恋愛と男性心理

「体を関係を拒んでから彼が変わった理由」と「きっとキミなら分かってくれると思った」の意味

辛い時も「なにが正しいのか」を優先してしまう考えから抜け出すヒント

浅野さんへの質問

悩んでいる時にこのブログを見つけて以降、欠かさず記事を読ませて頂いています。

恋人と別れて半年以上経つのですが、毎日考え込んでしまい、元の日常に戻れないでいます。

人生で初めて自分から気持ちを伝え、お付き合いを始めました。

遠慮しいであまり気持ちを出さない自分に対し、彼からグイグイ近づいて来てくれ、私も「嬉しい」「好き」という気持ちが伝わるよう率直に言葉にしました。ただ行動としては少し足りなかった気がします。

私は親密感を抱くのに時間がかかり、なかなか人を信用できません。
付き合って一ヶ月程してから体の関係を求められましたが、少し待って欲しいと断ってしまいました。悩むとメールが返せなくなり、数日~2週間ほど連絡しなかった事もあります。
それらでちょっとした言い合いになってから、彼の様子が変わりました。

年下で最初は「優しい弟」という感じでしたが、私の考えや行動を否定することが多くなり、愚痴をこぼしたりすると「気にしなきゃいい」「白カブは生きるのが大変そうに見える」等と言われました。

徐々に会ってくれなくなり、「副業を始めて、忙しくて会えないから」と別れを切り出されました。嫌って言ったら?と訊くと、「でも白カブは分かってくれると思ったから」。この言葉が引っ掛かりました。

我慢強く理性的な性格を指しているのだと思いますが、私の愛情は伝わっていないのか、私なら簡単に別れてくれると思われていたのかと、虚しい気持ちになりました。

彼は「嫌いになってないよ」と笑いつつも、最後まで私への不満を口にしていました。

結局、平和的に承諾しましたが、本当は嫌だと泣き喚きたいのに、そう出来ない自分にうんざりします。

彼からすると、愛情がないように感じられたのでしょうか。
また「なにが正しいのか」を優先してしまう考えから抜け出すヒントがありましたら、教えて頂きたいです。お願いします。

ネタ募集ネーム:白カブさん

 

白カブさん、ネタ募集のご協力ありがとうございますm(_ _)m

最近バタついていてなかなか毎日ブログを書けず。ホントおまたせしました。

ネタを送っていただいた方も、これから送っていただく方も、皆さんのご質問が記事になるときを見守っていただければ、と思います。(もちろんねたはいつでも募集しております)

ご質問読ませていただきました。

なるほど。それは切ないですよね。

彼のこと、なかなか忘れられないかも?と僕なりに思うんですよ。忘れることがいいことで、忘れられないことがダメってことではないですよ。

なかなか白カブさんのお気持ちが落ち着かないかもしれないな、という意味なんですけどね。その理由も含めてご質問にお答えしていきたいと思います。

 

親密感を抱くのに時間がかかり、なかなか人を信用できない理由

私は親密感を抱くのに時間がかかり、なかなか人を信用できません。

いわゆる我慢強い人、理性的で自立的な人ほどこうおっしゃってくださるのです。

特に「なかなか人を信用できない」という言葉。

これ、本当に正確にご自分を表現している言葉なのだろうか?

と、非常にお節介ながら僕は思う事が多いのですね。

そこで、いきなり理屈をこねます(笑)

僕たちの気持ちに「否定形がある」ならば、その裏には「肯定形」があるもの。

そもそも肯定的の感情がないところで、否定的な意識を持つ必要はないわけですね。

たとえば、全く恋愛感情が沸かない人に「あなたを信用できない、好きになれない」とは思わないでしょ?そもそも肯定形である「好き」という気持ちがないから、否定する必要もないわけです。

