心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
さて今日は名駅・ウインクあいちで心理学ワークショップを開催します。
池尾・浅野の心理学ワークショップシリーズ第3回目です。当日飛び込みもお受けいたしますのでぜひお越し下さいね。
では今日のコラムです。
よろしければお付き合いください。
そのパートナーが怒る理由
それはもう大変ですよね。何を言っても分かってくれない、口も聞いてくれないって緊急事態ですもんね。
しかし、そもそも人が怒る時ってどんな時なのでしょうか。少し考えてみましょう。
日常の中の対人関係、ということなら、そうかもしれないですよ。
僕の経験上、よっぽど人を愛するということがわからない、もしくは自分本意な関係を作りたい場合は別ですが、
多くの人は、自分なりにパートナーを想っているという意識があり、そこでなにかしら自分の伝わらない気持ちがあるときに怒ることが多いようです。
つまり、あなたに愛情を受け取ってもらえなかった、と腹を立てているは意外と少なくありません。
「どうすればいい=何を頑張り、与えればいい」
という発想では、今あるパートナーとの問題が解決できないことも少なくありません。僕はそういった視点でご相談を見つめていることがあります。
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最近、会うたびに彼が不機嫌。夫が家に帰ってくるたびに不機嫌そうにしている。
人がそういった態度をとるとき、その心の状態はおだやかではないようです。
もちろん相手の心や体の不調からくる不機嫌もあるでしょう。仕事や家事に追われていて心の余裕がないということもあるでしょう。
それで不機嫌ということであれば、ある程度心や体の不調が回復すれば態度や言動は元に戻るはずですね。
それでもパートナーの態度が穏やかではないとき、パートナーはあなたにわかってほしい気持ちを隠していることが意外と多いものです。
そして、人が理解を求める人に感じる感情は、愛情であり親密感であることが多いもの。
「自分はあなたのことを考えている」という気持ちなのです。
そして「あなたのことを考えて頑張ってきた」という今までのプロセスなのです。
・・・愛する人のためには湯水のごとく愛が湧き出す女性にとっては、なんで?と思うことかもしれません。
だから、なかなか自分から愛情を表現できない男性にも課題があるとも言えますね。
ただ、逆説的ですが、あなたのことをひどく貶している、馬鹿にしている、という気持ちをわかってもらいたいと思う人ってどれだけいるでしょうか?
あなたのことを考えていなければ、こんなに苦労しない、がんばらない、自分の気持ちを振り絞ることはない、と考えている男性はとても多いものです。
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