恋愛と男性心理

ハードワーカーと甘えたい男性は相容れないんでしょうか?

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

今日は読者さんからのご質問にお答えしたいと思いますー。

よろしければどうぞ。

浅野さんへの質問

 

こんにちは。

 

最新記事についてなのですが、自分自身が愛したいタイプだと、パートナーも同じタイプなはず、甘えたい依存男子はのぞく、ということですが、私の彼氏は自立男性だと思うのですが、でも甘えたいというか依存的な部分もあるように思います。そういう男性はこの記事にはあてはまりませんか?ハードワーカーと甘えたい男性は相容れないんでしょうか?わかりにくい文章ですみません。

(匿名さん ※原文のまま掲載させていただいています)

はい、ご質問ありがとうございますー。早速お答えします。

一言で言えば完全に依存心がない人はいない、ということ。

まず昨日のコラムの補足から。

パートナーシップの心理を語る時、よく出てくる言葉。

「類似性」と「相補性」

類似性とは「似た者同士」はパートナーシップとしての相性が良いよ、という話。

相補性とは、そもそも相反する事物が互いに補い合って一つの事物や世界を形成する考え方。だから「自分にはない要素を持った者同士」が惹かれあうとうまく噛み合うよ、という話。

ま、相反するような話なんですが、そういう話です。

ということで、昨日のコラムは「類似性」について扱ったコラムなんですねー。

ちなみに類似性の視点で見つめると、あまりに二人が似たような愛し方をするので、お互いが受け取らないタイプの場合、どこか愛情の勝ち負けがついてしまう、なんて問題が起こりやすい、という要素もありますね。

これを私達の心理学では「パワーストラグル(主導権争い)」なんて呼んでます。

また、相補性の観点から書けば、あなたが愛したい人の場合、相手は愛されたい人であることがあって、それがうまく噛み合うといい感じになるかも、という話になります。

が、こと対人関係やパートナーシップの場合、

私=愛する人、相手=愛される人という構図になった時、この関係性が長い期間、固定化されると・・・それはそれで問題が起きることもあるので、その点気になるところですね。

愛する側が疲れたり、愛される側が愛したいと思っても相手を優先し続けることになり不満を溜め込む、などなど、いろんなことが考えられます。

ま、パートナーシップや対人関係は「まるで生き物のようなもの」ってことですね。

だから実際のカウンセリングでも僕のご提案はその時々で「変わる」んです。

昔はこれでよかったけど、今はこんな感じかなー、こうしてみましょうかーと。

きっと僕のクライエントさまは実感してくださっていると思うんですよ。それは僕がいい加減だーということでなく(そう信じたい♡)状況によって変わるということなんです。

さて、いただいたご質問にお答えしますね。

>私の彼氏は自立男性だと思うのですが、でも甘えたいというか依存的な部分もあるように思います。ハードワーカーと甘えたい男性は相容れないんでしょうか?

その通り!ハードワーカーさんでも依存的な部分はあります。どんな人も依存心はあるものです。

だから「依存心がない」わけじゃなく、なかったことにしている、ということ。これが抑圧であり我慢であり禁止なんですね。

ただハードワーカーさんはハードワークが好きであり、また自立男性はそもそも依存心を抑圧している傾向が強いので、普段の日常の中で依存心を表現することはありません。

この自立度合いが超高まった状態が「ロックマン(岩男)」です。岩の中に沼(底なしの依存心)は見えるけど、その依存心を囲う岩がカッチカチで分厚いのです。なかなかたどり着けない・・・。

だから、ロックマンをあなたの愛で落城、もとい、包み込めなかったからと言って、あなたの愛を疑う必要はないんです。むしろあなたが相手にどこまで近づけたかを誇るべき、なんて僕は考えています。もちろん、好きって気持ちはなかなか消えないかも?なので、そこは丁寧に扱いたいところですよね。

では、ハードワーカーさんがその内面に抱えている依存的な部分をどこで表現するかというと・・・

まず自分の世界の中で発散します。(趣味や仲間うちといったケースもあります)

