恋愛・夫婦の心理学

可憐な愛したい女子の憂鬱とその解放 ~自分の喪失してしまうほど愛してしまうとしたら~

愛したい女子と自分喪失との関係性

カウンセリングサービスの浅野寿和です。 

いつもありがとうございます。

さてさて、今日は福岡行きの新幹線の中で記事を書いています。

なんだか今日ほど車両の揺れを感じる日はないような気もします。きっとiPadProで記事を書くことに慣れていないだけなんでしょうが、手元が揺れる揺れる~。

では今日のコラムです。よろしければどうぞ。

今日は「可憐な愛したい女子」のお話

彼女たちは、仕事も日常も頑張ってる自覚があるみなさんだから、とてもしっかりされている方が多いんです。

あんまりこういったことは言わないほうがいいのかもしれないですが、正直言ってパートナーシップの才能バリバリある女性でもあります。

どこか男性を導いていけるだけのポテンシャルがあるがゆえに、ついつい恋も頑張る方向で考えることが多いようですね。

「彼のためならわかってあげられるのに」「受け止めてあげられるのに」という、なんとも深い深い愛情を僕に語ってくださるわけです。

それはもう、すごいなぁ・・・と思えるほど。

先日書いた麗しのサレンダー女子さんよりは、よりアクティヴで、より行動的な方が多いです。

ただ、どんな人にも弱点とまではいきませんが、考え癖があるもの、のようでして。

恋愛も「私が頑張る」「与える」方向で考えるからこそ、自分の思いが伝わらないことが強い怖れの対象になりやすいようです。

たとえば、「彼に嫌われているんじゃないかな」「相手に迷惑なのかな」

ついついそう考えてしまう傾向があるって感じですね。

ここに可憐な愛したい女子のみなさんが悩む理由があるわけですが、これって「私は怖がり」「自信がない」「恥ずかしがり」と認識されることが多いみたいですね。

もっと自信があれば、もっと勇気があれば、もっと恥ずかしがらずに行動できれば、と考えている方が多いですし、実際にそう言ったお話を伺うこと多数。

特に「今好きな人(彼)がいるんですけど、彼がどう思っているのか気になって・・・」というお話の裏に隠れた、「失敗したくない」「私の思いが伝わらないことだけは避けたい」という気持ちを僕はよく感じます。

ただ、僕はこう思うわけですね。

「そのお悩み解決方法って、頑張る方向とは違う方向の中にある」

実は、自分で思っている以上にすでに磨かれた女性としての魅力、愛情の強さがあるんだけど、なぜか自分を表現するときに強めの不安に襲われてしまうので、ついつい「嫌われているんじゃないか」なとど考えて、自分のことを守ってる方が多い、と僕は見ています。

そこでどうして「強めの不安」を感じるのか。

ここを見つめて癒していくと、その方の才能は分かりやすく開花しますから、多くの女性が男性を魅了し、とても幸せな私を取り戻していかれることが多いんです。

いつも愛したいのは私だけ

可憐な愛したい女子の「愛する力」は、ものすごいものがあります。

彼のためだったら、どれだけでも頑張れる。そんな強い愛のスイッチをもっているんです。

だから、妙な言い方になりますが「一人で生きていくパワー」も十分に持っているんです。

これは「お一人さまの能力」という意味ではなく

「彼を感じなくとも生きていける」
「彼の愛情を受け取らなくても、愛していける」

という意味です。

彼がいるんだけど、彼がいない前提で恋愛も夫婦関係も進んでいくということ。

なので、なぜかいつも「恋愛のことで悩むのは私だけ」「二人のことで悩んでいるのはいつも私だけ」という状態になりやすいんですね。

その根っこでは「二人のことを私一人で考え、頑張る」癖のようなものが見え隠れします。

そんな女性の成長プロセスもまた、「家族の愛情を受け取らずとも、生き抜いてこれた」という場合が少なくありません。

誰よりも家族思い・友達思いな女性になりつつも、他の家族・兄弟のように「他の家族に依存して」だとか、「自分の思いを貫いて」生きていくことに「なんだか悪い気がして」と感じて、「一人じゃないんだけど一人」な感覚の中で生きている方が多いんです。

一言で言えば、「ずっとさみしい」です。

ただ、このさみしさは感じているとすごく辛い感情だから、普段は切り離しています。

この切り離す要素として出てくるのが、「行動」なんです。

毎日忙しくする、新しいことにチャレンジする、彼や好きな人のために頑張っちゃう。

この行動自体は素晴らしいのですが、その動機に「さみしさを感じたくない」という思いが強く残っていると、どんどん恋愛が苦しくなっていきますし、何事も悩みやすくなります。

私がどんなに頑張っても相手に気持ちが伝わらないんじゃないか?