もし、たいして恋愛感情を持てない人を信用できないことで悩むなら、そもそも「自分は良くない人のでは?不十分では?」というイメージがやたら強まっている場合でしょう。

この考え方を応用すれば

「人を信用できない」という否定形の前提には

「すでに人を信用している」「人を信用したい」という気持ちがある可能性が高いってことです。

つまり

「本当は人を信用している(したい)し、受け入れたいし、関わり合いたいけれど、気持ちの面で抵抗感を感じるので、なかなかすんなりできないんですよね」

という事実を伝えてくださっているのかな、と僕はいつも思います。

つまり、あなたは愛したい人ではないですか?ということです。

そもそも(こんな人がいるのか?と思いますけど)愛したくない人なら「信用できないこと」は普通で、葛藤する理由にならないはず。

愛したい人だから「信用できないこと」が問題になるのです。

そして、そこで感じる葛藤が大きい人ほど「愛する才能」がある、と僕は思います。

そもそも大きな愛情がなければ、愛せないことで感じる苦痛も少ないはずですから。

カウンセリングでもお伝えしていることですけど、恋愛で悩むってことはそういうことなんですよ、おそらく。

ただですよ。

どんな事情があれ「否定的な自分」のイメージを作り上げる言葉を使い続けたり

そんな自分のイメージを持ち続けていると

誤解なんですが「自分って愛がないんじゃ?」「人を信用しない冷たい人なんじゃ?」という自己概念を持ちやすくなるのです。

ここが今回のご相談のキモになる部分なのではないかな~と僕は思っています。

もし、あなたがどれだけ素晴らしくて、愛があって、相手を想う気持ちにあふれている事実があったとしても

その自己概念が「愛がないんじゃ?」「人を信用できない冷たい人間では?」という形になっているならば、パートナーなど、大切な人に関わってはいけないような気分になるんですよ。

「相手から拒絶されるのでは?」という思いも強くなりがち。

もちろんここも誤解なんですけど、しかしそう感じてしまうもの。

どこか「自分はより良い存在ではないから、大切な人の迷惑になるのでは?」という前提で物事考えるようになるのです。

特に愛したい人、与えたい人ほどそう感じます。

「本当は愛したいけど、相手に迷惑な気がする、相手は喜ばないかもしれない」と考えすぎてしまうわけです。

その分だけ

「更に我慢して言いたいことを言わない人になる」ケースもあれば
「もっとより良い私にならないといけない」と思うケースもあれば
「更に親密感と距離をとって一人で生きる」ケースもありますね。

 

体を関係を拒んでから彼が変わった理由

付き合って一ヶ月程してから体の関係を求められましたが、少し待って欲しいと断ってしまいました。悩むとメールが返せなくなり、数日~2週間ほど連絡しなかった事もあります。
それらでちょっとした言い合いになってから、彼の様子が変わりました。

年下で最初は「優しい弟」という感じでしたが、私の考えや行動を否定することが多くなり、愚痴をこぼしたりすると「気にしなきゃいい」「白カブは生きるのが大変そうに見える」等と言われました。

なるほどですねぇ・・・。

確かに男性の中には、体の関係を拒絶されると「自分を拒まれた」と感じて傷つく人も少なくないですね。

ただ、女性のみなさんも、繊細なことだからこそ慎重になるわけですしね。

ここは「何がいい悪い」って考えるとしんどくなりますね。

ただですよ。

「男の人の要求には応えなきゃいけないの?」というご質問もいただくんですが、いや、もしそうだったら女性の気持ちを整える時間がないじゃないですか。

相手の気持に応えることが喜びならいいですけど、犠牲的に無理する必要なんてないと僕は思います。

ただ、こういった繊細なコミュニケーションの中では、どうしても「言葉が足りなくなる」ことは多いかなとも思います。

「ちょっと待って欲しい」だけでは、男性も「なぜ拒否されたのか」が分からないので、シンプルに「オレのことが好きじゃないんだ」と感じやすいわけですね。

だから彼が変わったり、文句を言うようになることもあります。

もちろん「なるほどね」と女性の気持ちを感じ取って、自分の気持を収める男性もいますよ。

ただ、言葉が足りないと考え込んじゃう男性も少なくないでしょう。特に気持ちが盛り上がっていたり、女性のことをめっちゃ好きだと思っているならばなおさら。

「え?好き、と言ってくれているのに?どうして?」となる。

だから、もう少し言葉を使って気持ちを伝え、二人で話し合ってもいいと思うんですよね。

だって、大切な人との関係はお互いに楽しみたいじゃないですか?

