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愛深き忍耐女子がハマる「私って実は優しくないのでは?」という誤解を解いてみよう

愛深き忍耐女子がハマる罠の正体は「禁止と怖れ」

■私って実は優しくないのでは?と考えている時点で・・・

「それってあなたの優しさですよね」と僕はお答えすることが多いんですけどね。

カウンセリングの現場でよーく伺うお話の一つ。

「職場で気に入らない人がいてついついイライラしちゃうんですよね」

「彼が(夫が)私の気に入らないことをするたびに強く言っちゃうんですよね」

「嫌な人には徹底的に『嫌』オーラを出してしまうんです。もう近づいてくんなーって。大人気ないって思うんですけどね・・・。」

「人に対して寛容になろうと思うんですけど、なかなか難しいんです。私、性格悪んでしょうか」

「周りからは努力家だの誠実だと言われるんですけど、私は全くそう思っていません。実は怠け者なんじゃないかと思っています。」

「浅野さんは私が愛があって優しい人だと言ってくれるけど、それって仕事だからですよね?私、結構毒吐きますし、人のこともあまり良く思っていないんですよ。なのにまだそう言い切ります?」

とまぁ、各方向からいろんなご意見をちょうだいするわけですね。

いやー自分自身に手厳しいご意見ばかりでございますわね。

それでも愛深き忍耐女子の皆さんを前にすると、僕は

「あなたは愛の人ですやん」

と常にお伝えしておりますのですよ。

いや、別に根拠なく話しているわけではございませんのですよ。

そもそも忍耐女子(男子も含め)さんって、忍耐することで想いを表現している人だから。たしかにそれはしんどいこともあるのかもしれないけど、根っこは想いなのでね。

愛や思いがなきゃ忍耐しないわけですよ、基本ね。

だから、「あなたの思いや優しさは人一倍ですよ」と僕は見つめるわけです。

しかし、そんなあなたが

「ついつい人にイラっとしたり、嫌な人は徹底的に嫌だと感じたり」

なーんて状態になれば、それは愛や優しさがあるだけ問題になってしまいますよね。

だから、自分のことを評価しなくなるわけですよ。

ただ・・・実は忍耐女子の皆さんに愛がないからだとか、優しくないから人にイラっとしたり、嫌な人を徹底的に嫌だと思うわけではないのです。

それにはちゃんと事情があるのですよ。

今日はそんなお話です。

■自分で禁止している「私」に注目してみよう

例えば・・・

Aさん「職場にね、いつも『○○さーん、これお願いできますぅ?』なんて甘え上手な女子がいるんですよ。別に彼女のことがどうこう言いたいとは思わないんですけど、「仕事なんだから自分で最後までやれって!」と心の中で悪態ついちゃう私がいるんですよね。」

