恋愛・夫婦の心理学

嫉妬が消えない!? まだ友達段階の彼・彼女への嫉妬と怒りが止まらないのはなぜ?

まだ付き合う前なのに。彼・彼女への嫉妬と怒りが止まらない

カウンセリングサービス・心理カウンセラー浅野寿和です。

いつもありがとうございます。

では、今日のコラムです。よろしければどうぞ。

 

嫉妬だと認めたくないけれど、きっとこれは・・・

恋をすると誰しも出会うであろう感情。それが嫉妬。

どうしてここまで嫉妬するのか、自分でもわからないし、認めたくないし、感じたくないのだけれど、気になる彼や彼女への怒りや文句が湧き出して止まらないことってありますよね。

実際にご相談いただきますしね。

例えば、最近知り合った彼・彼女がいるというケース。

まだ付き合う前で、お互いに友達として関わっている状態だけど、自分としては付き合いたいと思ってる。

いや、実はもう既に好き。

既にもう付き合ってるイメージとか妄想してます。寝る前も相手のことしか考えられません。

相手からLineが届けば、午前3時でも即レスする自信ありますけど、なにか?

そんな相手とのLineのやり取りは、いつも以上に慎重に、考えて、ネットで調べて、言葉を選んで、丁寧に、相手を尊重して・・・。

めっちゃ頑張ってます、私。

そんな、ある時のこと。

友人からの話で「相手がどうやら他の相手とも仲良くしているらしい」と知りましたとさ。

えぇ、まったくもって余計な情報ですねぇ。

それから、なんだかザワザワするように。

私1号「うーん、相手は他の人とも楽しくやってんだね?

・・・イライラする。なんだか怒りが止まらないんですけどー。」

私2号「それは完全な筋違いじゃない。相手も自由なんだからさ。冷静になろう?」

そんなこんなで悶々とした気分のまま過ごしていると、なんとも絶妙なタイミングで相手からのメッセージが届く。

そこには「今度遊びに行きませんかー?」の文字。

私1号「ん?・・・そう、遊びに行くの、行きたいの?私と?

へー。他の相手と連絡してるのに?へーなめられたもんですなぁ、私もねぇ。

・・・なんかムカつく。とにかくムカつくんですけど。アンタ何サマなのとか思っちゃうよ?」

私2号「いや、待って。本当は嬉しいはずでしょ?ここはチャンスでしょ?相手は誘ってくれてるんだよ?素直にYESって言おうよー」

私1号「そうだねー。YESって言いたいねー。

でもさ、相手は他の相手とも仲良くしてんだよ?私のことバカにしてるよね?

なんで私が好きとか思わなきゃいけないわけ?ふざけんな!」

私2号「でも、そんなに恨むって変じゃない?

相手はそんなつもりじゃないだろうし。相手のこと好きなんでしょ?大人になろう、ね、そうしよう?」

私1号「あー。もう相手を責めちゃうような言葉を書いてるよ~だ。一発殴らないと気が済みませんから、私!」

私2号「そんな言葉伝えちゃまずいって、好きなんでしょ?後悔するよ?」

私1号「いやいや、もう無理だから。あんたヒドイよねとか言いたいよ。ホント、もう送っちゃうからねー!」

私2号「今は何もしないほうがいいって!ちょっと冷静になろうよ~」

・・・やばい、やばいやばい。

どうしてこんな気分になっちゃうんだろう?もう嫉妬が止まらないんですけど。

誰か助けて~。

という、非常に冷静かつ的確なご相談ですね。

 