そういう意味でしっかり言葉を使うことがポイントです。

ちなみに、断りを入れたあと、あまりに否定的な言動や文句ばかり続ける男性がいるとしたら。

それぐらい男性も傷ついたのかもしれませんが、自分のことしか見えていないのかもしれないので・・・。

うーん、まぁ・・・はい、それ以上の明言は避けておきます。

ここでのポイントも「言葉が少なくて気持ちがちゃんと伝わっていない」ってことかもしれません。

これもまた思いを残しやすい関係になる理由、かもしれませんね。

 

きっとキミなら分かってくれると思った、の意味

更に書き進めます。

どうやら彼はあなたの言葉は信頼していたのかもしれません。

そもそも彼もあなたのことを「我慢強く理性的な性格」だと思っていたはず。

でなけれな、あなたに「気にしなきゃいい」「白カブは生きるのが大変そうに見える」といった言葉は使わないと思うんですね。

もしそうであれば

彼にとってあなたの言葉は、あなたが思っている以上に「正確な意図」として伝わりやすいでしょう。

つまり

「いいよ」といえば、強い肯定。
「嫌だ」といえば、強い否定。

そう伝わりやすいということ。

これがあなたの影響力なのかもしれません。

言い換えれば「ウソがなく信頼できる」ということです。

だから、言いたいことが言えないと、人はあなたの真意を汲み取る前に、あなたの言葉を信じてしまうかもしれません。

そう考えるならば・・・

我慢強く理性的な性格を指しているのだと思いますが、私の愛情は伝わっていないのか、私なら簡単に別れてくれると思われていたのかと、虚しい気持ちになりました。

そう、虚しい気持ちになると思うんです。ものすごくがっかりするとも思うんですよ。

なんだ、彼は何も分かっていなかった、私の気持ちなんて考えてくれていなかったと感じても不自然ではない状況ですから。

ただ、彼はあなたのことを人として信頼していたのかもしれません。

だから「分かってくれる」と思って気持ちを話したのかもしれない。

その「分かってくれる」という言葉の意味を僕なりに推測すると

「あなたなら、相手のために何もできない心苦しさ(罪悪感)を理解してくれる」

そんな意味だったのかも、と僕は思うんですよ。

そう僕が思う理由は先に書いた「私はなかなか人を信用できない」という気持ち、その深層心理にあります。

「本当は愛したい、けれど、信じること・関わることが怖い。」

そんなあなたをどこまで理解していたのかは別として、彼は彼なりに感じていたのかもしれません。

彼は彼なりにあなたを思っていた時期があり、しかしそれがうまく伝わらないと感じ始めた。

そして彼はいい意味であなたの良さも知っていた。

だから「あなたなら受け止めてくれる、理解してくれる、きっと同じ気持ちを知っているはずだから」と思ったのかもしれません。

まぁこれを彼の依存だと言ってしまえば、そうかもしれませんけどね・・・。

この関係は

「自分が選んだ人に関わりたいし、相手のために与えたい。けれど、それが難しい(怖い)」

そんな気持ちでつながっていた部分があったのかもしれないですね。

「パートナーは鏡」「パートナーはお互いに同じ感情を共有する」なんていいますけど、こういった見えない深層心理のつながりも、僕たちカウンセラーにとっては見逃せないものではあるんですよ。

 

私の愛情は伝わっていたの?と感じるときは自立のパターンに着目せよ

彼からすると、愛情がないように感じられたのでしょうか。

んー僕は伝わっていると思いますよ。

ただ、あえて彼の視点に立って想像するならば

「あなたが僕のことをどう思っているのか」がよくわからない、となるかもしれません。

これは恋愛の鉄板法則なのですが

「自分の愛情が伝わっていない」と感じるときは

「あなたが相手を見ていない、もしくは、うまく感じ取れていない」ときなのです。

愛情というものは「伝わってなんぼ」ですよね。

それは私の愛情もそうですけど、相手の愛情についても同じです。

もし、自分は愛されているの?という思いがあるなら、あなたが自分の不安ばかりを見ていて、相手を見つめていない状態であることは多いものです。

だから

「なにが正しいのか」を優先してしまう考えから抜け出すヒントがありましたら、教えて頂きたいです。

何が正しいのか?を先に考える。

相手が何を感じているかよりも、「自分も相手も不安にならないような正解を導き出そう」という意識が強くなるからですね。

その前提には、繰り返しになりますけど「自分は愛されるにふさわしい存在なの?」という自分の軸がゆらいでいる状態がある。

すると、意識が相手・・・ではなく「相手はどう思っているのか?という自分の気持ち」に向かっていくのです。

もちろんそうなってしまうには事情がありますよ。だから自分を責める必要はないんです。

ただ、この事情を抱えていると、いくら相手の気持ちを信じようと思っても、意識しているものは自分の気持ちだから「答えが出ない」。

なので、ついつい不安が消えず、気持ちが大きくブレるんです。

ここをブロックするために、更に「何が正しいの?」と考えるようになる。

つまり「傷つかないため」に、どの選択が正しいのか?と考えるようになるわけです。

「いかに傷つかないかを考える」

これはつまり自立のパターンお話なのです。

 