浅野「なるほど・・・ということはその人のことが・・・」

Aさん「きっと彼女は悪くないんでしょうが、私は嫌いですね」

浅野「はい。なるほど」

Aさん「私にはあんな甘えたことは無理だし、絶対あぁはなりたくないんで」

浅野「そう感じますよね」

Aさん「でも毎日職場でイライラするのは嫌じゃないですか」

浅野「ですよね」

Aさん「私も大人げないことはしたくないから、大人として付き合っているんですけど、でもやっぱり嫌な気持ちを感じるのはストレスです」

浅野「なるほど、ですね。ではそれをなんとかしたい、ということでしょうか。」

Aさん「ついイラッとしてしまう私が未熟なのかもしれませんけど・・・」

浅野「んーなるほど。

であれば・・・これは僕の見解なんですけど

あなたはその女性を嫌っているように感じていると思いますが、心の根っこの方では嫌っているわけではないようですよ。

嫌っているのではなく、【怖れを感じている】と僕には解釈できる話なんです」

Aさん「怖れ、ですか?」

浅野「そうですそうです。

実はその女性の存在があなたにとって脅威なのかもしれません。もちろんあくまで可能性ですけどね。」

Aさん「どういうことでしょう」

浅野「もし、あなたが「職場で人に頼ってはいけない」という思いを持っているとしましょう。

すると、それは「禁止」という心理状態になります。

「私は○○してはいけない」というね。

その禁止には、そう考えるに至る「意味」があるはずですよね。

例えば・・・一般的に考えられることでいえば

【職場で人に甘えて頼っていては、人に迷惑がられる、評価されない、お荷物になる、なんだあの子って思われそう、自分が情けなく感じる・・・】

などなど。

それが正しいかどうかは別にして、そう思うから「職場で人に頼ってはいけない」と思う、という感じ。

そして、僕たちは「自分の心の中にある禁止しているもの」を怖がる傾向があります。

もしあなたが「職場で人に甘えて頼ったら人から『何あの子?』って思われる」としたら、それは嫌だし避けたくないですか?」

Aさん「そうですね」

浅野「つまり、あなたの内面にある「人を頼りたい(私の)気持ち」をあなたは怖れることになります。それが表面化することを怖れるわけです。そのための禁止ですから。

しかし、あなたが嫌いだというその女性は、あなたの禁止(タブー)を破って生きている人、ということになりますね。

これが意味するものは

「あなたが禁止している気持ち(職場で人に頼る)=あなたが嫌いな人」

そんな図式ができ上がるんです。

だから

あなたが「職場で人に頼っている人」に、物理的に近づくということは

「あなたが自分に禁止している気持ちを感じること」

とほぼ同じような状態になるんですね。

禁止している気持ちを感じるわけだから、あなたは「怖く」なるんです。

言い方を変えれば、その女性の存在があなたにとっては脅威になる。

なのであなたは

その脅威に対して「攻撃性」を持つことになる

わけですね。

「なに、あの子・・・」というふうに。

そうしないと心のバランスが取れないってことを意味しているんだと思うんです。

こう考えてみると、僕にはあなたが「優しくない」「性格が悪い」なんて評価はふさわしいのかな?と思っちゃうんです。

確かに、人に対して攻撃性を持っている自分を「優しくないよね」と感じてしまう気持ちは分かります。

ただね・・・どんな人も「脅威」を感じたら攻撃的になると思いません?

例えば、あなたがいきなり見知らぬ人に追いかけられたら、必死で逃げるし、あっちいけ!このやろー!ぐらい思いますよね?

そりゃいいか悪いか別にして、いわゆる「ありふれた反応」だと思いませんか?

それと同じようなことが職場で再現されているだけなんでしょう。

つまり、あなたが「私は優しくない・性格が悪い」と考えるよりは

あなたの心の中に禁止している私(感情・観念)があって

あなたはその禁止している私(感情・観念)が表面化することをすごく怖れている

そう考えてみるといいと僕は思うのですよ。」

■禁止している私が多ければ多いほど、世の中に脅威が増える法則

ということで、

私ってそんなに優しくないんですよーという忍耐女子、自立女子の皆様。

「自分の中にたくさんの禁止を抱えながら頑張って生きてきた」

そんなみなさんのプロセスを思えば、なかなか大変なこともあったかもしれませんが、よくぞ今まで耐え抜いてこられました・・・

僕の心情的にはそう感じるのです。

が、そのまま禁止している自分を抱えれば、また何かに対して攻撃性を持つことになり、自分の評価を下げる理由を作ってしまいかねません。

そんなとき

「あなたが禁止している自分を少しづつ解放してあげましょう」

「禁止して自分に制限をかけるのではなく、選べるようにしてあげましょう」

なんてお話をさせていただくのですよね。

最も簡単な方法は

「私は○○してはダメ」ではなく

「私は○○してもいいし、しなくてもいいんだよ」というカタチに書き換える感じですねー。

もう少し深く心を見つめていくならば

「どうして心の中に禁止を作ったのだろう」という事情を見つめていくことになります。

私は何を怖れて、自分の中に禁止を作ったのだろう・・・と見つめて、誤解を解いていく感じですね。

そもそも自分の中に禁止がたくさんあればあるほど、

日常生活や職場、世間の中で感じる脅威、恐れもたくさん増えていきます。

それだけその脅威に対応しながら日々を過ごすことになるので、やっぱり疲れやすくなりますよ、ということですね。

万が一、あなたの禁止を破る人がパートナーや家族であれば、そりゃもう生きた心地がしないとか、常に激しい不満や怒りを感じちゃうなんてことも起こり得るかもしれない。

そんなときはあなたの心の状態、特に「禁止」に注目して、自分の心を解放する、楽にするといったイメージを持てると楽になりますね。

自分を癒すことで生きやすさも感じますし、自己攻撃も減っていき、自分を大切にすることも容易になっていきますよ。

なにか参考になりましたら幸いです

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
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