恋愛・夫婦の心理学

パートナーとのいいコミュニケーションのために気づくといいこと

その言葉、手厳しい指摘になっていないだろうか?

カウンセリングサービス・心理カウンセラー浅野寿和です。

いつもありがとうございます。

さて、今日は夫婦や恋愛の中で起きる、いわばあるあるネタについて書いてみたいと思います。

よろしければどうぞ。

自分の思いをパートナーにどう伝えるか

「もうどうしてわかってくれないのよ!」
「何度も言ってるだろ!」
「それって私のこと考えていないから言えるんだよね」

パートナーにどうしてもわかってほしいことがあるとき、ついついガツーン!と言いたくなることってないでしょうか。

カウンセリングの中でも「夫は、妻は、彼は、彼女は、どーして分かってくれないんでしょうね!」というお声を伺うことがありますよ。

パートナーにやめてほしいことがある、パートナーにお願いしているのに、聞き入れてくれないことがある、といったコミュニケーション上のすれ違いから

どちらかが別れたいと言い始めて、話が平行線のまま、といった、二人の関係にとって大きな出来事の場合もありますね。

僕たちは、どうしても自分の思いを相手に理解してほしいと思うと、自分の気持ちを強く押し出したくなるものかもしれません。

自分自身が不安やストレスを感じていればなおさらに。

それほどまでに強く相手に伝えることで、相手を理解させようと思うこともあるかもしれない。

ただ、この方法で伝わればまだいいのですけど、そうではなく、口論やケンカに発展してしまうことがあるなら、ちょっと立ち止まってコミュニケーション方法を見つめ直してみてもいいかもしれませんね。

今日はそんなお話です。

人は「自分の影響を受けてくれた人の影響を受けようとする」の法則

以前にも書きましたけど、人は「自分の影響を受けてくれた人の影響は受けようとする」傾向があります。

平たく書けば、「自分の意見、気持ちに共感してくれた人の影響は受けようと思う」ということですね。

だから、パートナーとのコミュニケーションでは、こちらが話す言葉と同じぐらい、相手の言葉や気持ちを聞く、ということも大切になっていきます。

むしろ、ちゃんと聞くことができると、話は通じやすくなることが少なくないものです。

誰にだって何かしらの言い分はあるもの。

そこを丁寧に聞く勇気があると、こちらの意見も通じやすくなるんですよね。

私は十分相手の気持ちを聞いてきた、という思い

ただですよ。

例えば、長い間ご夫婦関係にある場合や、何度も何度もパートナーのために自分の気持ちを譲ってきた、という思いが強い方の場合

「私は今までたくさん相手の言い分を聞いてきたのに、どうしてわかってくれないの」

と思いやすくなることもあるのですよね。

特に、自分の気持ち以上にパートナーの気持ちを優先してきた方にとっては、自分の意見が通じないということが、まるで「自分自身の存在をちっぽけに扱われている」ように感じる理由にもなりかねないんですよね。

カウンセリングでも、我慢に我慢を重ねて、パートナーに合わせてきた方が、急に「別れたい」と言われて、ものすごい悲しみをお感じになっていたというケースだってあるわけです。

だから、先に僕が書いた話を、「相手の影響を受ければ、話は通じやすいって、今まで私はそのようにしてきたんですけど」という思いを持たれる方も少なくないんですね。

むしろ、今まで我慢に我慢を重ねてきたからこそ「この思いだけは譲れない」と思うこともあると思いますし。

このようなときは、まず自分自身の今までを受け止めて、しっかり自分自身をねぎらっていただきたと僕は思います。

このとき、相手に分からせたいと思う気持ちの多くは「自分の不安や怖れ」であることが多いんです。

本当に相手に伝えたい気持ちではなく。

だから、まず自分自身の気持ちの整理やケアを優先させていただきたいな、と僕は願っています。

また、自分自身をケアするには「自分自身の気持ちを大切にする」という視点も必要になることが少なくないと思います。

例えば、「我慢ばかりしていると気持ちが伝わらない」とか「言いたいことはちゃんと言うべき、言わない方も悪い」なんて話が聞こえてくることもありますよね。

確かに、この話にも一理あると僕も思うのですが・・・そこにどんな動機であったにせよ、我慢というカタチであったにせよ、自分なりに「最善手」だと思って頑張ってきたことを否定する必要までないと僕は思うのです。

例えば、ずっと重ねてきた我慢の裏には、自分なりの善意、好意だってあるわけでしょう?それがなければ我慢を続けることは難しいのではないでしょうか。

まず、その「自分の気持ちを大切にすること」から始めてみていただきたいな、と思うのです。

自分を理解して、受け容れるプロセスですね。

本当の気持ちに気づいていくこと

人は、怖れ・不安を強く感じたり、不快な状況なると、何とかこの状況から逃れたい、と思うものです。

多く、パートナーとのコミュニケーションが上手くいかないケースのカウンセリングを担当させていただいていると、「自分の怖れ・不安・不快感をなんとかしたい」という思いで、パートナーに対して強い言葉を使っているケースが散見されることも事実。

まぁ、それもある意味致し方ないことともいえそうですし、それぐらい伝えている方も必死なんですよね。

しかし、あまりに強く相手に詰め寄ると、「自分が恐れや不安などを感じたくない」という気持ちは伝わらず、単純に相手を非難しているような印象を与えてしまうものですね。

ここがコミュニケーションで気をつけたいところですよね。

なにより、パートナーに本当に伝えたいことは、別にあるのではないでしょうか。

僕自身、たくさんの方のお話を伺わせていただいていると、多くの場合、このようなお互いの気持ちをスルーしてしまうことで、つい対立してしまう方も少なくないようですよ。

お互いに、不安や怖れが強くなると、どうしてもこのあたりの話ができなくなることが多いのかもしれませんね。

もちろんお互いに言いたいことをちゃんと伝え合うこと自体、一定の意味があります。

しかし、もし自分の言いたいことが伝わらず、言葉のカタチが相手への否定になっているとしたら、その結果最も切ない思いを感じるのは、一体誰なんでしょう。

そう考えながら、自分の気持ちを的確にとらえていくことや、自分自身の気持ちの整理を行うことは、前向きないいコミュニケーションにつながるといえそうですね。

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
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