恋愛・夫婦の心理学

自己アピールが苦手な私が恋を成就させる方法

自己アピールが苦手な私でも恋ができますか?→もちろん!

たとえばこんなケース。

ある女性がご相談にいらっしゃいました、と仮定しましょう。

今、気になる彼がいて、付き合えたらいいなぁって思っているんです。

普段はいい感じで話せていて、付き合えたらいいなって思うんです。 でも、自分なんかが近づいてもいいのかなって、自信がないって恥ずかしいですけど、正直そうなんです。

ただ、彼のことを思うとどんどん気持ちだけが大きくなって抑えきれなくなっていて、毎日考えちゃうんです。 友達に相談すると、そんなに好きならもう自分から伝えちゃいなよ!とアドバイスをもらうこともあります。

友達が言ってることはよく分かるのですが、相手に迷惑かもなぁ、嫌われたくないなぁと思うとそう思えなくて。 私、あまり明るい方でも、気が利くタイプでもないですし。

できれば穏やかにやっていきたいし、相手には迷惑かけたくないし、楽しい感じがいいなぁって思っているんですけど、彼ともっと仲良くなる方法ってないでしょうか? 

自己アピールが苦手な恋で悩む女性の話

自己表現がちょいと苦手で、自己アピールや押しが弱いけど、優しくて穏やか。

そういった方からのご相談はたくさんいただいているところです。

ただ、多くこのようなご相談をいただく方は「自分に足りないところがあるので、そこを埋める方法ってないですか?」といったお話をしてくださいます。

意識が自分の足りないところに向いている感じなのでしょうか。

それがきっと一つの癖のようなものなのかもいしれませんね。だから「彼といい関わり方はないですか」と聞いてこられるのかもしれません。

この意識のあり方、悪いわけではないんですが、うーん・・・もしかすると恋愛で損する可能性があるのです。

ということで、僕はこのようなお話をさせていただくことがあるんですね。

恋愛の基本は「自分と関わって、相手がいい感情を感じられるかどうか」

人はいい気分を感じたくて、嫌な気分を感じたくないもの。とてもシンプルですよね。

だからこそ、自分のいい気分でいたいものですよね。

自分が最悪な気分だったり、怖れまみれになっていて、相手と関わるならば、相手はいい気分にはなりにくいですから。

あなたのケアも大切ですし、自分がいい気分を感じられる時間を長くしていきましょう。それは凄くメリットのあることですからね。

さて、あなたと彼の今の状態で、いいも悪いもない、友だちのような感覚で付き合っているんでしょうか?

だとしたら、今の彼の感情は悪くはないはずです。

今から、更によい感情を感じてもらえるように行動してみるといいんですよ。

これがまぁ答えです。すごく味気ないですけどね・・・。

でも、何か自分から関わって、相手が嫌な感情を感じるんじゃないか?という部分ばかり見てしまうと、関係が悪くなることが怖くて一歩踏み出せなくなるんですよね。

これは彼ではなくて、あなたの内面の感情の影響だと思ってみてください。

あなたが自分なりに「大切な人のためになれる」と感じられれば、きっと関われます。

でも、そう思えなくて困られているのかもしれませんね。だから善意として彼に嫌な気分になってほしくないと思われている。

ただこのまま放っておくと、いわゆる「片思い」の状態になってしまうから、超切ないですよね・・・。

 

自分を否定せず受け入れてみる

そんなときは、まず「自分は押しが強いタイプじゃなくて、受け止めるタイプなんだ」と自分を受け入れちゃいましょう。

そもそも押しが弱いタイプの人ほど、押しが強いタイプの人に憧れるんです。人は常にないものねだりをして空想にふけるものですが、その時に自分の才能や良さを忘れるんですよ。

確かに押しが強いこともいいことかもしれませんが、だからといって押しが弱いことが悪いわけではないですよ。そこによさもあります。

彼とどう関わろうか、何をすれば・・・ばかり考えて、自分のよさを忘れてしまうともったいない。

だから、自分を嫌わない。今の自分を受け入れてみてください。

そこがカウンセリングでのテーマになるぐらいですねー。

人は自分にしか興味がない?

ちょっと残念な感じに聞こえるかもしれませんが、人は自分(のこと)にしか興味がないものです。

それはきっとあなたも彼も同じです。

よく「人の目が気になる」「どう思われているだろうと気にする」といった話もありますけど、これは人に興味があるのではなく、自分がどう思われているかという怖れを気にしているわけです。その怖れは誰のものかといえば自分ですから、興味の対象は自分の内面です。

だから、いわゆる気が利く人が評価されるし、人気が出るのです。

また、人との関わりの中ではただ待っているだけでは何も起きないのはそのためです。

そう考えると、好きな人に興味を持ってもらえないというだけで傷つく必要ってないんです。切ないし、寂しいし、悲しいのは心情としてよく分かるのですが、それは好きな相手に気持ちが届いていないと感じるから。

※それでもなかなか自分に興味が持てないのは、自己嫌悪や犠牲的なマインドの影響であることが多いもの。

また、いつも犠牲的で無理な恋愛をしちゃうのは「相手に興味を持つため」だったという人も少なくないんですよ。そうしていないと好きでいられなくなっちゃう、自分の気持ちを考えたら別れたくなっちゃうかも、と恐れている人もいるんです。

