ほぼ30代からの心理学

加害者意識と自分を許すということを改めて考えてみた

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

さて今日はあるブログ読者の方からいただいたメッセージにお答えする内容にしたいと思います。

が、いつものように引用はいたしません。

それだけセンシティヴな話だということでご理解くださいな。

しかし、これは重要なご質問だと思いましたので、メッセージの内容には直接触れずにコラム化します。

今日はいつにも増してガチで、しかも浅野の最も暑苦しいところをお見せしたいと思います。

よろしければどうぞ。

 

加害者意識と許し

■ある読者様からのメッセージの概要はこういったものでした。

「私は昔、大きな過ちを犯したのです。

私は私の幸せのために、大切な人を傷つけたのです。

自分を絶対に許してはいけないし許したくないです。」

なるほど、それはとてもつらいお気持ちなんだろうと僕なりに感じていたんです。

こういった罪悪感は抱えているだけで辛いですからね、言葉で表現するよりもずっと、ね。

ただ、僕たちが「自分が責められ、罰される人である」と感じている事は

どこかで「悪い人間」とか「迷惑をかける存在」という加害者意識があるとも言えるのです。

言い換えれば「自分をは毒だ」という自己概念がそこにあることが多いんですよね。

自分は毒なのだから・・・

犠牲しなければいけない。
人に従わなければならない。
自分らしく生きてはいけない。
多くを望んではいけない。
好きなことばかりしていてはいけない。
楽に生きてはいけない。

そのように感じるのですよね。

その結果、自分が望まない恋愛、仕事を続けている人もいます。

いつも他人に合わせて生きている人もいます。

自分らしさがわからなくなり、生きていてもつまらない、と感じている人もいます。

この加害者意識、そこにある罪悪感は被害者意識を手放すよりも大変なプロセスになることが多いものです。

僕自身も経験がありますけど、結構しんどいですよ。


自分が傷ついたという話より、自分はとても大変なことを起こしてしまった・・・という罪悪感は強力に自分を縛り付けるものになるものなのですね。

なによりこの手の罪悪感は「愛の代わり」に居座ることが多いものなんです。

「自分はこんなに大変なことを引き起こしたのだから、自分を許してはいけない。それが傷つけた自分が抱えるべき責任だ」

ぐらい思っちゃうわけです。

それはもう「正しさ」を感じさせるものだからこそ、自分を許す発想より「許さないことが正しい」と思い込んでしまうのです。

だから、自分が傷つけた人のために、自分を罰し続ける人が生まれるのです。

■許しとは自分のプロセスを前に進めるために必要なこと

これはいろんな考え方があることだとは思うんですけれどね。

自分自身が過去にとらわれて自分を罰し続けていると、自分に関わる人が「自分にとっての加害者」になってしまう、なんて罠があるかなぁ、と僕は思うんです。

確かに誰かを傷つけたという事実があるなら、謝罪などは必要なのかもしれませんよね。

しかし、長い間罪悪感を選び続け、自分に罰を与えているとなれば、今度は相手が自分にとっての加害者になってしまう。

被害者⇔加害者の関係が入れ替わるだけ、といいますかね。

もちろん自分を罰し続ければ自己肯定感は低くなり、何かが起きると自分を責め、自分に意味を感じられなくなることが起こるでしょう。

昨日のコラムで書きましたけど、自己肯定感って僕たちのココロのヒットポイントのようなものだから。

できればこういった状態から抜け出して、前向きに生きて、できることをする、ということも大切なことなのかもしれないな、と思うんです。

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
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