心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
さて、僕は昨晩名古屋に戻ってまいりました。名古屋についた記憶が無いのは考え事をしていたからか・・・んー。
ただ、この看板を見た記憶だけは鮮明にあるんです。
「わさび漬け・○○屋」
これ、東海道新幹線の静岡駅近辺になると見える緑の看板ですね。
この看板だけ、なぜか通過するたびに探してしまう、といいますか、つい見たくなっちゃうんですよね。そこにきっと意味はないと思うんだけど、この看板だけめちゃめちゃ印象深いんです。
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それでは今日のコラムです。
よろしければどうぞ。
心が通じ合う・・・なるほど。
はじめは恋愛のリハビリのつもりだった彼に、何か運命的なものや相性の良さをお感じになったのでしょうか。
また、彼さんが前の彼女さんと別れているのに、あなたの前ではスッキリしない表現ばかりしているようですね。
だとしたら、あなたにとって忘れられない人、になる可能性は確かにありそうですね。戻ってくるのでは?と考えてしまうといいますか、期待しちゃうかもしれませんよね。
それがどんどん考えれば予感のような、確信のようなものに感じられることだってあると思うんです。
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それもこれも・・・
まず、ねこさんが「真剣に人を想うことができる人」だからではないかなぁ、と僕は感じていますよ。
わたしはそれを承知で、恋愛のリハビリのために相手をしていました。
何回か会い、覚悟して体の関係にもなったのですが、やはり浮気相手からは抜け出せない虚しさに負け
こう書いてくださっていますが、僕の考え方を用いると
「自分が相手を思いきり愛しきれない関係性(相手に彼女がいる状態)」に、どこか虚しさを感じられたのかもしれないな、と推測したりもしています。
自分が本気になれない恋愛って、そこまで思いを残さないものじゃないでしょうか?
だから、浮気相手からは抜け出せない・・・という発想もすごく分かるんですが、でも、あなたは「負けたのかな?」なんて僕は感じています。
じゃなければ、彼に「彼女を大事にね」とはなかなか言えないかも・・・
今回のお話を読んで、僕はそう感じているんですよ。
そもそもリハビリと割り切れているなら、もっとサクッと関係は切れるでしょうし。
もちろんこれは、あくまで僕の所感ですけどね。
*
ただ、ここからは少しチクッとするかもしれないのでごめんなさい、なんですが。
もし仮にあなたが「人を強く思うことができる人」なら
「実は相手も、私と同じようにそう考える力があるのではないか、彼も今、そう感じているのではないか?そこで葛藤しているのではないか?」
と、感じやすいかもしれないな、とも思うんです。
心理学でいうところの「投影」ですね。
自分が感じていることを相手に映し出す、の法則です。
もちろん相手もあなたのことを考えているのかもしれないし、葛藤しているのかもしれない。
しかし、あなたと同じような熱量で恋愛を捉える人なのかどうか、は分からない。
それも考え方一つとして有り得る話なんですよね。
きっとそうなのかもしれませんね。
しかし私と同じ感覚、価値観だとは限らない、というところがポイントかもしれません。
だから
そのお気持ちは僕なりにそうだよね、と思うんですが
僕の興味は別にあるわけです。
そこにあなたの愛情の熱量を感じざるを得ないんですよね。
相手が中途半端なことを伝えてきているから爆発する、とも言えるんですが
そこにある自分と相手との感覚との差・その違和感で爆発する、とも僕は考えるんですよね。
*
もしそうだとすればの話・・・。
ねこさんは、今まで以上に、自分の愛情の素晴らしさを誇るといいのでは?と僕は思います。
自己承認、自己肯定ですね。
自分の愛は本当に人を包み込み、大切にするパワーがあるんだ、と感じることなんです。
人と比較する必要はないですが、しかしそれは素晴らしいものだ、と感じてみる。
そのあたりをオススメしたいですね。
これを続けることで、気持ちの面ですごく地に足がつくんですよ。私は大丈夫だし、胸を張って凛
としていていい、と思えるんですよね。
そのプロセスの先で、今の彼を見る、って大切かなぁ、と思います。
また、今回のご質問のキモはここで
「忘れようとする」
「愛されていなかったと認める」
これ、今の状態だと執着を深めるかもしれないんですよ。
特に自立女子、忍耐女子の皆さんなど、「愛したい人」はなおさら。
もちろん、忘れること、愛されていなかったことを「自分で認める」ことも必要な要素です。
自分が愛されていないことを受け容れる勇気も、時には必要です。
ただ、そう思ってもうまく思いが外れないときは、少し「視点」を変えてみてもいいかもしれないですね。
例えばですよ。
もし仮にですが、あなたの愛情が本当に強いものならば
それをあなた自身で否定することはなかなか難しい、嫌だと感じる、と思いませんか?
だから、つい彼を「愛したい」という気持ちも、それゆえに「愛し合いたい」という気持ちも、溢れてきちゃう可能性がある。
そりゃそうですよね、自分の愛に自分で冷水かけたくないですから。
それはそれはもう・・・大切なものですから。
そのあなたの気持ちが心の中にありつづけると「彼が戻ってくるのではないか」という思いにつながるとも考えられるんです。
私が愛しているから、ね。愛したいから、です。
しかし、実際、あなたの内面的に感じるであろう気持ちは、「愛されたい」とか「大事にされたい」だの、人が持っているナイーブな感情である場合もある。
このあたりの感情が上手に認識できない、解放されていないと、「何故か彼を忘れられない・・・」と感じ、ココロは彼を追いかけるかもしれませんね。
そんなときは、自分の気持ちに純粋に興味を持ってみてもいいかもしれません。
「なんで私は彼を忘れられないんだろう」
ではなく
「私に彼が必要だとしたら・・・どうしてだろう」
ちょっと切ない気持ちになるかもしれませんが、そう考えていくとスッキリするかもしれないですね。
*
また話は変わりますが・・・
ねこさん、自分のエネルギー、パワーを持て余していませんか?
僕はそんな質問したい気分になっています(既にしていますが・)
なにかしら自分の思いを抑えがちというか、そう感じる理由、持っていないでしょうか?
例えば・・・寂しさに対する耐性が半端ない、とか、いつも頑張りすぎてしまう、とか。
そのあたりが気になるんですよねー。
もしそうだとすれば、あなたのエネルギーの投資先をそのココロは探すでしょうから、また「戻ってくるのではないか?」と感じるかもしれませんし。
このあたりの自分の気持ちに気づいて、
あなたが自分の好きなことをする、自分にご褒美をあげるようなことを続けると
「なぜか不思議と前を向けた・・・」
というケースも僕は知っていますよ。
なお、もちろんここに書いたことはあくまで可能性、とお考えくださいね。
実際、じっくりお話を伺うことでお伝えできることもあれば、
文面だけでは、僕が思いつかないこともたくさんあろうかと思いますので。
以上、なにか参考になれば幸いです。
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