ほぼ30代からの心理学

相手に近すぎても問題になる? 相手との心理的距離は適度に取ってみる

近すぎて曖昧な関係がもたらす影響

カウンセリングサービス・心理カウンセラー浅野寿和です。

いつもありがとうございます。

さて、今日は1日、朝からズズーッと、ある原稿を書きつづけています(^^;

先程まで買い物にでかけていて、このブログ書いたあとも、もう1本書く予定。

さーがんばりましょー。

では今日のコラムです。

よろしければどうぞ。

 

パートナーとの距離が近いことはいいこと?

パートナーとの関係や家族関係、もちろん友人関係も同じかもしれませんが

やたらと心理的距離が近い人・遠い人・なんだか絶妙な距離感を取る人など、いろいろなパターンがあります。

僕は常々、パートナーを信頼できていて、お互いのことを何でも言い合える関係って悪いものではないと思っています。(日常的な文句の言い合い、しばきあいは違いますよ)

お互いに相手を信頼し、心を開いて向き合うから何でも言い合えるわけですからね。

ただ、信頼関係には適度な距離感が求められるようですね。

いくらパートナーや信頼できる人だからといって、心理的距離がまるで癒着状態のように近づいている関係の場合、それはそれで問題を引き起こすことがあるようですよ。

あまりに相手との心理的距離が近すぎても、またストレスを感じやすいものですからね。

 

信頼関係を崩す距離感もある?

実は、相手との距離が遠いから感じる不信感もありますが、あまりに近すぎる人間関係の中でも「不信感」を感じるものです。

たとえば、パートナーのプライバシーをガンガンチェックし続ける。

お互いに隠し事なしね、という約束の上で見ているなら、僕も何も思わないんですけど

いけないな・・・と思いながら相手のスマホを覗いてしまう、相手の行動を逐一確認したくなる、といった話も実際にあるわけです。

あまりに他人が自分の領域に入り込んでくると、まぁ多くの人はストレスを感じるものになるわけです。

と同時に「どうして相手はこんなに近くに入り込んでくるのだろう?」とあなたの考えや様子がよくわからなくなることも少なくありません。

分からないこと=怖い

ですから、そりゃあなたのことを拒絶したくなる人も出てくる、ってことなんですよね。

このような対人関係の距離感について、僕はいつもボクシングに例えるんですけどね。

相手の様子を見ながら、こちらのパンチを的確に当てる距離感と、相手の懐に飛び込んでいる距離感とでは、全くイメージが違いますよね。

あまりに相手の近く(懐に飛び込んでいる状態)では、相手の様子もわからないし、なかなかパンチも当てにくい。

もちろん相手からのパンチも当たりにくいわけですけど、相手もあなたの様子がよくわからないわけですよね。

これを恋愛や対人関係に例えると

あまりにも心理的に近い距離感でいつづけると、お互いの様子がよくわからなくなるもの。

その結果、どう接したらいいのかわからなくなることも多いようなんです。

相手との距離が遠い、のではなく、近いから相手のことがわからない、ということですね。

もう一つの例えをしましょう。

あなたの右手を顔の前に持ってきて見つめてみてください。ね、手のシワがよく見えるでしょ?

この手をあなたの目に限りなく近づけて手のひらを見つめてください。さぁ、何が見えるでしょうか。

きっと、目の前に手らしきものがあるとは分かりますが、手のシワもよく見えないし、視界も狭くなりません?

この「手」を「パートナー」「家族(親・お子さん)」などに変えて考えてみてください。

きっとあなたはパートナーやご家族など、相手のことを愛していたり大切にされていると思います。

それはとても素晴らしいことです。

しかし・・・今、相手のことがよく見えている、といえるでしょうか?

いつもパートナーと同じ場所で同じ時間を過ごしていても、相手のことがよくわからないだとか、または、やたらパートナーや家族などが鬱陶しく感じるなら、自分が作り出している相手との距離感を見つめてみてもいいかもしれないですよ。

相手との距離が近いから、よく分からないし、鬱陶しいし、なんでわかってくれないの!と思うもの。

たとえば30メートルも先にいる人に「あっちにいけ!」と大声で叫んでもあまり意味ないでしょ?

