ほぼ30代からの心理学

私の潜在能力が発揮できれば幸せになれる ~幸せになるために苦労はいらない~

自分に秘められた能力・愛・才能を発揮するともっと幸せになれる

さて、今日は「幸せになるために苦労はいらないよ」という話です。

僕がカウンセリングやワークショップを作る際に、いつも大事にしている「根本的な考え方」でもありますね。

よろしければどうぞ。

幸せになるために苦労はいらない

「どれだけ苦しいことに耐えたら、幸せになれるのだろう」
「幸せになるためには、大変なことをし続けないといけない」

カウンセリングやセミナーの現場にいますと、こういったお話を伺うことも少なくありません。

「幸せになるためには苦労しなければいけないのでは」

僕はこの考え方自体、否定的に見つめていませんし、その方にとっての今までのご苦労を否定的に見つめることもありません。

むしろ、「そう考えること自体が、自分が感じる今の感情との付き合い方」であることも多いものですしね。

例えば、「大変なことを乗り越えればいいことが起きる」と思うことで、今の忍耐に対するモチベーションを作る場合もあると思うんですよ。

そこには、自分を奮い立たせたいという気持ちや、ひたむきさ、誠実さを僕は感じますから、わざわざそういった気持ちを否定しないでいいよね、と思っています。

ただ、苦労がないと幸せになれないのか、というと、そう限ったわけでもないでしょうね、ともお伝えしています。

できれば、今までの苦労はあなた自身のエネルギーや経験、財産にしていかれてはどうでしょうか、ともお伝えしています。

継続的な逆境はしんどいもの

さて、この「幸せになるために苦労はいらない」ということについて話す前に、「逆境」という言葉についての考え方をお話しておこう、と思うのです。

僕たちの毎日が、もう本当に何事もなく過ごせていればそれに越したことはないのかもしれませんが、生きていれば、自分が報われないこともあるし、どうにも逆風が吹く時期もあると思うんですね。

いわゆる逆境と呼ばれるもの。

不平等で、アンラッキーで、思うようにならない状態になることもありますよね。

例えば、

なんとも仕事がうまくいかないとき。
恋愛が望まない方向に向かっていっているとき。
頑張ったけど、状況が好転しないとき。
何をどう頑張ってもうまくいかないな、と感じるとき。

そんなときほど、切ない気持ちになっちゃいますよね。

実はこのようなときほど、自分自身の潜在能力を更に発揮するチャンスではあるんです。

僕たちはビビったり、慄いたり、緊張状態になったときに、自分自身のいまだ拓かれていない能力を発揮することが多いのです。

いわば「火事場のクソ力」みたいなものですよね。

だから、一時的な逆境、不運、どうにか頑張らないといけない瞬間と出会うと「しんどいよね」と思いつつも、自分自身を高め、潜在的な能力を発揮する一つの要素になるものだからこそ、僕は逆境自体を悪いものだとは認識していないんです。

そもそも僕自身にも逆境は来ます。あー来たか~と思うと、やっぱりビビるしうろたえますけど、「うにゃ~。まぁ、なんとかすっかな・・・」と向き合う、いや、渋々(本音が出た!)向き合いますよね。

ただ、「ここから学べるものがあるんだよなー。でも勉強代にしてはちょっと払い過ぎかもな~。でも、これに何の意味があるんだろうな。」なんて風にぶつぶつ呟きながら、進みますかねぇ。

基本、僕は非常に打たれ弱い部分があるので(笑)文句の一つも言いたくなりますし、自分を呪いたくもなります。だってガラスのハートだもの♡

「なんでこんな目に?」と思うと、一瞬気持ちのバランスが取れる気がするんです。が、同時に、自分にはアンラッキーがふさわしいと呪うことになるので、まぁリターンが少ないんですよね。

自分を大切にするという視点を持つと、「なんで?」よりは、「どうすっかな」と考えるほうが得策だと分かります。

もちろんついつい「なんで?」って思いたくなるものなんですけどね。特に自分なりにベストを尽くしていたならなおさらに。

ということは、もし「幸せになるために苦労が必要だ」という考え方を採用とするとしたら、それすなわち、この逆境が継続的に続く、ということになりませんか?

