恋愛・夫婦の心理学

愛されることに窮屈さを感じていないだろうか? 【忍耐女子が心を癒やすと最強になる理由 その30】

愛されることに窮屈さを感じていないだろうか?

カウンセリングサービスの浅野寿和です。いつもありがとうございます。

さてはて今日は「愛されることに対する抵抗感」にまつわるお話。

意識していないと気づけなかったり、そもそも自立的で「大切な人を愛したいモード」になっていると見えなくなるものでもありますね。

よろしければどうぞ。

愛されることへの抵抗感?

恋愛・夫婦関係だけでなく、対人関係そのものが「愛情を与えて受け取ること」によって成り立っていきます。

一方的に与える関係も、受け取る関係もうまくはいかないもの。

愛したい!与えたい!だけでも、愛されたい!欲しい!だけでもバランスが崩れちゃうんです。

しかし、僕のもとにお寄せいただくお悩みの多くは

「なんで男は私の愛情が理解できないんだ!」
「こんなに愛しているのに、いい加減に引きこもってないででてきてよ」

なんてお話が多いんです。

そんなみなさんのお気持ち、分からなくもないのですが・・・

じっくり見つめていくと、ちょっとばかり不思議な心理状態が見えてくることも少なくないのです。

実はいわゆる愛したい人・与えたい人って

自分から与えることには許可が出ていても

自分が誰かの愛を受け取ることに抵抗感が出ていることが多いようなんです。

言い換えれば「愛されることに抵抗感を感じやすい」ということ。

カウンセリングの中でこのお話をさせていただくと「え?私、愛されたいのに?」というご意見続出なのですが、でもまぁうん・・・そう、なんですよねぇ・・・。

あなたの愛情が素晴らしくても対人関係がギクシャクしたり、頑張って愛しているのにいい結果が出なかったり。

そんな関係を続けるうちに自分自身が疲れてしまうことも多いようです。

愛することにも競争原理が働くことがある

私達の子供時代って「大切な人に愛されたい」と願っているものです。

が、それは成長とともにずっと叶い続けるものでもなくてですね。

僕たちはいつしか親の手を離れ「自分で自分の面倒をみる」ことを覚えていきますよね。

そんな自立のプロセスを歩み、自分なりに成功した経験があると、人は「与えることの喜び」を知るんですなぁ。

誰かに与えていたほうが楽しいし、嬉しい、喜べる。

もちろんそう思えることは素晴らしいことです。

人を喜ばせる喜びっていい気分ですものねー。

ただですよ・・・

もし自分自身が「愛すること」を独占してしまうような恋愛・夫婦関係を作ってしまうとしたら。

さてはてこのパートナーシップや対人関係はどうなってしまうのでしょうか?

おそらくこれもいつかバランスを崩してしまいます。

一方的に与え続ける関係には気づかないうちに「勝者」と「敗者」ができてしまいやすいのです。

いわば競争のようなものだと思ってみるといいですね。

お互いに愛したいと願っているのに、どちらか一方が与え続けてしまう関係になると

与えられる人が勝者で、その競争に負けて従うほうが敗者になります。

だから敗者になった側は「いつか勝者になりたい」と思うようになる。

誰かの役に立ちたいと思うようになる。

その結果・・・嫌な話かもしれませんけど

他の誰かの役に立ちたくて浮気をする人が出てきたり、自分自身が負け続けて無力感を感じ続けることが苦しくて、離婚や別れを切り出す人もいるわけです。

これ、「頑張って愛しているのになぜかうまくいかない恋愛・パートナーシップ」でよく起きていることなのです。

何も「愛されないことの不満や怒り」だけが関係性を壊すわけじゃないってことなんですね。

自分が選んだ人を愛せないことも寂しいことなのです。

それこそ大人だからこそ感じることなのでしょうけどね。

 

愛されることに窮屈さを感じていないだろうか?

それもこれも「愛されることへの抵抗感」なんてものが存在するから起きること。

そう考えることができるんですよ。

しかし、どうしてそんな事が起きるのでしょうか?

そうなってしまうにも理由、事情があるものです。

○愛されること自体にネガティヴなイメージを持っている

例えば、子供時代

・やたら干渉されて育った人
・周囲から期待をかけ続けられた人
・役割としていい子をになってきたなどの場合。

ついつい「愛される=窮屈だ」と感じてしまうことがあるのですよね。

そもそも子供は大人に何かしら制限をされると、愛情ではなく「自由」を欲するもの。

過去、家族や身近な人との関わりの中で、この感覚を色濃く持っている人ほど、恋愛など人と関わることに窮屈さを感じやすいんです。

だから、パートナーと寄り添うのではなく、自分が自由に生きる選択を欲するんです。

つまり、相手に愛されることよりも、自分に主導権がある立場、自由に愛する側に回るってことですね。

そんな人ほど細やかに気を使い相手を愛するのですけれど、愛される側に回るイメージがネガティヴ過ぎて受け取れないんですね。

 

○自分を隠しておきたいから愛する側に回る

このケースは、自分の内面を知られたくない(隠しておきたい)と思うからこそ、自分を愛させず与え続けるパターンです。

愛されると隠しておきたい自分がバレてしまいそうになる、その怖れが窮屈さを感じさせるんですね。

でもまぁバレても愛し合える関係こそ素敵なものなんでしょうけどね。

隠している部分が見られるって一般的に怖いし嫌なものですからね。

その他にもいろいろな理由が考えられますが、よくカウンセリングで登場するお話はこのあたりでしょうか。

愛されることの抵抗感を癒やす

こんなときは「どう与え、愛するか」を考えるのもいいのですが

「愛されること・受け取ること」の抵抗感を癒やすことも大切な視点ですね。

特に家族との関係で「愛される=窮屈」と感じていると、どうしてもパートナーや家族から分離したくなるものです。

もう一度家族との関係を見直して、「まぁ家族は家族なりに自分を想っていたのだよなぁ」という理解が入り、葛藤が癒やされていくと、愛されることへの抵抗感も少しづつ和らぎます。

また、身近な人の手助け、サポートが素直に感謝して受け取れるようになると、パートナーシップでも「与える・受け取るバランス」が取れるようになりますよ。

また、自分自身を隠しておきたいと思う気持ちが強い場合は、その部分と向き合ってみること。

「自分が自分を嫌っていると、人もきっと嫌うだろう」という思いが拭えなくなりがち。

ついついパートナーも人も「自分を責めたり嫌う人」になってしまうんですね。

そんなときは自分にもっと優しさやいたわる心を持つことなんでしょう。

少なくとも自分の味方になる、嫌わないという選択が取れるといいですね。

確かに自分の弱い部分を誰かに責められた、傷つけられた、なじられたなどの経験があると、なかなか自分を受け入れることに抵抗感を感じることもあります。

しかしそんな自分も「頑張ったんだよなぁ」といった優しさの視点で見つめることができると、より自分のためになりそう。

この視点が持てるようになると自分自身も楽ですし、

「意外と自分が思っている以上に人は自分の欠点に寛容だったこと」に気づけるかもしれません。

徐々に愛されることへの感謝や喜びも感じやすくなり、大切な人との心理的なバランスも取りやすくなりますよ~。

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
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