心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
今日は13時から金山駅前で「心理学ワークショップ」を開催します。
なんだか久しぶりのワークショップだからでしょうか、朝早く起きてしまいました(笑)
お越しいただく皆さんもどうぞお気をつけてお越しくださいね。
会場は金山駅・南口出てすぐの「名古屋都市センター」14Fです。
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それでは今日のコラムです。
よろしければどうぞ。
パートナーは何も分かっていない!という不満
僕にお寄せいただくご相談の中に
「パートナーに不満をぶつけてはいけないと思うんだけど、ついぶつけてしまうんです。どうしたらいいでしょうか?」
というお話があるんです。
僕はその時点で、なんて素晴らいいんだろう、と思っちゃうんですね。
不満をぶつけて当然!とは思っていない。できればパートナーを上手に愛したいと思われているからこそのご質問だと思うので。
ただ、そう思っていてもパートナーへの不満って・・・ぶっちゃけ募りません?(笑)
恋愛や夫婦関係の中では、どうしても普段は表現しない「ニーズ」が出やすくなるから、つい不満を伝えたり、言い合いになることもあるかもしれません。
そりゃまぁしゃーないことだと僕は思います。
そこをいちいち問題にしなくてもいいんじゃないかなぁ・・・と僕は思ってしまいます。
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ただ、不満の言い合いって、実は本当に伝えたい気持ちを伝えているわけじゃないことが多いんですよね。
本当に自分の伝えたいことは隠している。
だから我慢が募って不満だ!となることが多いようなんですよ。
しかしですね、僕のクライエント様の多くはちゃんと愛そうとしている方が多いのです。
「私はお互いのこと、二人のことを考えている」という場合が多いのです。
だから不満だ、と言いたくなる。
その場合、ぶっちゃけその本心の部分は伝えても大丈夫だと思います。
ただ、二人のことを考えている、という気持ちを素直に伝えるには、それなりの勇気が必要です。
愛を伝える、自分の本心を伝える、ということは、本当に勇気が必要なのです。
それは、
好きな人に告白することがあれほどまでに怖いように
自分の本当に悩んでいることを打ち明けることに長い時間思案するように
その「心の内」にある本当の気持ちを見せることは、とても怖いことなのです。
だから、まだ不満・・・つまり、言いたくもないけれど、表現しても自分がまだ楽な言葉、を選んで、パートナーに伝えていることが多くなるんですね。
ただ、不満ばかりを伝えてしまう自分に辟易するほど、あなたが自分らしく生きたいとお感じならば
「自分の気持ちに気づいて、しっかり表現する」
その勇気と習慣を持ってほしいな、と願っています。
そのために、自分自身に「どうしたの?何が伝えたいの?」と語りかけてみてほしいのです。
その不満に隠れた本当の気持ちを大切にしてほしいのです。
それはきっとあなたの宝物であるはずなんです。
その価値をしっかり見てくださいね。
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また、自分から本当の気持ちを選択し表現するには、勇気と経験がモノを言います。
僕自身、大切な人に大切だと長い間言えずにいましたが、今、言えるようになった自分を「いいヤツだな」と好きになれるようになりました(笑)何より自分の気分がとてもいいのです。
でもね、それはまぁ今だから言える結果論でして・・・最初は死ぬかと思いました(^^;)
こんなことを話すぐらいなら死んだほうがマシだ、と思ってましたよ。
死ぬわけないのにね・・・。
でも感情レベルではそう感じる、それぐらいの勇気がいる、ってことなんです。
でも、やらなきゃ始まらない、いつまでたっても不満ばかり感じてしまうので、まま・・・渋々やり始めたってのが、僕の本音の部分かもしれない(笑)
まぁ、その当時はまだ僕も超未熟で、グダグダ文句ばかり感じてましたよ。
なんでこんな事言わなきゃいけないんだ・・・とね(笑)
でもまぁ、喉元すぎるとなんとやらで、やってみると「あぁもうやってよかった♡」となりまして。
まま、そんなもんですね、僕のプロセスなんてね(笑)
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敵は恥ずかしさです。恥ずかしすぎて言えないのです。
こんな自分が伝えるの?と自分をモノ扱いしていると、更に難度が増します。
だから、余計な自己否定は手放すほうがいいんです。心を癒やすってことですね。
そして、その恥ずかしさを超えて、勇気を持って思いを伝えているその姿は、なんとも美しいものです。
とても魅力的に、情熱的に、ときには可愛らしくも見えるのです。
そして、本当に相手を思っているという気持ちは相手の心を打ち、喜ばせるものなんですよ。
それぐらいのパワーが私達にはあるんです。
自分から愛を振りまけば、全てはいい方向に向かいます。
向き合わなかったパートナーも向き合うようにもなります。
本当のパートナーではなかった人は去っていきます。
理解してもらえない人ではなく、理解してくれる人がそばに寄ってきます。
あなたをダメだという人以上に、あなたを支持してくれる人が集まってきます。
そうなれれば、誰かが愛してくれる、ではなく、愛を振りまいて自分の人生を自分で好転させる、ということが分かってきます。
まずは自分の選択次第だ、と。
だからこそ、不満で自分を隠すのではなく、自分には相手を喜ばせるパワーも思いもあることから、目を背けないことなんです。
自分すげー、かっこいい、素敵、かわいい、いい女だわーって本気で言えますか?
誰に遠慮もいりません。どうぞ、そう言い切ってやってください。
そう言えれば、あなたのネガティブな意味でのプライドが手放せます。
すると、不満を感じるパートナーの姿も「もう、しょうがないなぁ・・・」と思えるようになりますよ。
しょうがないなぁ、愛してあげようかな、とね。
それは犠牲でも何でもなく、あなた自身がとてもいい気分になれるんです。
まま、文字にするとなんだか嘘くさい話ですけどね、でもそうなんですよ(笑)
大事なものを大事ではない、と言い続けることは、やはり苦しいことなのです。
そんな罰は、きっとあなたにふさわしくないはずなのです。
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