嫉妬とは手が届かないものに対して感じるもの

筋違いであろうが何であろうが、火がついたらもう止まらない。

それが嫉妬と呼ばれる感情でしょうね。

これ、意外と厄介で「嫉妬するなんて小物感満載だ」と理解していても、なかなかコントロールすることが難しい場合も多いのではないでしょうか。

さて、ではこの嫉妬、どうして感じるのでしょうか。

そもそも嫉妬とは「自分自身が手が届かない」と思っているものに対して感じるもの。

妙な表現ですが、「嫉妬心」とは

無価値感・罪悪感・劣等感・無力感・無意味感・痛み・悲しみ・分離感・・・・

そのようなネガティヴな感情が成分になっているミックスジュースのようなものなんですよね。

今回の事例では

自分が気に入っている相手が、他の人と仲良くしていることを知ったことで、「私の気持ちは相手に届かない」と感じた。

そこでは、ありとあらゆるネガティブな感情を刺激されるので、まぁ最悪の気分になるわけです。

ただ、そんな気分でいることは相当に難しいので、この気分を切るために怒りが使われるのです。

とにかくイライラする、相手がヒドイよねと思う、八つ当たりする・・・

といったことで、自分自身が最悪な気分にならないようにしている、といえます。

だから、自分自身の中に強い嫉妬を感じるときほど、怒りや相手への文句・責めたい気持ちを感じていていることが多いもの。

その怒りや文句がマックス高まると、まぁ相手に余計な一言を伝えてしまい、その関係が壊れるか、その後で「ごめんなさい」を連発してもどうにもならずに後悔するか・・・という道をたどりますなぁ。

もちろんその後で相手に執着しますよ。

それこそ嫉妬の定石みたいなものなんですよ。

 

届かないのは自分の思い。自己肯定感を高めよう。

では、嫉妬に支配されているときの自分は「何が届かない」と思っているのでしょう。

ズバリ、それは「私の思い(愛情)」です。

恋のライバルが登場した瞬間に「私の思いはきっと相手に届かないし、相手は私に向き合ってくれないだろう」と強く感じているのです。

どうせ私が愛しても、相手は喜ばない。
どうせ私の思いは、相手に理解されない。
いつもそうだったし、これからもきっとそうだ。

こういった思いって、実は「これ以上自分が傷つかないために」と用意した観念(思い込み)なのですよ。(防衛ってやつです)

この観念を持ち続けていると自己肯定感は下がりますから、どうしても嫉妬を感じやすくなります。

ただ、「もうこれ以上私が傷つくのは嫌だ」と思えば、更にそこにエネルギーを与えますから、たしかに最悪の気分にはならないように頑張っているんだけど、自分が愛されていたり、自分が報われた気がしない感覚が続くのです。

特に普段からちょっと遠慮がちで、自分の気持ちを素直に表現することを避けてきた人ほどそうなりやすいですね。

つまり、それぐらい自分が自分の愛情や存在に価値を感じていないと、強い嫉妬が生まれるもの。

いわゆる自己肯定感の問題ですね。

もっと自分の価値を実感したり、自分に対する肯定感を感じるプロセスを歩むことがポイントになります。

 

自分は人の喜びなのだという実感を得るためにできること

では、具体的にどうしたらいいのでしょうか?

こういった強い嫉妬のパターンを変えるには

「自分は人の役に立っている」「人のために貢献している」といった感情・感覚が高まっていればいいのです。

どんな人にも嫉妬の要素はあります。成功している人の中にも嫉妬する自分はいるものです。

が、その自分を選択せず、自分の価値を最大限に発揮させようと考えていると、嫉妬を手放すことができますよ。

だから、まず「どうせ自分は人の役に立たないし」という気持ちを自分が信頼していることに気づくことなんですね。

実は、自分がそう思い込んでいることに気づくこと。

その方法で自分が最悪な気分から逃れようとしていることに気づき、手放すことです。

ただ、実際に自分の中に「私は人から愛されないのではないか?」といった不安があると、この手放しが難しくなるので、「どうしてそう思うのか?」という理由を見つめて癒やしておきたいところ。

ここはもうケースバイケース、カウンセリングごとに扱うテーマですけどね。

そして、実際に

「自分から人に与える、優しくする、貢献していく」ことを続ければいいんです。

今、自分にできることを続けていけばいいんですね。

ただ、人の心というものは一筋縄ではいかないところがあって、強い嫉妬が生まれるほどの状態になっていると、「与えることは損」「自分がもらいたいのに」という気分になるものなんですねぇ。

しかし、いくら外から自分が損しないようにと埋め合わせようとしても、自分の内面に無価値感なり、劣等感なりが強まっていると、「人の愛情や行為」が受け取れず、まさに焼け石に水のような状態になります。

