恋愛・夫婦の心理学

恋する自信を取り戻す3つの大切なプロセス

恋する自信を取り戻す3つの大切なプロセス

僕が日々、ご相談を伺っていると「仕事も対人関係もうまくいっている。基本的な自信もある。ただ、恋愛・夫婦関係となると自信が感じられなくなっている」といったお話と出会うことがあるんですね。

あなたのまわりにもいないでしょうか?

「え・・・あなただったらもっと素敵な彼がふさわしいのに。どうしてその彼?」

いいか悪いかは別にして、どこかうまくいかない恋愛を繰り返している人。

そういったみなさんから「実はもう恋する自信を失っていて」というお話を伺うことも稀ではないんですよ。

ただ、普段は普通に振る舞っている分だけ、その自分への不信感や不安が取り残されちゃって辛くなることもあるようです。

ただ、こういったご相談を伺うと「きっと何かしらの理由で「本来の自分」を見失ってるだけなのかもしれませんよね」と、僕は見つめているだけなんですよね。

そして、ゆっくりと着実に自分を取り戻していくことができるなら、きっとまた幸せへの一歩を踏み出していただけるようになるだろうと、僕は信じているのです。

そこで今日は皆さんの日常に取り入れやすいカタチでの「恋する自信を取り戻す」プロセスについてまとめてみました。

よろしければどうぞ。

恋する自信を取り戻すプロセス1「今あるものに感謝する」

このブログでもよく登場する「感謝」ですが、なかなか意識してみると難しいものですね。

今日は改めて「感謝の効果」からご説明したいと思います。

感謝の効果

感謝には

「承認の効果」「受け取る効果」「許しの効果」「解放の効果」

などが含まれています。

例えば「ありがとう」という言葉はそのまま「感謝」を意味していますよね。

この「ありがとう」を心から表現し、感謝を実践するということは

・今の自分の状況、関わる人たちを「ありがとう」と承認することができる

・今の自分の状況、関わる人たちから受けている影響を「ありがたく」受け取ることができる

・「ありがとう」と伝えることで、自分も周囲も温かい気分、良い気分になり、自己否定が手放せる

・「ありがとう」と伝えることで、心がオープンになり、笑顔になり、自由を感じられる。

自分自身にこのような効果をもたらします。

その結果、心からの感謝を使えば使うほど自己価値が上がり、自分自身を信じられ、心に余裕ができるのですね。


時には恋する自信を失うときもある

人は「自信を失っている時」ほど、自分自身のことを疑っています。

この状態になると「自己否定」が起きるので、つい恋する自信を失ってしまいます。

例えば、失恋・離婚などの影響。

このハートブレイクは、自分を信じられなくなるどころか、もう一度誰かを好きになり愛することで「また傷つくのではないか」「この人も私の気持ちを拒絶するのではないか」「どれだけ愛しても届かないのではないか」「また自分自身を否定されるような思いをするのではないか」などと感じてしまうこともあるわけですよね。

例えば、自己実現レベルでの失敗・挫折。

恋愛とは全く関係ないように思えるのですが、仕事、自己実現レベルでの失敗・挫折も恋する自信を失わせる大きな理由の一つです。

特に自分が望み夢中になっていた仕事などが「うまくいかない」という事実は、「自分の存在理由を否定されたような感覚」を刺激することもあるのですよね。

これが自己価値を引き下げる要因になります。

このような状態で感じる「不安」「恐れ」は、「自分がこれ以上傷つかないように」というアラームのような意味合いを持つのでしょう。

だから不安や怖れにも意味はありますし、毛嫌いする必要はないとも言えるんです。

ただ、そんな時ほどいい気分になることは難しいですし、自分や人のことをもう一度信じられるかというと難しいことが多いもの。

こうなると「恋する自信」を感じるより、「自分自身や今ある状況を疑って見る」ようになります。

また、恋する自信を取り戻すために、自分をより良く見せようとする方がいます。

もちろんこの方法はも「一時的に自分の気持ちを支える効果」があるから意味のあることです。

ただ「自信があるように見せる」ことで、本当の意味で自信が回復することはあまりないかもしれません。まだ不安が残ったままで人と接することで、また大切な人を傷つけたり、愛されなくなるんじゃないか、という不安を大きくしてしまうとしたら、それによってまた恋する自信を失ってしまうこともあります。

それだけ自分のことが信じられないのは、辛く切ないことで、不安がつきまとうこと、ともいえそうですね。

 