心理的には「不平等で、アンラッキーで、思うようにならない状態が、継続的に続くことを自分が望んでいる」ということになります。

そうじゃないと幸せになれない、と感じているということ。

それ、本当に望むことでしょうか?

僕たちにはやっぱり逆境がやってくるけど、それは一時的でしょ、と僕は思うのです。

そこを「継続的なものにしないこと」が大切で、ちゃんとクリアしておくこと。

「サボった夏休みの宿題はずっと残る」の法則で、打つべき手はちゃんと打っておいたほうがいいってことなのだと思うんです。

そう考えると「幸せになるためには幸せになる秘訣が必要」で、苦労は必要ないってことだと僕は考えます。

そして、幸せだわーと感じていても逆境はきっと来る。

頑張ってんだけど、足元すくわれるようなことはたしかに起きると思うんです。

けれど、今が幸せであれば、逆境を抜け出すことにそんなに苦労は必要なくなる、ってことなのではないかしら。

そして、喉元過ぎれば熱さ忘れる、で、あとになってみれば「あのときしんどかったなー。でもそのおかげで今があるよな」とか思うんでしょう。

私の潜在能力が発揮できれば幸せになれる

では、僕たちが幸せではないときって、どんなときなんでしょう?

僕がその臨床経験から感じることをお伝えするとしたら、「自分の潜在能力をちゃんと発揮できる状態」になっておくことなのでしょう。

ここでいう潜在能力とは、自分の学び・経験から培った能力だけではありません。

自分自身の愛、優しさ、慈愛、冒険心、行動力、寛容さなども同じでしょう。

こういった自分自身が持てる力、能力、感情などを、表現できるようになると、なぜか皆さん幸せになっていかれると僕は感じています。

だから僕の仕事は、みなさん自身がお持ちの「良さ」「能力」「愛情」などを引き出すサポートだと思うぐらい。

その目的のもと、皆さんには自分を大切にしていただいたり、抱えた感情を解放して気持ちを楽にしていただいたり、自分が抱えてきた誤解を手放していただいたり、あれこれ心を楽にするサポートを体験していただいています。

ただ、すでにお気づきの方もいると思うのですが、この話はどこか矛盾していると思いませんか?

僕は先にこう書きました。

一時的な逆境、不運、どうにか頑張らないといけない瞬間と出会うと「しんどいよね」と思いつつも、自分自身を高め、潜在的な能力を発揮する一つの要素になるもの

つまり、自分の潜在能力を発揮するきっかけが逆境である、と。

だとしたら、自分自身の心を楽にしても、あまり意味がないんじゃないか、そう思われる方がいても不思議ではないと思うのです。

ここには一つのからくりがあるんですね。

実は、逆境(怖れ)を感じたときに出てくる潜在的な能力は、どちらかというと男性性的なものが多いんです。

例えば、稼ぐ力、忍耐力、行動力、冒険心、決断力、勇気、そういったパワーが湧いてくるんです。

一方、自分の心を整えて、気持ちを楽にしていくと出てくる潜在的能力は、どちらかというと女性性的なものが多いんです。

慈愛、受容、優しさ、包容力、寛容さ、絆、つながり、許しの視点、そういった温かい感覚を取り戻すことができるんです。

僕が思うに、一般的に社会の中で生きていると、前者のパワーを引き出す機会には恵まれやすいでしょう。

自分が逆境や理不尽な状態に追い込まれ、そこでもがくからこそ、また一つタフになれる、強くなれる、といった経験を通じて、自信を感じていくプロセスもまた大切なことですから。