その深層心理で「自分は愛されるにふさわしくない」という観念が強く存在するとそうなるんですよね。

意識では「愛されたい」のに、深層心理では「愛されるにふさわしくない」という観念を持つ、という矛盾が解消されていない、ということです。

ここで自分を信頼せず、放っておいて、状況に任せようとすると、エンドレスに「嫉妬→関係を壊す」という、厄介なパターンが待っています。

だから、もらうことより「自分から与えること」が有効なんです。

自分から人に好意を与えていく実感が自分を許し、いい気分、自分を肯定する気持ちを高めていくわけです。

「愛されたいから相手に与える」は犠牲になるので避けたいところですが、「自分なりに誰かのために与えること」で得られるものこそ「私は人を喜ばせることができる」という実感です。

この実感が、嫉妬するにふさわしい自分を「愛し愛されるにふさわしい自分」に変えてくれるのです。

ぶっちゃけた話をすれば、自分でも手を焼いてしまうような強い嫉妬心が出てくる場合、自分の内面だけで自分の価値を高めていこうと意識しても難しい場合が多いんですね。

そもそも自分の価値が感じられていないと、ただ何もしていないだけで、「自分なんて・・・」という気持ちが強化されるものです。

その状態で「私は私でいいんだよ」「私を褒め続けよう」と自分に語りかけても、あまり効果を実感できないわけですよ。(そういったお悩みもたくさん伺います)

この方法が間違っているわけではないのですが、今の自分の状態に合わせて対策することも大切ですね。

 

最後に

とにかく強い嫉妬心が出る状態ならば「人と関わること」「人に感謝しながら関わること」がオススメです。

ね、これちょっと苦手でしょ?恥ずかしいって思うでしょ?ちょっと怖いでしょ?

この苦手意識、恥ずかしさ、怖れが「私なんて・・・」という気持ちを作っているんです。

このパターンは「自分を隠して与えない」という防衛なんですよ。

ここ、乗り越えていくことができると、ホント劇的に変わりますよ。

素敵なパートナーシップもしっかり作れるようになります。

ただ、現実社会の中でこれらの感情を乗り越えようとすると、若干リスクが高まるので、僕たちはセミナーやカウンセリングをご提供している、というわけです。

特に、安全な場所で「人と人が関わり合う」癒やしのセミナーは、かなりの癒やしの効果を持ちます。

実際に人と関わり、自分自身を肯定する実感を得ていただくことは、自己肯定感を支える大きな要素になりますよ。

そしてその経験・実感を元に、実際に自分が関わりやすい人に対して(家族や友人など)、相手のためになにかする、感謝する、貢献するといった行動を積み重ねると効果的です。

そもそも自分の思いが相手に届くかどうかって、自分の実感が大きく影響するものです。

同じ行動をしていても「相手のためになっている」と思う人と、そうではない人の違いは、ほぼほぼ「自分が自分の価値を大切に感じられているか」どうかの違いでしょう。

もちろん「自分が人にどう評価されたか」も自分の価値に影響しますが、「自分が自分をどう評価しているか」という影響力の方が大きいのです。

つまり、嫉妬して「どうせ自分の気持ちは届かない」と思うぐらいなら、ガチで自分や相手のことを大切にすることが求められているってことです。

そこは、自分の意志・意欲で変えようと思えば変えられるのですよね。

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
カウンセリング・セミナーのご案内
カウンセリングを受ける

なりたい自分になるカウンセリングが人気!
心理カウンセラー浅野寿和のカウンセリングのご利用方法はこちら。

カウンセリングのご案内ご予約可能時間のご案内

 

あなたの質問にお答えします

ブログ読者の皆さんからのご質問に浅野がブログ上お答えする「ネタ募集コーナー」は現在も継続中。よろしければあなたの訊いてみたことを↓のページから送ってくださいね。

ネタ募集企画のお知らせカウンセリングサービス・心理カウンセラー浅野寿和です。 いつもご覧いただきましてありがとうございます。 さて唐突ですが、この度このブ...