ほぼ30代からの心理学

執着を手放す

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

さて、僕は今日まで東京出張中です。

なぜか今月の出張、ものすごく早く時間が過ぎている感覚があって不思議です。

特に早起きになっちゃってて、朝5時ぐらいに目が覚めるんですねー。

夏休みだ!ラジオ体操いかなきゃ!とか、無意識に感じているんでしょうか(笑)

だとしたら自分でもビックリですけどねー。

では今日のコラムです。

よろしければどうぞ。


執着があると、多くの場合、執着しているものが手に入らなくなる

最近いただくご質問でも「私は執着しているんでしょうか」「執着しているなら手放したい」といった内容のものをたくさんいただきます。

僕は、執着というのは一種の依存性だ、と言えると思うんですね。

自分はすごくその対象を大切にしているように感じているけれど、実はそこに自分が依存している、という感じかな。

何か失うことが怖いから、執着を見せるとか。

とにかく自分が不安だから、執着をする、とか。

今、ではなく、昔の優しかった彼に執着する、とか。

昔の仕事がうまく行っていたあの頃に執着する、とか。

いろいろな形がありますね。

例えば

彼をもっと支えたい、愛したい、と心では願っているのに、実は自分の不安から、今の彼の存在や今の恋愛関係に「執着」をみせると、その支えたい、愛したい、という願いは叶わなくなってしまうことが多いんです。

自分はもっと自分が貢献できる好きな仕事をして生きていきたい、と思うけれど、つい「これからどうやって食えばいいんだろう」と不安を感じ、今の仕事を手放せないまま。これも執着と言えば執着です。

夫との関係をもっとより良くしたい、もう一度真剣に愛したい、と心から願っている。けれど、夫婦関係がなくなることへの不安から、今の関係性を失いたくないと執着を見せると、なぜか関係性が向上しない、停滞する、ということが起きます。

これは誰にでも起こり得ることですけどね。

執着してしまう状態のベースには「怖れ」があります。

だから「怖れ」から「それを手に入れたい」という特別な意識が働く。

なので、自分がベストな選択、適切な言動がとれなくなってしまうんですね。

言い方を変えれば、あなたの心が不安や怖ればかり意識し、そこに備えているので、心に余裕がない状態になっている。

だから、今の状況、周りの状況がよく見えなくなってしまいます。

なので・・・例えた恋愛・夫婦の問題なら

執着をしていると「相手の状況が見えない」ので、自分が良かれと思って・・・ということだけを相手に与えてしまう。

あなたはあなたなりに頑張っているのに、どこか相手の気持に寄り添うことができなくなるし、自分の気持も相手にうまく伝わらなくなる。

だから・・・「君はあなたは何も理解していない」と衝突してしまうことにつながることもあります。

どこか「執着している状態」になれば、相手を愛しているのに、誰かのため頑張りたいという意識があるのに、それがうまくいかない、自分の本願がかなわない、なんてことにつながるんですね。

そして何より、執着のあるところには怖れがありますから、自分自身が窮屈になってしまいます。

どこか、自分の不安で自分が追い詰められるようなイメージですよね。

不安で動くことが悪いとはいいませんが、

「あなたの目の前の人が不安そうに、あなたのために動いている・・・」

これ、愛や思いを感じやすいでしょうか?

だからこそ、その執着は手放したほうがよさそうですね、なんてお話をさせていただくこともあります。

が、ここで大事なことは「人が何かに執着するにはそれなりに事情がある」ってことだと僕は思うんです。

それはそもそも不安や孤独を感じているのかもしれないし。

今までになく愛したいと願ったパートナーだから、大好きな仕事だから、そうなっているのかもしれないし。

とにかくパートナーと別れることへの不安が強いのかもしれないし。

自分に自信がなくて不安が強まっているのかもしれない。

その人それぞれの「事情」がありそうです。

そこはまず理解したいところですよね。

そこを問題だ、と責めるんじゃなく、そういった事情があるんだよなぁ、と自分で理解することなんだろうと僕は思うんです。

「なぜ、私は執着するのか」→「なぜ私は不安ばかり選んでいるのか?」

その理由が見えてこないとなかなかね・・・・ただでさえ難易度が高い執着を手放すことが、更に難しくなります。諦めようとして諦められるようなものではないから執着していることが圧倒的ですから。

だから僕は

執着すること=ダメ、と単純に考えていなくて。

執着すること=自分が苦しい、窮屈な選択をとっている、と考えています。

その辛さがパートナーや仕事、職場の人に伝わる、と考えてみたら・・・いろいろ見えてくることがあるのではないかなぁ、と思っていたりもします。

だから執着することに執着することもあるんですが、もしそんなことがありえるとしたら「それこそ自分への罰ですよね」、なんて僕は考えていますよ。

自分が苦しむとわかっているのに、その選択肢しか選ばない・・・。

まぁそうなるにもまた事情があるわけでして、何がいい悪いという話ではないと思うんです、僕はね。

ただ、これは目に見えないんだけど、自分がずっと罪悪感を感じていて、自分は罰にふさわしい、と深層心理で感じている場合が多いんですよね。

だから、執着を手放すために、自己評価・自己価値を高めたり、自分で自分のことを理解し許す、なんてプロセスが必要になることもあるんですよね。

これが自分でうまくできないときに

昔の彼に、今の関係性に、パートナーに、仕事がうまくいっていた頃の自分に・・・

私が執着する、ということが多いようですね。

だから僕の考え方では

・執着している今を認識したら、まずその事情、理由を見つめてみる
・そこに何かしらの恐れや不安などの気持ちがあるなら、その気持ちを雑に扱わない
・必要なら、その気持ちを丁寧に解放する(自己表現できなかったことに気づく)
・同時に、必要なら、自己評価を高めたり、自分を許し、認めていく
・そして、改めて今まで執着してきたものと向き合ってみる
・そこで「いける」と自分で感じられたら感じたら、手放すと決めて、手放す。

そんな感じでしょうか。

もちろん「執着を手放したい」という意識・思いがないとなかなかそう考えることは難しいかもしれません。

ただ、そう自分で意識することができているなら、きっと焦らず取り組めば執着は手放せます。

最後になりますが・・・。

あなたが執着しているときも、あなたの誰かを思う気持ちや、あなたの優しさが消えたわけではないし、ダメになったわけではない、と思うんですね。

それがうまく機能しないような心理状態になってるんじゃないでしょうか、と僕は思うわけですし、自分を癒やし、変えることができれば、もっと自分を大切にできるはずなんですよね。

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