そんな私の気持ちを取り戻そうと、彼ではなく「私」が何をしたかったのか、と考えようとすると

急に「今まで頑張ってきた自分が抱えていた切なさや悲しみが溢れてくる」。

実は、この悲しみや切なさを感じないようにしていたから「自分の気持ちがわからなくなる」ことも多いです。

つまり、自分の気持ちに気づかないように頑張り続けてきた人ほど、こうなります。

悲しみの向こうに本当の気持ちがある

ただ、この切なさや悲しみは癒やされるべき感情であり

その根っこには「私にとっての宝物」のような大切な感情が眠っています。

悲しみや切なさといっても、今まで傷ついた悲しみばかりがでてくるわけではないんです。

あの彼を愛したかった。

もっと上手に喜ばせたかった。

二人で幸せになりたかった。

自分自身が与えかった気持ち、愛情なども感じることでしょう。

こういった悲しみ、切なさ、そして本当の気持ち気持ちを

何度も何度も丁寧に紡いでいくことができれば

自分の気持ちに蓋をする必要はなくなるのです。

このとき「自分の気持ち」をもう一度感じることができるようになるんですよね。

気持ちが伝わらない彼という要素を抜きにして自分の気持ちを見つめてみる

このような理由から僕は

「今はちょっと『彼』という存在を抜きにして、自分の気持ちを見つめてみては」

とご提案することがあります。

これは単に「彼と離れてください」とお願いしているのではありません。

今のあなたにとって「彼」は無力感、無意味感のシンボルになっている、という意味なのです

彼を嫌えと言っているのではありません。

彼のあなたの罰や自分を責める理由にしていても状況は悪化するだけ、という意味です。

そもそも、目の前に「彼」という対象がいる状況では、より自分の気持ちがこんがらがりやすくなるでしょう。

とかく「何度伝えても気持ちが伝わらない彼」を目の前にしていると、自分を責めやすくなるものです。

「自分の影響が伝わっていない相手」を目の当たりする状況が続くからですね。

この状況ではどうやっても無力感、無意味感を感じやすくなるのです。

 

このようなときは、一時的にでもいいので

「彼という存在」を抜きにして、自分の気持ちを見つめることがおすすめです。

その目的は「自分が本当に望むこと、本当の気持ちを取り戻すために」です。

今の自分は「彼」という存在を考えるから自分の気持ちが分からなくなっている。

その事実に気づいていただきたいからです。

一時的にでも彼を意識することを一旦止めてみて

「彼」という主語を抜きにして「私がどうありたいのか」を少し考えて見る感じ。

そうすることで自分の気持ちを整理することも可能になってきますよ。

彼への気持ちがよく分からなくなったあなたへ

彼への気持ちと花束を持った女性

あなたが彼のことをきっと大切に想える人であればあるほど

あなたは今、自分の気持ちが分からなくなる可能性も出てきます。

一方で、今の自分の気持ちに気づくことで辛い気持ちを感じるなら

「気づかないほうがマシ、今のまま頑張ったほうがマシ」

そう感じてしまうのかもしれません。

ね、思いませんか?

あんなにも彼のことを大切に想っていたあなたが

今では自分の気持ちを扱うことで精一杯になっている。

この自分を、本来の自分に戻してくプロセス、僕はよくお手伝いさせていただいています。

 

そして、このようなご相談をいただく方にお伝えしていることがあります。

「今まで自分の気持ちがよく分からなくなるほど頑張ってこられたのならば

きっとあなたは誰かを愛したい人であることは間違いないのでしょうね」。

自分の愛の価値を知ることが問題を癒やすどれだけ不安で苦しい恋愛の中にいても「自分の愛の価値を知ることが全ての問題を癒やす」ことは変わらない癒やしの法則なのです。...
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