あっちにいけ!というなら、近い人に言うはずです。

つまり、すんごい心の距離のあいた状態でケンカする親子、家族、カップルって、僕のイメージの中にはないんです。

近いからケンカになるのですよ。

だから、僕たちの世界では

「まだパートナーとのケンカができているうちは関係性も取り戻せるかもしれない。しかしケンカにすらならない状態は、相当難しいと言わざるを得ない・・・」

なんて言葉があるわけですな。

 

適度な距離感を作る意識を持とう

このような心理的距離を作っているのは、まず「自分」と考えてみるといいでしょう。

実際に相手が近づきすぎてくるケースもありますけど、自分が近い距離感を作りやすい人ほど、相手が近い、と感じやすいんです。

そもそも距離感をしっかり取る人は、相手に近づかれるとその分だけ遠ざかることが多いんです。

実は日本人って癒着傾向が強いといわれていて、日常の中では領域意識がしっかりしていても、パートナーや家族など近しい人との間では何故か近づきすぎる傾向があるんですよね。

だから、ついつい普段は一人ぼっち感を感じていたとしても、どこか人が鬱陶しい、面倒だ、と感じてしまう人も少なくないようです、いいか悪いかは別にしてね。

もしあなたにとって近すぎてうまくいかない関係、ストレスになっている人間関係があるなら、できれば適度な距離感を取ることもオススメします。

適度な距離感、お互いに心地よい距離感を尊重するってことを意識してみてくださいな。

僕もたまに「これ以上、相手との心理的距離を詰めるとデメリットが生まれるかも?」という見立てをお伝えすることもあるんですよ。

もうすでにかなり近い心理的距離にいて、そこですれ違っている状態。

ここで更に相手に近づけば・・・おそらく待っているのは拒絶だろう、と僕は考えるんですよ。

しかも相手はきっとあなたに怖れを感じるだろう、という推測もありつつ。

だから「あなたのお気持ちは僕なりに理解できます。しかし、これ以上あなたが傷つきにいかなくてもいいんじゃないでしょうか?」とお伝えすることもしばしばです。

ちなみに相手との心理的距離を極端に近くしてしまうにも理由があります。

いわゆるそれが家族関係などで学んできた距離感という場合や

相手との距離感がかなり近くないと「何かしらの怖れ・孤独」や「自分の不安・自信のなさ」を感じてしまうから、という場合が多いですね。

じゃ、どうすりゃ適度な距離が取れるのよ、というお話ですが

まず自分の現状に気づくことです。

気づくことで次のステップに進めますから。

その上で、自分の怖れ、不安、自信のなさ、孤独感などと向き合って癒やすなんてプロセスも効果的。

これは自分を癒やしていくプロセスで、面談カウンセリングのセッション、癒やしのセミナーでご提供する手法です。

実際、相手との距離を詰めすぎてしまい問題が起きていたケースを上手に乗り越えた皆さんは、適度に距離感を取るために、自分自身の不安や怖れを見つめていかれた方が多いんです。

また、日常レベルでできることであれば、

対人関係やパートナーとの関係の中で、相手に敬意を持って接してみたり
相手を理解しよう、良いところを見て付き合ってみよう、普段から「感謝」を伝えてみよう

こういった行動を取ることで、適度な距離感になりやすいものです。

もちろん自分を肯定していったり、受け入れていくプロセスもいい感じです。

逆に相手に要求し続けたり、その要求を必死に我慢し続けていたり、相手への批判や罰を与えると、その距離感は曖昧になりやすく、必要以上に距離が近づくことも多いので要注意なのです。

怖れや不安、罪悪感は人と人を必要以上にくっつけて見えなくしてしまう材料、ということですね。

ここをいかに手放すかも一つの大きな幸せへのプロセスというわけです。

何か参考にしていただければ幸いです。

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
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