恋愛・夫婦の心理学

不機嫌はパートナーシップ最大のワナ? ~不機嫌を手放すと二人の絆は長く続く~

その不機嫌を手放すと二人の絆は守られる

カウンセリングサービス・心理カウンセラー浅野寿和です。

いつもありがとうございます。

さて、今日はパートナーシップやフレンドシップの中での最大の問題、とも言える「不機嫌」についてお話したいと思います。

これはよく夫婦問題で登場するお話ともいえますねぇ。

では、よろしければどうぞ。

不機嫌こそ最大の敵?

僕はよくこんなお話をします。

「自分が不機嫌になる時間を今から少しだけでも減らすことができたら、それだけで関係性は良くなりまっせ~」

それほどまでに僕たちの「不機嫌な態度」ってのは、人との絆を壊す要素になるんですなぁ。

もちろん人間ですから、いつもごきげんでいられれば最高ですけど、いつもごきげんでいられるわけではありませんよね。

ただ、あまりに自分が不機嫌な態度を取り続けると、周囲の人はあなたに良い感情を抱かなくなる可能性が高いのです。

それはなぜかといいますと・・・

「多くの人は、大切な人の役に立ちたいから」なのです。

僕たちは「あれ?人のためになっていないかな」と思う状況に身をおくことだけで苦痛を感じやすいのです。

パートナーの不機嫌を見て「あなたといても機嫌が良くなりませんよ」というメッセージを受け取ると、ついつい落ち込みやすくなる人は多いぞ、というわけですな。

そんなときに飛んでくる言葉の代表例が

「嫌なら嫌っていってくれたらよかったのに~」

それぐらい、人は人のことを嫌な気分にさせたくないものなのかもしれません。

まぁ、素直に言えてたら苦労しないし不機嫌になんてならないよ!と思っちゃうかもしれませんねどねぇ。

だとすれば、自分が不機嫌になるってことは「相手の思いを受け取らず我慢ばかりしているとき」かもしれませんね。

 

多くの不機嫌は「我慢」の反動ともいえる

カウンセリングの現場にいますと、僕はこう思うのです。

多くの人の不機嫌は「我慢の反動」である、と。

不機嫌になっている人にもそれなりの事情があるってことなんですよね。

もちろん「なんで私の気持ちをごきげんにしないんだ、それはあなたの責任だろう」と、自分の感情の責任を相手に取らせようとするなら、それは自分の態度を改めたほうがいいんです。

そもそも「自分の不機嫌の責任を相手に取らせても、あまりメリットはない」と僕は考えます。

この状態を例えるならば・・・

「もう私、トイレにいきたいの!代わりに行ってきてよね!」と言っているようなもの。

誰かに変わってトイレに行ってもらっても、あなたはスッキリしませんよね?

あなたがトイレにいかない限り、スッキリしないでしょう?

だから、自分を変える(行動する)ほうが「自分がスッキリする」という話なのです。

ただ、僕が知る限り、こういった人は少ないかな、と。

むしろ「相手のためになろう」と頑張っている、愛している、貢献しようとしている

人によっては、相手の迷惑にならないようにと思っているから、我慢している人が多いんです。

そこでの我慢が募ってしまって、ついつい不機嫌になってしまう。

その不機嫌な自分をパートナーや周囲の人に見せたくない!と思うからさらに我慢する。

と、更に不機嫌でイライラしている自分と出会うわけですな。

すると、「なんか不機嫌でイライラしている自分って良くないよな」と大人な私達は思うものでしょ?

だから、更に不機嫌になる・・・という延々と続くループにハマっている方も多いのです。

そもそもは「相手を想って」「誰かのことを考えて」はじめた我慢ですから、その我慢は「忍耐」と呼ばれるものかもしれない。

そうであるならば、その方法自体は、そんなに悪い方法ではないかも、と思いますよ。

しかし、人はどうしても感情を我慢しすぎると、しんどくなるんです。

長く続ければ続けるほど苦しくなります。

その結果、見せたくもないし、なりたくもない不機嫌な態度をついついパートナーや身内の前で見せてしまうものなのです。

日常生活の中では、なかなか不機嫌な態度を見せられないから、ですね・・・。

「忍耐」もいいけど「表現」もね

では、こういった我慢から来る不機嫌、どのように扱えばいいのでしょう。

こういったときは【「おせち」もいいけど「カレー」もね】っぽいノリが最も役に立つと思いますよ。

『忍耐』もいいけど『表現』もね、って感じですね。

自分が表現したいことをいかに「溜め込まず」にいるか、ということなんですよ。

・自分は今、何を感じているのか
・自分が何を喜びとしているのか
・自分が何を苦手にしているのか
・そもそも何が目的で忍耐しているのか(ね、忍耐女子の皆様)