その次に、家族や男女関係の中となるでしょうね。

自立男性にとって依存心は邪魔、なのです。だから自分が邪魔だと思うものを人に見せる・触れさせるにはそれなりの勇気と理由が必要です。

だから、もしあなたに依存心を見せる男性がいれば、それはそこがその男性にとって安心できる場所、安心できる女性の前だということ。

それはきっと男性の「信頼できる」という言葉で表現されるでしょうね。

とにかく「誰でもいい」ってことではなくて、選ばれた人の前でそれがどどっと出てくるものでしょう。

ただ、ハードワーカーさんのように依存心を嫌ったり禁止している人ほど、「人に依存する体験」が少ない人も多いのです。だから妙な言い方ですが、よっぽど恋愛に興味があったり、女系家族で育った男性でない限り、上手な人への依存の仕方を学んでいないケースもありえます。

そして、依存心を嫌ったり禁止している人ほど、その内面に溜め込んだ依存心が膨大になっていることも多いものです。禁止は欲求を作るの法則から、我慢している感情は何かしら処理しないと、基本「お化け」になるのです。

その結果、普段はハードワーカーさんな男性が、恋愛関係の中で依存的な態度をとることが十分にありえます。しかも若干子供っぽい形で依存してくる人もいるかもしれないし、ワガママ・不満という表現を方法を使う人もいるかもしれません。

これはその男性が子供っぽい、とは限らず、今まで依存心を抑えて頑張ってきた、ということに起因していることが多いものです。

だからでしょうか。

女性が「もういい加減にしてよ、そんなワガママばかり言わないでよ」と自立男性にいうと、男性が拗ねる、不機嫌になることがありますが、その理由はこのあたりにあります。

こういった場合は、「大人の依存の形態~ロマンスを感じる・愛し合う~」という方向に進むといいんですねぇ。


さて、普段は自立的な男性でも、パートナーの前で依存的な態度を取る。

だからといって「女性に甘えたい」とだけ思っているかというと、そうではないことが圧倒的。

男性は男性なりに「愛情を示している」ものですよ。

特に強い男になる、女性の気持ちに寄り添おうと頑張る、経済的な成功を収める、仕事で成功する、ステータスを得る・・・

そういったもので女性を愛そう・守ろうと意識する男性は多いでしょうね。だからハードワーカーさんはハードワークを辞めず、更に加速させることになります。

そもそも恋愛とは依存心を扱い合うようなもの。ですが、「好きだよ、大好き!」って男性的な視点では自立的なイメージにならないですね。「君のために死ぬほど頑張る」が自立的なイメージですよね。

自立男性はこの「俺が頑張る」という部分でパートナーへの想いを示しているのです。

だから、ここを理解し受けとってもらえないと、男性は・・・また拗ねます、いや傷つくかもしれません。

ここに「男性の頑張ってることを褒めるといいよ」の法則、その理由が見えてくるわけですね。相手のあなたに向けた思いを上手に受け取ると、相手があなたのペースに(相手なりに)あわせてくることも多いし、あなたを理解しようと思うようになるよ、ということでもあります。

それこそ好意の返報性の法則です。

ということで昨日のコラムの「あなたのパートナーもあなたのことを愛しているんじゃないの?」という僕のサジェスチョンには、一つ前提条件があります。

愛している、の定義やその行動は、男女によって違う、ということ。

お互い違うから、自分を知り、相手を知る。そのことで「愛されている」ことが分かるんです。

そこで感じるロマンスって結構スゴイものがありますが、ここに辿り着くためには「自分なりの愛し方」を誇り、自分への疑いを手放し、自己価値を感じることが大切になるかなぁ・・・。

自分の愛を信じ、自分の心に余裕ができて初めて相手の思いに気づきますから。

自分が依存心を隠していたり、苦手にしていたり、実は愛されてないの?と不安を感じているときほど、相手の好意って

「私のやる気」にもつながるけれど

時には脅威、もしくは罪悪感や無価値感を刺激する理由(遠慮や申し訳なさ)につながります。

それぐらい大人な私たちは「自分のことより相手のことを愛している」もの。

その思いは素晴らしいですよね。

ただ、自分に余裕が無いときほど「自分の愛し方にこだわってしまうもの」かもしれませんね。

なんだか余計なことまでたくさん書きましたが、何か参考になりましたら幸いです。

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