あなたの癒やしを考える

今回のご質問を読ませていただくと

やはりなかなか忘れられない恋愛だと思うのです。

一つは「彼のことが好き」なのに、自分の気持を最後まで押し殺した事実。

自分の気持ちがまだ宙ぶらりんなのかもしれませんね。

こんなときは感情の解放にとりくむことがオススメです。

ちゃんと「今、感じている彼への思い」を、自分なりに整理したり、解放することなんです。

セルフ・エクササイズとしては、「出さない彼への手紙」を書く。

彼に伝えたいこと、言いそびれた気持ちを紙に書いてまとめるんです。

書くことで気持ちを解放していく、ということですね。

ここはきっちり取り組んでいただくほうが「この恋愛の手放し」につながり、あなたがより自由に前向きになって行く準備になります。

もう一つは

「言いたいことより、正しさを考えてしまう」

このパターンによって、若干犠牲的な感覚が強まって「あの時こう言えれば・・・」という後悔が募りやすい状況であること。

その根っこにある自己概念を見つめ、「いかに傷つかないか」という自立のパターンから、自分を表現できる私への自己変革のプロセス。

今後の自分への投資として取り組んでいただくといいかな、と思います。

悪いわけじゃないんです、いかに傷つかないか、と考えること自体は。

しかし、そもそも「そんなに傷つくことに対して警戒する必要があるのか?」と考えてみることなんです。

あなたの言葉にはどうやら真実味があるようです。

あなたには「信頼」という言葉が似合うのではないでしょうか。

しかしそのあなたが「なかなか人を信用できない」という思いを持たれるならば、それはきっと切ないことではないか、と僕は想像するのですよね。

なにより「問題の裏には才能アリ」の考え方。

信用・信頼することの才能がある人ほど

過去に人を信用したこと、裏切られたこと、自らが信用しきれなかったこと、で深く傷つくこともあります。

それをきっかけに「自立のパターン」によって「いかに傷つかないか」を考え、その才能を封印してしまうことも多いのです。

このパターンはどこから生まれるのか?

今回のご質問では書いてくださっていない部分のお話なのだと思うのですが、

彼への思いに区切りをつけて、これからの幸せのために、取り組んでみてもいいのかもしれませんね。

それほどまでに今回のお話は「人を信頼する」ということがテーマになっているように僕は感じましたよ。

以上、何か参考にしていただければ幸いです。

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
カウンセリング・セミナーのご案内
カウンセリングを受ける

なりたい自分になるカウンセリングが人気!
心理カウンセラー浅野寿和のカウンセリングのご利用方法はこちら。

カウンセリングのご案内ご予約可能時間のご案内

ワークショップで心理を学ぶ!

10月18日に(日)心理学ワークショップを開催します!
毎回「なるほど!」というご感想をいただく浅野の心理学ワークショップ。男女、年齢問わずたくさんの皆さんにご利用いただいています。
今回はZOOMを使ったオンラインワークショップなので、ご自宅など皆さんのお好きな場所から参加できますよ!

疲れた心を整える心理学ワークショップ 【10月18日(日)開催】10月18日(日)「疲れた心を整える」スペシャルZOOMワークショップ 2020年10月18日(日)に、ZOOMでのオンラインワークシ...

 

 

ブログ上であなたの質問にお答え

ブログ読者の皆さんからのご質問に浅野がブログ上お答えする「ネタ募集コーナー」は現在も継続中。よろしければあなたの訊いてみたことを↓のページから送ってくださいね。

ネタ募集企画のお知らせカウンセリングサービス・心理カウンセラー浅野寿和です。 いつもご覧いただきましてありがとうございます。 さて唐突ですが、この度このブ...