先日書きました
という話の続きですね。
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結局、お互いに二面性を持っていて
確かに相手を理解したいと思っているけれど
実はそうは言っていられない事情のほうが強まっている。
つまり、お互いがお互いの意見を通したくなってるのかもしれません。
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このような状態になると
お互いに「恐れによる行動」を取るようになりますよね。
恐れや不安があるから考え込むし
「自分の本当に言いたいことは言えない」
とお互いに感じるようになることが多いハズ。
言い方を変えれば
まるで言いたいことは別にあるのに
「腫れ物に触るじゃように」言葉を選んだり
自分の本音は言わないまでも、なんとなく匂わすような表現を使ったり
相手にわかってもらいたいがゆえに
愛情表現を使ったり、相手への理解を示したり・・・
そう行動することが多いのかもしれません。
その結果、
どこか自分が話していることも、自分が感じている本音も
どちらにもその本人が信頼を置けなくなる感じ、といいますかね。
実は、この時点で
お互いに自分の愛情や自分の本音と繋がれなくなっている事が多くて
本当に言いたいことは言えないままであったり
不信感や不安で押しつぶされそうになることも多いのかもしれませんよね。
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では、僕の見解として
こういった状況の何が問題なのか?という部分を書きますと・・・
お互いの自分の中の二面性
『彼女の気持ちに応えたい、けど、それが難しいと感じる』
『彼を愛したい、けど、それ以上に愛されなくなることが不安』
この構図が続くことだけは避けたほうがいいのだろうと思うだけです。
例えば
『彼女の気持ちには応えたい、けど、それが難しいと感じる』
そんな男性側の気持ち。
これって、ぶっちゃけ「今、苦しいんだ」と言っているようなものです。
『彼を愛したい、けど、それ以上に愛されなくなることが不安』
そんな女性側の気持ち。
これって、「愛している人が離れていく」という不安かもしれない。
ただ、
そもそもお互い、「不安を感じること、やその理由」に
いいも悪いもない、と僕は思うんですよね。
そこには自分が感じている何かしらの理由があり
そう感じる理由があるだけ。
そこはしゃーないんだと僕は思うんですよ。
そう感じるんだから。
それも今の自分を受け入れ許すプロセスなんだと思いますよ。
その自分の今の気持ちを否定したり
あれこれ考えていく分だけ
気持ちが落ち着かなくなるといいますか。
だから今感じていることを整理する時間を持って
自分の気持ちの動きに
自分のこととして興味を持っていく意識があれば楽になりやすいのは事実です。
もちろんそんなに冷静になっていられるかよ~って話もあるんですが^^;
だからこそ
冷静になれる時間をあえて作ることって
大切なのかもしれないな、なんて思います。
そうすることで
相手に分かって欲しい、相手の気持ちを変えようといった
いわゆる他人主体の関係から抜け出しやすくなりますしね。
これが結果的に「思考」を止めてくれる要素になるんです。
思考は「恐れ」ばかり生産することがありますからね。。。
そう考えると、
二面性、言いたいことが言えない状態を続けること自体は
たしかにリスキーかもしれない。
まず自分の気持ちの整理をしていくことが
自分としてより良い結末を導く一つの方法、と僕は考えます。
そこをお手伝いするのが僕の仕事、のようなものでもありますのでね。
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