恋愛・夫婦の心理学

パートナーをもう愛し尽くした感が強いときの処方箋

パートナーにもう与え尽くしている気がしたときの考え方

カウンセリングサービス・心理カウンセラー浅野寿和です。

いつもありがとうございます。

一昨日まで令和最初の東京面談カウンセリングでした。

今回も満席ありがとうございます。

そして、昨日は名古屋で完全オフ日。家族とお出かけデーでした。

アンパンマンミュージアム・再び(笑)

今回の発見は、娘がショクパンマンと握手したとき、一瞬ありえない笑顔になってたことことでしょうか・・・。

・・・まさか君はドキンちゃん系なのかい?

それでは今日のコラムです、よろしければどうぞ。

パートナーに与え尽くしている感が強いとき

パートナーのためにアレコレやってみたけれど、なかなか関係性が変わらない。

自分として一生懸命愛情を注いでいるけれど、相手の反応が変わらない。

もしそんな状態に出会ったとしたら、それはもう心が折れそうになっても不思議ではありませんよね。

こんなに想っているのに、どうすれば伝わるのだろう?

そう考えるようになっても不思議ではないですよね。

実際のカウンセリングでも「パートナーのためにと頑張ってきたけれど、もう自分ではわからなくなってしまった。万策尽きた感があります」というお声も伺います。

 

低下しつつあるモチベーションのまま頑張り続けない

このようなときは

自分の今の気分、低下しつつあるモチベーションのまま頑張り続けない

そう考えてみるのはどうだろう、と僕は思うんです。

これは恋愛や夫婦関係に限ったことではありませんけど、日常の中でこんな感覚を感じることはありませんか?

「自分の今のやり方ではいい結果を導けそうにない(かも?)」と、うっすら感じているけれど、今までと同じことを続けてしまうこと。

これ、自分の行動自体に意味はあるんですけど、自分の行動に自分で意味を感じなくなっている可能性が高いんですよね。

すると、僕たちは自分の気分に状況を寄せようとすることがあって、自分の行動を否定的に捉えてしまうことも少なくないんです。

例えば

仕事なら、自分で結果を出していても「こんなにせわしなく働いて結果を出しても優秀とは言えないな」と思ってみたり。

彼に優しくしても、自分で「優しいだけじゃ意味ないよね」と思っていたり。

こういった思いはある意味パターン化してしまうことが多くて、

誰かに「そうだね、意味ないよね」と言われて、めっちゃ凹むまで続く事が多いって部分が怖いトコロ。

これ、自分への攻撃なんですよね。怒りともいえます。

でも、この「怒り」を感じていないと、頑張る気力がなくなりそうで、やりたくもないのに自分を責めている人も少なくないんです。

こうなっていくと、自分の行動が素晴らしくても、自分の気分は最悪になるし、怒りを抱えている自分自身のイメージがどんどんネガティブになることも多いので、この状態は手放しておくほうが良さそうですよね。

3.改めて「与える」ということについて整理してみます

僕たちの心理学でいう「与える」という言葉の意味は「相手を喜ばせてあげること」です。

 

ただし注意してほしいのは相手が喜ぶことが、自らの喜びになるという構図がポイントですね。

 

どれだけ相手が喜ぶ事をしてあげても、あなたが嬉しくなければ、それは「犠牲」と呼ばれるものになります。

実は私が何かが別のものが欲しくて、一生懸命相手を喜ばせるのであれば、それは「取引」です。

 