今あることに感謝する

今の自分、自分に与えられているものに「感謝」の思いを持つこと。

これは、自分自身の自己価値や魅力を「自分が受け取り、認める」プロセスです。

「私は人を承認することができる」
「私は人を喜ばせ、笑顔にすることができる」
「私は人の不安を取り除き自由にすることができる」

もう一度、そう自分を感じられるようになってきます。

今、ないものに感謝することはできませんが、今あるものに感謝をすることは、今できること。

恋する自信を取り戻すために、今できることはたくさんありますね。

HAND_HEART

あるクライエント様が僕にこんな話をしてくれました。

「彼と別れた直後は感謝なんてできないよ、としか感じなかったんです。すごく好きだったから嫌いになることしかできなかったんです。

でも、今、できることから少しづつ感謝していくと自分の気持ちが落ち着いていくことがわかったんです。すっと気持ちが楽になっていく。不思議でした。

今では別れた彼にも「出会ってくれてありがとう」と思えるようになりました。

そんな私が好きだし、彼にも強がりじゃなく感謝しています。」

感謝は「恋する自信を取り戻す」大きなプロセスになっていきますよ。

ゆっくり焦らず取り組めば、きっと効果が出てきます。

 

【感謝のエクササイズ】
1.今のあなたの周りで「感謝」できる人がいるなら、それは誰でしょうか。
その人に感謝するとしたら、どのような言葉を伝えたいですか。実際に感謝の思いを向けてみましょう。


【上級編】

2.別れた彼、夫なども「私に与えられた人」と考えることができます。
あなたを失望させたり、怒らせたり、悲しませたりした人がいたら、その人にこそ、感謝の思いを向けてみましょう。

例)あなたと過ごして、私には本当に幸せだったと思える時間がありました。愛してくれてありがとう。

 

恋する自信を取り戻すプロセス2「自分を受け入れる」

「自分を受け入れる」という言葉、このブログでもよく登場しますよね。

今回は「自分を受け入れる」ことについて改めてご説明したいと思います。

「過去の自分」を恥の意識だけで見ていないだろうか

「私は昔、元彼にわがまま放題言いたい放題で自分勝手な振る舞いを続けていたんです。今、思い出すとどうしてあんなことをって思うんですけど。あの頃の自分に戻ってしまったら、きっと愛されないと思うんです。」

「今までも何度も失恋してきました。そんな恋愛がうまくいかない自分のことをなかなか好きになれません。」

「僕は数度の離婚を経験した。自分には人を愛せないのかもしれない。何か問題があるのだろう。誰も幸せにできないのならもう一人でいたほうがいいのかもしれない。」

僕たちはつい「過去の自分」を「不十分だった」「恥ずかしい」といった視点で見ることがあるようです。

それはときに「未熟さ、未成熟さ」という感覚を持つこともあるでしょう。

時には「今までの自分は間違いだった」といった感覚を持っておられる方もいます。

こういったことは私達の内面でよく起きることなんですね。

そして、過去の自分の至らなさ、失敗、挫折、といった出来事を通じて「自分を恥扱い」してしまうものなんです。

TV番組でも、芸能人さんのデビュー時の写真が出てくると「もう恥ずかしいですからやめて!」とすごく恥を感じているシーンを目にしますよね。

どこか過去の自分を「若いけど、未熟、何も知らない」といった視点で見てしまうと、恥ずかしくてどうしようもない・・・と感じるわけです。

今の自分があるのは間違いなく過去の自分があるからなのですが、つい過去の自分を「不十分」「未成熟」「至らない部分がある」と感じ、恥じてしまうと、これもまた「恋する自信」を失う要因になります。

昔の自分に恥や間違いというラベルを貼り付ければ、それだけで自己肯定感は下がっていきます。

だから、つい、何事も強がる態度を取り続けてしまったり、プライド(ココロの防波堤)を高くして人に対して高圧的な視点を持っていたり、自分の「正しさ」に固着して人の価値観と対立し、寛容さを失ったりと、まぁ、いろんな事が起こります。

最も切ないのは、自分が過去の自分を受け入れられない分だけ、自分以外の対象に意識がいかなくなること。

ん?と思われるかもしれませんが、恋愛の中ではこういった制限の中で奮闘している方が多いんです。

つい、自分のこと(感情)ばかり見ているから、まわりの人が自分のことをどう見ているのか、自分にはどんな影響力があるのか、人は自分といるときにどんなことを感じているのか、などの部分に無頓着になるんです。

