「私の結婚」と向き合ってみたら彼ができたという話
カウンセリングサービス・心理カウンセラー浅野寿和です。
いつもありがとうございます。
さて、今日はあるお客様のお話からのコラムをば。
「私の結婚」と向き合ってみたら彼ができたという話
「私もちゃんと結婚したいな、ちゃんと向き合ってみようと思っていたら、彼ができたんですよ」
先日そんなクライエント様のお声を伺ったばかりです。
いや、彼ができたって!そりゃ素晴らしいですね!と僕が喜んでいたのですけどね。
クライエント様はこうおっしゃるのです。
※この話はもちろんクライエントさまから掲載許可をいただき、ちゃんとブログで書いてくださいよと念を押されたお話でもあります。
『今までは「彼が欲しい」という気持ちだったんですけどね。
ちゃんと自分の未来を見据えて結婚を意識してみたら、彼ができたんですよね』
うーん。これ、なかなか深い話だな、と思うのです。
「彼がほしい」と「未来の結婚を意識する」の違いこそ、確かにその心理状態の変化を示唆するものなのでしょうね。
怖れではなく、私の幸せを選んだ
そのクライエントさまの言葉を借りて表現するならば
「私の結婚というものにちゃんと向き合ってみようと思った途端、何か腑に落ちた感じがしたんですよね」
これも深いお話ですよ。
向き合ってみたら、腑に落ちた。
ということは、
今まではたしかに彼は欲しかったけれど、その内面でなにか別のものを選んでいた。
だから結婚も恋愛も「腑に落ちなかった」ということのようです。
おそらく僕の見立てでは
「怖れ」を動機に行動していると、腑に落ちる感覚はあまり得られないもの。
しかし、「親密感を選ぶこと」「相手を愛すると決める」「明確な目的を持つ」と、腑に落ちる感覚がやってくることも多いようです。
少なくとも今までは恋愛に対する何かしらの「怖れ」を選択していた。
しかし、その選択が変わり、恋愛・結婚・私の幸せに変化した。
この影響は大きいのだろうと思います。
このクライエントさまの「私の結婚と向き合う」という言葉は
「結婚できるかどうかという怖れ」を以下に手放すために自分自身を見つめ直したり、カウンセリングを使ったか、ということを意味していそうです。
ただ、これも必死になって「恋愛しよう・結婚しよう」と思ったわけではないのでしょう。
むしろ「うまくいかない」という感覚を信頼しなくなった、というイメージですよね。
今までは何かしらの怖れの影響があって考え込むことがあったけれど
自分と向き合っているうちに、ふっと肩の力が抜けて「そろそろ結婚と向き合ってみたいな」と、「私の幸せ」に興味を持ったという感覚に近いのだと思います。
そうクライエントさまもおっしゃっていましたから。
いわゆる「怖れ」が生み出す焦りも手放せたのでしょうね。
そこに彼と出会うタイミングがやって来たようなのです。
そう考えると「怖れ」を選択したり、「怖れ」に対して躍起になって防衛的な態度をとっている時ほど、なぜか「うまくいかない」という気持ちを選びやすいものですね。
それゆえ「前向きな気持ち」が感じられないようです。
まぁ僕もクライエントさまの「可能性」を信じさせてもらいながら、その内面に存在する怖れをどれだけ手放してもらえるかな~と考えながら、カウンセリングを進めさせていただきました。
このお話を伺って「それでよかったのだな」と自分でも改めて確認できた感じです。
潜在意識下の怖れではなく、私の生き方や幸せに興味を持つ。
その選択の変化の影響は大きい、と、このクライエントさまが証明してくださったように思っています。
いや、素晴らしい!ほんと素晴らしい!!!
どうぞお幸せに!
なりたい自分になるカウンセリングが人気!
心理カウンセラー浅野寿和のカウンセリングのご利用方法はこちら。
ブログ読者の皆さんからのご質問に浅野がブログ上お答えする「ネタ募集コーナー」は現在も継続中。よろしければあなたの訊いてみたことを↓のページから送ってくださいね。