そう不安にもなりやすいのです。

この不安は「以前から抱えていたものすごい寂しさの中に堕ちてしまう」ことに対する怖れ。

彼に思いが伝わらない怖れよりは、自分自身の内面的な問題なんです。

だから、彼と幸せになりたいと思っても、彼のそばにいても、彼が愛してくれていても、「なぜかいつも頑張っている私」という状態になりやすいんです。

ここでいくら愛する力を磨いたとしても、その努力は尊いものですが、「寂しさの中に堕ちる」怖れが存在することで、いつも気が休まらない、頑張っていないと不安という状態が続くんです。

それはまるでスターウォーズでいうところの、ダークサイドに堕ちるイメージです。

ものすごく怖くて、不快で、不安。そのように感じます。

深い深い闇の中に吸い込まれ、自分が自分でなくなっちゃうような不安。

そこに堕ちてしまえば、今までの私ではいられない。

そんな感情のブラックホールを感じ続けているようなイメージですね。

だからこそ、この「寂しさ」に向き合い、癒すこと自体、発想としてあまり生まれないのですよ。

「どれだけ素晴らしい私になれば、どれだけ彼を愛すれば、わたしは楽になれるの?幸せになれるの?」

苦しくても前を向き、当たり前のように「二人のことを一人で考える私」のまま、踏ん張るんです。

愛する人の前で自分を喪失する?

愛する力が素晴らしい「可憐な愛したい女子」

彼女たちの不安、そして恋に戦う姿勢の裏には「深い寂しさ」がある、と書きました。

この寂しさを抱え続けていると、もう一つ厄介なことが起きる可能性があるんです。

それが「自分喪失」なんですね。

実は、寂しさ、怖れ、罪悪感、無価値感などは、感じることが辛い類の感情です。

そもそも一人で抱え続けることがとても困難なのです。たった一人でこの感情を受け入れて向き合うことには多大なリスクを感じるものなんですよね。

すると、この感情を通じて、人とベタっと感情がくっついて、相手の感情に張り付いてしまうことが起きます。

そうです、その通り。

「癒着」が起きる場合があるんです。

たとえば、「好きな人ができると、自分のために時間が使えなくなる」という話もよく伺います。

生活が彼一色になり、自然と彼のために自分の時間もリソースを割くことも多くなります。

それは寝ても覚めても彼のことを考えている、という恋の病の類ではなく、なぜか好きな人ができると「自然とそう考えてしまう」ということなんですよ。

恋愛のパターンとなっているんですね。

もちろんこれが、彼を思う気持ちが自分の明確な愛と意思で起きていることならいいのですが、「なんとなく彼が求めているから」「彼のためだと思うから(相手に確かめる前に)」と自然に感じている人も少なくないんですよ。

そのとき、実は「寂しさの中に堕ちたくない」という感覚が強くなって、彼と心理的な距離が近くなり、まるで癒着状態になっている場合ってすごく多いんです.

なので「彼の感情(言動)で自分の気持ちが決まってしまう」状態になるのです。

これは「彼ができると自分を見失い、彼中心の生活」になってしまったり、彼の気持ちが変わることで正当な量以上のショックやハートブレイクを感じる理由にもなります。

が、そもそも一人で生きていけるほどの愛を持っている「可憐な頑張っちゃう女子」だから、この状況もガッツで乗り越えていけるんです。

彼に振り回されても愛していけるってことですね。

同時にせっかくの恋愛が楽しめなかったり、彼といると疲れ果ててしまったり。

そのうちに「私ってどんな人?」「私のいいところって何?」「私の魅力って頑張ってるところぐらいかな」と、自分を喪失してしまうことに繋がっているケースも意外と多いのです。

こういった状況を変えていくポイントは、「家族や対人関係における心理的距離感を見つめ、自分の価値や人からの愛を受け取ることが求められている」という場合が多いです。

寂しさに堕ちることを怖れて、寂しさを抱え続けていると、この寂しさが彼との癒着の材料になる、ということ。

実は、頑張って与えてもなかなかいい感情を感じられないことが多いのが、可憐な愛したい女子さんの悩みに繋がっていることが多いのですね。

この話はまた次回に続きます。

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
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