しかし、そういった力だけが、幸せを培う潜在能力の全てではないと僕は考えています。

僕の学ぶ心理の世界にはこんな考え方があります。

「優れた女性性の上に、優れた男性性は培われる」

そもそものベースに、女性性的な感覚があって、その上に男性性的な感覚を培うと、心のバランスが取れて、より本来の自分らしい自分になれる、といったイメージです。

例えば、どれだけ決断力があり、頑張れる人でも、人に寛容でないとなかなか人望がつかないように。

どれだけパートナーを支える忍耐力があっても、自分に厳しすぎて「私は優しくない」と感じていると、どんどん恋愛や夫婦関係が辛くなるように。です。


自分自身にとっても温かく、柔らかく、いい気分になれる感情・感覚があるんだな、と実感しておくプロセスを進めることで、より今まで自分が頑張ってきたことが活きるようになるのですね。

この考え方は、かなり大人志向といいますか、より大きな、素晴らしい自分を実感するプロセスそのものなんですよね。

私には、こんなにも優しさがあります。
私には、こんなにもパートナーを思いやる気持ちがあります。
私には、こんなにも人を慈しみ、受け入れるハートがあります。

このように、自分を癒やし、本来の自分のハートの力を感じることで、より楽に仕事も恋愛も夫婦関係も進めていくことができるようになるんですよね。

そういった理屈があって、僕は「幸せになるために苦労はいらん」と言い切っていますし、あなたの潜在的なマインドの力を発揮できれば、対人関係、恋愛、夫婦問題はより良い方向に向かっていきますよ、とお伝えしています。

ただ、この癒やしのプロセスにはちょっとした弱点もあるといえるんですよねー。

「なんだかやりごたえがない」と感じやすいのです。

優しさ、愛情などがそうですが、感じていてもなかなかガツンと心に迫る手応えが薄いんです。

だから、即効性がないような、やっていても意味を感じないような感覚に陥ることがあります。(人によっては胡散臭いと感じるかもしれないですねー)

なので、ついつい自分を追い込む方向に意識が向きやすい。やりごたえ、手応えを感じやすいですからね。

ただ、それこそ無力感を怖れ、その反対の「力感」を求めたくなっているからこそ起きていることかな、なんて僕は思います。

僕たちはうまくいかないな、という無力感を感じているときほど、「やりごたえ」「力のこもった感じ」つまり、力感を求めたくなるものですから。

だから、すごく愛されている感じ、愛している感じが欲しくなるし、すごくがんばれている自分に戻りたいと思うし、自分が最も動けていた自分に戻りたくなるものかもしれません。

ただ、こうも考えられないでしょうか。

今までの自分のプロセスの中で起きたできごとを通じて、自分自身が様々なものを受け入れ、対応し、乗り越え、大切な何かを愛したり、守ったり、今までは理解できずにいた物事をですら理解できる力をつけてきた、とも。

そんな今の成長した自分と向き合うこと。

自分って成長しているし、それでいいんだよ、と感じることも幸せになる方法の一つだ、といった風に。

そう考えると「何もうまくいかないよね」と無力感を感じているときが、自分を癒やし、変えるチャンスともいえますね。

ただ、そこで自分を絞ってやりごたえを求め、逆境を選び続けるのもありですが、やりすぎると燃え尽きる可能性も出てきますからね。

どこか、自分を癒やす視点で、愛やら優しさやらを取り戻すことを僕はおすすめしているし、それが僕の仕事なんです。

そして、自分を癒すことができたとき、こう気づくのです。

「今まで自分が頑張ってきたこと、努力してきたことは無駄じゃなかったな」と。

今までの必死さ、逆境に向き合ってきた自分が、いかに尊い存在か、も理解できる。

だから、もっと人に優しくなれますし、頑張っている人を見ると心から応援したくもなります。

そんな自分に誇りを感じられます。

今までの自分に意味がなかったと感じていた事自体が、誤解だったんだな、と感じること。

それこそが自分のパワーを実感し、さらに潜在能力が発揮できている状態。

こうなると「強力に幸せを引き寄せる力」を持つことができるんですよね。

自分の内面と外側のバランスを「幸せ」「いい気分」で取るようになるので、不幸や逆境をあえて引き寄せない自分になれるんです。

だから、勝手に幸せを自分が選ぶし、そういったものの見方をするようになる。

その第一歩が、「自分ってすごいやん、こんなにも愛や優しさにあふれているやん」と感じることだと僕は考えているのですね。

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
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