このあたりの表現がうまくできると、気持ちがスッキリして楽になります。

ただ・・・。

そもそもね、自分が不機嫌なときに「こうしてくれると嬉しい」「私はあなたのことが好きなのよ」ってなかなか言えないものですよ(笑)

言えたとしても、ちょっとネガティヴに響きますよね、その言葉。

僕も人間だから不機嫌になってしまうことはあるけど、この時に「こうしてくれると嬉しいよ」なんて、心情としてなかなかいいたくないものです(笑)

だから、ここでは「感情の交通整理」があってもいいと思うんです。

たとえば、今、抱えている気持ちを吐き出す、というプロセスですね。

カウンセリングの中でも

「今までに我慢に我慢を重ねた気持ちを、ここで吐き出しちゃいましょうか」なんて感情表現を伴うセッションを行うこともありますよ(いつもではないですけど)

ゆっくりできる範囲から、自分の気持ちを見つめていったり、表現していただいているんです。

すると、自分の本当の気持に気づきやすくなって、自分の本当の気持に素直にもなりやすくなります。

ま、若干恥ずかしいですけどね(笑)

あぁ、私って本当に相手のことを考えていたんだなぁ、愛していたんだなぁ、なんて気づくと、恥ずかしいくなって、若干体温が上がるような、汗ばんじゃうような感じにもなりますけど

しかし不機嫌な状態と比べたら格段に「気分がいい」ものです。

こういった素直な気持ちに反応できる状態に近づくと、まぁ不機嫌ってのは手放せるものだよな、と僕は感じています。

 

Noを溜め込まずに言えるかどうかって大切です

我慢を続けるタイプの人って「Noという表現が苦手」な人が多いように僕は感じることが多いですよ。

「Yesは言いやすいけれど、Noというと愛してもらえなさそうで・・・」という方のお話を伺うことだってありますし。

それぐらい「No」というと愛してもらえなさそう、相手が怒りそう、嫌われそうというイメージが定着しているのかもしれません。

Noと表現すると、相手を傷つけるんじゃないか、という思いを持っている人もいらっしゃるかもしれない。(それこそ自分がNoと言われると傷つくという気持ちも強いのかもしれませんが・・・)

だから「相手を怒らせない、上手なNoの言い方がわからない」と悩まれている場合もあるんですよ。

もちろん「Noだ!バカ!」みたいな言い方をすればトラブルになるかもしれないですけど(笑)

それこそ、我慢に我慢を重ねて不機嫌になるとそう言いかねないですよねぇ・・・。

だから、優しく「Noですねん」と伝えてみてもいいと思いません?

優しく「No」って言ってもいいんですよ。

不機嫌で対人関係の絆を切り離さないためには、溜め込まずにNoという勇気も必要。

それは自分の気持ちを素直に表現する勇気と同じぐらい、大切なことなのでしょう。

気持ちを表現して、通わせて、相手と私の気持ちの繋がりを感じていくことって凄く大切です。

ここが足りないと、ついつい自滅的不機嫌の罠にハマりやすいんですな。

そんなときに「なに拗ねてるの?」「なんで不機嫌なの?」と言われると、すんごいイライラするのでねぇ・・・。

だからこそ、自分の感情表現を溜め込まずに上手に行うことや、自分の感情にどれだけOKを出してあげるか(人に感情をぶつけるではなく、自分として許可を出すこと)って、不機嫌に対する一つの対策だと言えると思いますよ。

ただまぁ・・・めっちゃ不機嫌になるぐらい我慢を重ねている自分にも、OK出してあげてもいいと思うんですよ。

その根っこには自分の大切な気持ちがあると思いますから、ね。

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
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