そして冷静になってから「あぁ、やってしまった」となるか、ずっと気づかないまま過ごしているかのどちらかです。

こういった問題を引き起こす原因が「過去の自分の扱い方にあった」というケースは意外と多いものです。

過去の自分を受け入れる

昔、失敗したことがあるからと言って、今も同じ失敗をするとは限らない。
昔の経験が今の学びになっていることだってあるでしょう。

そもそも今も昔も、私は私でいいのです。

しかし自己嫌悪という言葉があるように、私達はどうしても自分を嫌ってしまうことがある。

この自己嫌悪があるところでは、どうしても「人の愛を受け取れない」「自分の愛情や魅力を感じられない」ということが起きます。

そんなときは、今、ではなく、今までの私をもう一度受け入れて見るときでしょう。

今の私という視点にたって、過去の自分を見つめてみてください。

そしてただただ受け入れていくのです。

そこで恥や向き合いたくない感情が出てくるならば、それこそが今の自分を制限している感情であることは多いもの。

昔わがまま放題であった自分も、自分だよね。

ずっと片思いをしつづけてきた自分も、自分だなぁ。

過去の恋愛で失敗した自分も、自分だなぁ。

無理やり正当化するとその効果はなくなるのですが、少なくとも私は私を嫌わない、過去の経験を使って自分を責めるのではなく、そこから何を学ぶかを考えていく。

そんな態度で向き合っていくと、すっと心が軽くなっていきますよ。

自分を受け入れることができれば、あなたが堂々としていられるようにもなりやすくなります。

少なからず、傷つく怖れを手放せ、何事も不安で行動しなくなります。

不安で行動しないから、周囲の環境・評価がガラッと変わります。

自分らしさを取り戻せる分だけ、あなただけの輝きを自然と発揮できます。

だから自然と、恋する自信を取り戻していくことができるんですよ。

恋する自信を取り戻すために、今できることはたくさんありますね。

 

恋する自信を取り戻すプロセス3「誰かのために行動する時間をつくる」

さて、感謝や自分を受け入れるプロセスを進めていったら、その後で取り組んでほしいのは「誰かのために行動する時間を作る」ことです。

別に恋愛じゃなくてもいいんです。

仕事でも、ボランティア活動でも、友達のため、でもなんでもいいんです。

自分から貢献意識を持って何かと関わる、取り組んでみることです。

そもそも恋する自信がなくなっている状態とは、「自分自身が大切な人のために何かしらの行動することに、価値を感じられなくなっている状態」と見ることができます。

だから「自分が誰か、何かのお役に立っている、貢献できている」という実感は、いわゆる「自信」の回復につながります。

ただ、このときに「別に私がやらなくてもいいんだよね」「誰がやっても同じだから」「私の代わりなんていくらでもいるし」といった思いを持っていると逆効果になってしまいます。

また、もっとできることがあるはず、と自分の行動を認める前に、自分に期待ばかりかけてしまっても逆効果になります。

まぁできるできない、結果、といったものは一旦横においておきましょう。

そして、今、目の前にあることに意識を集中して、熱心に、専念して、誰かのために一生懸命になってみることがいい感じなんです。

どこか意識が引いたような状態で淡々とやってみてもなかなか喜べません。

ここでは「自分なりにできることでいい」ですから、専念して、一生懸命取り組んでみることです。

その専念することを通じて、自分自身が充実感、達成感を感じます。

この充実感や達成感が、自分を「捨てたものじゃないよなぁ」「自分なりに与えればいいんだ」といった感覚をもたらしてくれたり、心のなかで「何もできない(していない)罪悪感」を手放せる要素になっていくんですね。

要は僕たちは自尊感情〜誰かのお役に立ちたい〜というモノがある以上、そうなれな自分を責めてしまう傾向があるんです。

だから、専念する、献身的、貢献的になる、ということを通じて、自分を許したり、認めやすくなっていくというわけです。

ここまで進むと「次に出会う人にはこんな思いをしてもらいたい」といった前向きな気持ちを抱きやすくなりますし、そんな自分をもっと好きになっていくこともできるでしょう。

その結果、まぁ恋する自信を少しづつ取り戻していけるようになっていくわけですが、これはいわば「もう一度人と深く関わることへの許可を出す」ようなものです。

よく「自分が好かれるため」「愛されるため」「愛される要素を磨くため」に、色々と頑張っていらっしゃる方とも出会います。

もちろんその頑張りも否定されるべきことではありません。

が、もしもう一度自分自身が恋する自信を取り戻したいと思うなら、自分自身に「もう一度人と深く関わることへの許可を自分に出すことが必要なんだ」という部分についても知っておいてもらうほうがいいでしょうね。

つまり、恋する自信を失っている状態とは、「自分自身が人と深く関わることを避けたがっている」ということなのです。

だから、いくら自分を磨いても、相手に合わせて尽くしても、相手に何も求めないように頑張っても、なかなかいい関係、深い関係になりづらいわけですよ。

そんなときは、感謝や自分を見つめ直すプロセスを踏まえた上で、貢献、献身、というプロセスを通じて「自分は誰かの喜びになれるんだ」という実感を得ることが重要になってくる、というわけですね。

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