 

人は自分の影響を受けてくれた人を愛する

一方、多くの人が「自分の影響を受けてくれた人」にはとても興味を持ちます。もちろん好意も抱くようになります。

自分の影響を受けてくれた人の影響をすすんで受けよう」とするものなんですよ。
誰にだって「分かってほしい」というニーズはありますからね。

これが愛される秘訣ともいえるわけです。

たとえば、自分が仕事で悩んでいるときに凄く親身になって話を聞いてくれた先輩がいたら、その先輩を支えたいって思うようになりません?
逆に、アドバイスはくれるけどあまり関心を持ってくれない上司さんがいれば、そこまで思わないかもしれませんよね。

それは先輩がいい人だから、という面もありますけど、あなたの影響を受けてくれた人だから、あなたがすすんで先輩の影響を引き受けたくなっているのです。

だから、押しが強い弱いとかあまり関係ないんです。

もし相手に好かれようと思うなら、あなたのベストでいいので「まず先に相手の影響を受けてあげること」を考えたらいいんですよ。

相手のことに興味を持ち受け止める視点です。

押しが苦手なタイプの人ほど、彼を口説く方法、積極的に関わることばっかり先に考えるとしんどいですよ。人を喜ばせる方法・与える方法はいろいろあるのですから。

もし、彼が恋愛に自信のあるタイプなら、「自分の影響を一番受けてくれる人」ってだれかなーと周囲を見て探しているでしょう。

もし、彼が恋愛に自信のないタイプなら、「自分の影響を与えて嫌がらない人」ってだれかなーと、探しているでしょう。

その違いは大きいので、まぁ彼の様子は僕にも教えて下さいね、とカウンセリングの中でお願いしているんです。彼の傾向を若干心理分析しておくこともメリットですからね。

もし、彼に恋愛に自信があるなら、きっと彼の影響を受けた女性に喜んでほしいのです。

たくさん彼の話を聞いて喜んであげてください。彼がやりたいことを語っているなら応援してあげてください。すごいねって共感してみてください。

もし、彼に恋愛に自信がないなら、彼は嫌がらず、いつも笑顔で接してもらう女性に大きな価値を見るでしょう。

いつも頑張ってるねと声をかけるのもいいですし、相手の思い・話を丁寧に聞けるだけ聞いて、受け止めて、ときには共感してみてください。

もし彼が口数の少ないタイプなら、ご飯にいったり、普段から少し語りかけながら、彼の存在自体を肯定していく感じでいいですよ。ときには彼の無言を聞いてもいいかもしれない。

もし彼が「俺と話してもつまらないでしょ」的な発言をしてきたなら「そんなことないよ」よりは、「私は嬉しいよ・楽しいよ」と伝えていく感じがいいんでないですかね。

あなたが喜んでいる姿こそが、彼に見えていない彼の影響力なのですから、そこを上手にキャッチしてあげる感じです。

その結果、彼があなたの影響を受けたくなる可能性が高まりますよ。

もちろん相手の影響を受けるといっても、無理に我慢したり、嫌な影響を受け続ける必要はないんですよ。

犠牲はあきません。自分が被害者・相手が加害者になってしまうのであきません。

また、こういった話を書きますと、急に意気込んで「がんばります!」と力が入る方や、「そうか、私はこうするべきだったんだ!」と「やるべきモード」になる方も少なくないようですが、できれば避けましょうか(^^;

何事も「やるべき」とか「役割にハマって」行うとその行動の意味を見失いやすいのです。

ついつい相手の反応を期待しちゃうので失望が増えます。

普段のあなたのままでいいんです。自然体で肩の力を抜いてゆったり構えて関わっていきましょう。

この自然体の自分でいられるように、自尊感情を感じたり、自分の心を整えていくプロセスが必要になる場合もあるということですね。

何より大切なのは気持ちなんです。あなたの相手に対する気持ち。つまり意思です。

相手のこと、もっと喜ばせてあげたいなぁ、分かってあげたいなぁ(もっと知りたいなではないですよ)といった気持ちに凄く価値も意味もあるのですよ。

逆に「自分にしか興味がない」状態では、彼の影響を受けることができないんですよ。だから相手は「あぁ、君は僕に興味がないのかな」と思うようになる、というわけです。

もちろん実際には、彼がどれだけあなたに興味が持てるかという部分も残っていますが、少なくともあなたが気になる人と悪い関係にはならず、いい関係になれる流れになるでしょう。

それこそ、受け止める力の強いあなたの「強み」だと思ってトライしてみてくださいね。

【今日のポイント・まとめ】

  • 押しが弱いことをデメリットにしない、受け入れちゃう。
  • ないものねだりは手放す、ないものを理由に自分を否定しない考え方を。
  • 自分をあまりよく思えないなら、まずそこを癒やす意識をもって。
  • 押しが苦手なら、相手の影響を受けてあげるスタンスでいることも「相手に与える」ことになる。
  • 自分の感情ばかり見るのではなく、相手に興味を持つことが超重要。

今日は以上です。何か参考にしていただければ幸いです。

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