恋愛・夫婦の心理学

揉めゴトが嫌いな私とパートナーシップの関係性の話

揉め事が嫌いすぎて、パートナーとこじれる私

多くの人が「揉め事なんて起こしたくない・・・」と思っているかもしれません。

だから対人関係も、パートナーシップも、できれば仲良く、いい関係でいたいものですよね。

ただ、あまりに揉め事を起こしたくない・・・と思いすぎている方、もいらっしゃるんです。とにかくトラブルを避ける、揉めそうなことは決して口にしない。そんなタイプの方。

どこか自分の気持ちを抑えることが日常茶飯事。

そんな私のココロの中は・・・実は平和じゃない、なんてこともあるようですよ。

ここでいう『平和主義』とは、世界平和云々ではなく対人関係レベルの平和を求める気持ち、のような意味で解釈してください。

このタイプの方が共通して感じていることはこれ。

「嫌われるのが怖い」「私さえ我慢すればいい」

だから、対人関係やパートナーとの関係で「争いや揉め事を避ける」ことに意識が向いているんです。

どこか慢性的に、自分の気持ちを抑圧したり、自分の考えをすぐ引っ込めてしまう。

いつも周りの人の顔色を伺い、いつしか自分のことがよく分からなくなって、自分の素直な気持ちさえ・・・捉えることが難しくなっていたり。

いつも怯えて周りを見回してしまう癖があったり、自分が何かしら発言したり、行動を起こすときに周りの目線が気になって不安・怖れに苛まれちゃうこともあるかもしれません。

そんな自分をなかなか肯定できないので、実は平和主義なタイプの方ほど自己嫌悪で悩まれていることも多いんです。

それはとても切ないことですが、しかしそれこそが「私の身を守る術」だからこそ、止められない。そんな心の癖(パターン)を持っていることもあるようですよ。

こういった平和主義なタイプの皆さんのココロ、それは「悲しみや苦しさ」で満ち溢れているもの。

しかし、同時に「怒り」が溜まりに溜まっていることも少なくありません。

が、自分自身の気持ちがよく分からなくなる傾向があるので、パートナーシップや対人関係の中で自分が怒っているのかどうなのかすら分からなくなってしまうこともあるようです。

きっと「私、平和主義タイプかも?」とおもってくださる方ならお分かりでしょう。

おそらく平和主義者のみなさんが一人でいるとき。
もしくは、家族や親密な人と一緒にいるとき。

やたらめったらいらいらが募ったり、つい普段は口にしないようなダークな言葉をぶっぱなす私と出会うことはないでしょうか。

カウンセリングの中で稀に「あなたは今、とても怒ってるって分かりますでしょうか」とお話することがあるんですよ。

もちろんその瞬間は「え?怒ってるんですか?私・・・」とお話くださる方が多いですけどね。

しかし、癒しが進んでいくと「浅野さん!もうめっちゃ、めっちゃ彼が許せなくてムカついて仕方がありません!!!」といったお話をしてくださる方もいるんです。

実は、平和主義タイプの方って、本来は外に対して向かう「怒り」が「内面(自分)に向いている」事が多いんですよ。

それこそ、人にどう思われるか?揉め事を起こしたら大変・・・と、自分さえ我慢すればいいと自分に怒りを向けて自分を抑えているわけです。

 

もちろん、それ自体が誰かのため、という明確な目的があるなら、それをいい悪いで語ることはできないんだろう・・・と僕は思うんです。

しかし、慢性化した、そして少し度が過ぎた平和主義って、自分のココロを不安定にしてしまったり、自分を価値ある存在だと感じにくくなる要因にもなりますから、ここだけ要注意なんですよ。

つい考えませんか?

「怒っちゃう私が悪いんだ。」
「頑張れない私が悪いんだ。」

「こんなことを考えてしまう私がダメなんだ。」
「こんな気持ちになってしまう自分がダメなんだ。」
これ、自己否定・自己嫌悪なんです。

まぁ自分をボロボロにしちゃうんですよね、気づかなうちに。

その傷の度合いだけ、またココロは不安や痛みを感じやすくなるので、更に平和主義にならざるをえない、といいますかね。

その自己否定・自己嫌悪の結果、対等な対人関係を築くことが苦手であったり、パートナーとの対等さを感じられず、常に卑屈な私を感じたり、人に意見する、モノを言うことが難しくなることもあります。

 