これらはどちらも「与える愛」ではありませんので、続ければ続けるほど不満がたまりますし、相手の反応が良くないことで怒りやイライラが湧き出ることが多いでしょう。

つまり、与えているという状態は、いい気分が伴うものなんですよね。

しかし、ぶっちゃけて書きますと

自分としては与える意識は強いけど、ついつい不満を溜め込んでしまうこともありますよね。

このようなとき、実は僕たちは「依存したいという欲求を解放できずにいる」ことが少なくありません。

このとき、僕たちはすんごく気分が悪くなるんですわなぁ・・・。

そもそも僕たちは「愛されたい」という「依存への欲求」を常に抱えていますし、これは決して無くなるものではありません。

そもそも欲求とは不要になることはないものだからです。

それはまるで今日ぐっすり寝ても、明日また眠くなるように。
ランチをしっかりいただいて満足しても、夜になるとまた美味しいものが食べたくなるように。

愛されたい欲求も消そうとしても消えてはくれないんです。

ただ、どこか自信を失ってしまっていたり、失敗や挫折を経験して痛い経験をしていると、「愛されたい」と素直にいえない人も出てきます。

実際に「人に愛されたいといっても傷つく(のではないか)」と経験的に学んだから、相手を喜ばせる・与える側に回った人も少なくないでしょうしね。

すると「禁止は欲求を作る」の法則で、自分の中に強い「愛されたい欲求」が生まれやすくなります。

理解されたい、許されたい、認められたい・・・

そう、パートナーや周囲の人に求める気持ちも強まっていきます。

このあたりが「パートナーシップではニーズ(要求)が出やすい」といわれる理由の一つですね。

しかし、この欲求を満たすために相手にひたすら求めてもうまくいかない、時には願いが叶わず傷つくだけ・・・。

自立している人ほどそう感じていることも多いのです。

結局、相手に求めるだけでは自分も満たされないから、相手を愛して自分の思いが相手に伝わることを願うのですね。

ただ、溢れ出した「愛されたい欲求」が強ければ強いほど、「いかに自分が傷つかないか」も同時に考え始めます。

この時点で「自分が喜べる」という「与えること」の条件の一つがなくなっちゃっているんですね。

その結果、ものすごいストレスを感じながらも、相手のために頑張ることがやめられないんです。

「与えることをやめたら自分が傷つく」という怖れが常にありますから、最終的には自分が傷つかないことを優先してしまいがち。

これが「与えても与えてもうまくいかない」という感覚を生み出すのです。

この行動の根っこは「もうこれ以上、傷つきなくない」という気持ちなんです。

いつからか「相手を喜ばせたいという思い・与える行為」の動機が「自分の身を守るため」に変化していってしまうんです、悪気なく。

この状態を続けると

「んー君は愛していると言っているけれど、自分のことしか考えていないんじゃないか」
「どうしてそこまで無理ばかりしているんだ。そんな自分といても幸せではないのか」

このように相手に感じさせてしまうという罠はたしかにありそうなんです。

だから自分なりに愛しても愛しても何故か受け取ってもらえない状態が続くんですよね・・・。

これ、本来は「人を愛したい、喜ばせたいと願っている」僕たちにとって地獄なんです。

上手に与えられないという現実が自分の価値をザクザク削っちゃう状態なので、頑張れば頑張るほどしんどくなるんですよ・・・。

 

まず自分のプロセスを認めていこう

こんなときはもう一度「与える」ということの定義に立ち返りましょう。

与えることには「自分の気分がいい」という事実も必要なんです。

しかし、自立している人ほど「大切な人に心から与えたい」という気持ちだけを残そうとします。

「自分を愛する・認める気持ち」を禁止してしまうんです。

時にはそれをパートナーに預けてしまう人もいます。

自分で自分を上手に愛せないから、あなたに愛して欲しい、という感じで。

ここに自立をしている人が抱える依存心があります。

「私が愛して欲しいと願っても傷つくかもしれない。だから私は私でベストを尽くすから、あなたには理解して欲しい」

ただこれ、相手は向き合ってくれていればうまくいきますが、そうではない状況であればかなり辛くなってしまいますよね。

だからこそ

「あなたがあなたなり向き合ってきたこと」
「あなたがあなたの想いに嘘をついてこなかったこと」

そこからゆっくり自分を承認して、自分の気持ち・気分のあり方をより良い方向に向けることをオススメしたいと思うのです。

まずは「今の自分に受け取れるものがない」という感覚を少しづつ手放すこと、なんです。

自分を認めることがその受け取れるものがない世界をゆっくり変えてくれますよ。

すると、まず自分自身の気分がよくなるものです。

少なくとも、今以上に悪くはならないようになります。

うまくいけば、友達や家族など人の応援や、パートナーなど相手の思いに気づくこともできるようになります。

それこそカウンセリングが得意とするサポートですが、自分自身の扱い方、追い込み方の問題って大きいものなんですよ。

そもそもいくら自分の選んだ人とはいえ、自分と向き合わない人と向き合い続けるって、口でいうほど簡単なことではないと僕は思います。

確かに好きならずっと愛せるものでしょう。

ただ、自分自身が受け取れるものがない状況って、やっぱり過酷だと思うんですよ。

これを続けていくと燃え尽き感がやってくるか・・・

自らの柔らかく温かい豊かな心を、固く冷たいものにしないの乗り越えられそうにないですから。

そういう状態があってもいいけれど、できるだけ一時的なものにしたいですよね。

そうでないと本来の自分を忘れてしまいがちですから。

実はこのプロセスに取り組むと、

「私は自分を大切にすることを忘れていたこと」
「実は私が愛されること、求めることをとにかく苦手にしていたこと」

だから、今、自分が燃え尽き感を感じていたことに気づく人も多いです。

そもそも「なぜこんなに与えてきたのに、頑張ってきたのにいい結果が導けないのか」にはなにかしらの理由があるもの。

いったん立ち止まって、自分を見つめていくとその理由の一端が見えてくることも多いですよ。

 

自分の与えているものには常に価値があるよ

僕たちがよく使う言葉、いわゆる「受け取りベタさん」は、そもそも与える意識が強いです。

誰かの喜びを作る意識が高いんですよね。

しかし、いろいろな問題が起きてしまうと「自分の与えているもの」の価値を感じられなくなることも少なくないようです。

そんなときはシンプルに、次のように考えてみてほしいのです。

「あなたが相手を想って行動すること」

そこには不変の価値がある、と。

今できることにだって、十分な価値がある。

ただ、自分の気分によってその価値が変わるもの。

 

心のコンディション作り・自分の上手なゴキゲンのとり方もまた、真に与えることにつながっているのです。

そう、僕がいつも「次はどこに飲みに出かけようか?」と考えることにも、大いなる意味があった、ということなのです。

・・・え?それは違うって?

うーん、いや、意味があるということにしておいてください(笑)

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
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