だから揉め事を起こしたくない・・・という平和主義が行き過ぎると、強い自己否定・自己嫌悪が伴うことがあって、自分で自分を傷つけてしまうことにもつながるんですよね。

それは本当に辛いことですよね。

***

さて、この平和主義パターンの根っこには「無価値感」が隠れています。

無価値感とは「自分は(愛される)価値がない」という感情です。

つい平和主義になってしまうのも、人から「あんたは価値が無いよ」と言われることがあまりに怖いから。

だから、実は対人関係でもパートナーにも、はっきり相手に意見を言うのではなく、静かに姿を消す、思いを消すんです。

しかし、その内面は悲しみだけではなく、怒りや理不尽さも抱え続けていることが多いもの。

が、それに気づかれるとまた揉める・・・かも?と思い、更に隠すわけです。

だから、相手の人からすれば、どうしてそうなったのかが分からないことが多くて「なかなか人との距離が縮まりません」「人に避けられているような気がします」といった感覚につながっていくわけです。

そこには必ず「そう感じるようになった理由」が眠っているものです。それは原因、ではなく、理由。だから自分を責める必要なんてないんです。

この平和主義タイプの方ほど、人と人が仲良くしてくれればいいな、と願っている人もいないような気が僕はしています。

揉めたくはない・・・という思いには、大切な人をを傷つけたくない、困らせたくない、という思いだって込められているはずです。

それを全て自分ひとりで抱え込むことはたしかに辛いことですが、しかしあなたに無価値感がふさわしい人なのか、というとそうでもないようですよ。

だから私を許しましょうね、自分を認めていきましょうね・・・といったプロセスをご提供していくんです。

ただ、実はそれを実現するためには、平和主義者さんのある感情を癒やす、解放する、といった経験が必要になることも意外と多いんです。

それが怖れ、です。

どんな恐れかというと・・・「世界が壊れる」みたいな怖れ。

え?世界が壊れる?ってどうなの?と思われるかもしれませんが、言い換えれば「あなたの大切な人が傷ついている姿」を見ていたり、「あなたの家庭など安心できる場所で安心できなかった」なんて経験が影響していることが多いよ、ということなんです。

例えば、「私達が幼いころ、最も怖れること」といえば、家がなくなること。安心できる居場所がなくなることだったりするわけです。

しかしそこで家族が不仲だった、両親がケンカばかりしていた、みんな犠牲ばかりしていた・・・そんな姿を見ると不安や怖れを感じることもありえるもの。

そういった「安心できる場所がなくなる」怖れ・不安があればあるほど、とにかく目の前の平和を願うようになることもあるわけです。

そして、安心できる場所を提供してくれなかった大人(親や家族)に怒りを持つことも少なくないんです。だから我慢しいの怒りんぼサンになることも少なくないもの。そんな自分を嫌っちゃうこともあるかもしれない。

そして、ここで私の感じている怒りが「投影の法則」で、今、パートナーやいろんな社会で出会う人に写し出されると、私が相手から責められる、また揉める、なんて感じることも多いんですよね。

これがパートナーシップに反映されると

「パートナーとは揉めたくない・嫌われたくない・相手を傷つけたくないと思うから我慢する」

「同時に、自分の気持ちを持て余してしまうし、我慢するために自分を責める」

「更に色んな感情を持て余す。自分がどんどん肯定できなくなる」

「限界が来ると・・・爆発する。相手を責める、もしくは自分からフェードアウトする」

「しかし平和主義ゆえに、『やってしまった・・・』と更に自分を責める。更に犠牲する。」

こんなことが内面で繰り返されます。

だから、カウンセリングでは

そもそも平和主義パターンを持ってしまう「理由」と「そのメリット」に着目し、かつそこにある感情を丁寧に解放していくんですね。

どこか自分の中の怖れ、怒り・無価値感を癒やすことが大切なプロセス・・・と僕は思うわけです。

だから許しのプロセス・・・「両親に感謝してみる」「してもらって嬉しかったことをちゃんと伝える」「ありがとうを伝える」というアクションが、心を癒やすために有効に働くことになってくるんですよね。

その結果パートナーとの関係や対人関係の中で「落ち着いた私」と出会うことができますし、もっと人が好きなんだなぁ・・・と思える私にもなれるものです。

無理して我慢して揉め事嫌いを直そうと思うと、どこか自分の心が削れていくような、そんなことに繋がるかもしれませんしね。

だから無理はしてほしくないなぁ、と願っていますし、こういった心の問題を私としてどう扱って楽になっていくか、にご興味がありましたら、「このワークショップ」と「このワークショップ」と「このセミナー」をご活用ください。

こういった癒しがあなたの内面で進むと気づくでしょう。

揉め事を起こしたくない、と思っている平和主義タイプの方ほど、ただただ私の中に人を想う気持ちで溢れていることに。

どれだけ安心できる場所があることが大切なことかを、あなたほど知っている人はいない、ということに。

 

そして、人が苦手ではなく「本当は人が好き、人を愛したい私」に気づけますよ。

まずは焦らず、あなたの心を解放し続けて「本当の私」と出会って見ようと思ってみてください。

そんなプロセスを歩むことで、きっと素敵な自分、幸せな関係性を手に入れることもできるようになりますよ。まずはあなたから一歩踏み出してみてくださいね。

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