恋愛・夫婦の心理学

本当の意味で「手放し」ができたら願いが叶う、ってどういうことですか?

本当の意味で「手放し」について考える

浅野大先生、本当にお世話になったセツナです。

海外にいる彼との関係で先生には本当にお世話になりました。これからもお世話になりますが・・笑

先生と話さなかったら、彼の本当の気持ちに気付けなかったと思います。先生との4回の面談、電話を経て、心情の変化がありましたのでその報告と、質問をしたく投稿しました。私の内容が私と同じ悩みを持っている方の解決につながれば良いなと思います。

報告

4回目の面談後に、名古屋に泊まり朝を迎えた際に、頭の中にBLUEの「THE GIFT」という曲が流れてきたんです。これは、槇原敬之が楽曲を提供しました。同じ音程で「僕が一番欲しかったもの」という槇原敬之さんが歌った曲の歌詞を見たら納得しました。無い物ばかりに目を向けて、不安ばかり彼にぶつけてた私。先生これを私にずっと言ってくれてたんだなって。。。

先生のトレーニングで、彼の、身近な人が自分にしてくれたことリストを作ってみよう、ということ正直躊躇していたんです。

でも、4回目の面談を終えて、やってみた際に、涙が止まらなくなりました。特に、彼が私に無言でしてくれたこと程胸がきゅうってなりました。こんなに私のために、疲れててもやってくれてたんだなってひしひしと感じることができました。

それから、普段の出来事を、これ以前彼はこんな気持ちでやってくれてたんだなって勝手に関連づけて感じ感謝することができました。本当の意味で、「彼と私」の関係だけに集中して考え振り返ることができました。

本当の意味で「ありがとう」って言えるようになってきたと感じています。これにより、もしかしたら。。。という不安が少なくなりました。先生、ありがとうございます。

質問

先生が、ブログ、動画で本当の意味で「手放し」ができたら引き寄せでいう願いが叶うとおっしゃっていましたが、自分自身がどういう心境、感情、行動だと手放しができたと言えるのか?

また、良い手放し方法は?

個人的な内容になっていましたらすみません。長々読んでいただき、ありがとうございます。

ネタ募集ネーム:セツナさん(一部編集させていただきました)

 

セツナさん、ネタのご協力ありがとうございますm(_ _)m

んー、いつの間にか大先生になってますねぇ。僕も出世したかなー(笑)

それは冗談ですが、いろいろとご報告ありがとうございます。

先生のトレーニングで、彼の、身近な人が自分にしてくれたことリストを作ってみよう、ということ正直躊躇していたんです。

ですよねー。嫌だと思うんですよねー。こんなことやってなんの意味があるんだ?とか思っちゃうと思うんですよね。

それぐらい「やりたくない」ってことなんですよねー。

この実習は、自分が誰かに愛されていたり、支えられていることを自分で見つめることになるわけですが、いわゆる自立(一人で頑張り続けている状態)が強まっていると、この実習は葛藤のもとになるんですよね。

なぜならば、自分は一人で生きているつもりなのに、そんなに優しくしないでよ、何も返せないじゃない、自分は一人でいいって信じていたのにそこを突き崩さないでよ、みたいな感覚とぶつかるからです。

まぁこれもエゴなんですけどね。

でも、この罪悪感は「本当は誰かのために愛したい・頑張りたい自分の存在」を示すサインでもあるんですよ。

そもそも誰かのために、という思いがなきゃ、罪悪感なんて出てこないわけで。

そして、自分にはどうやら自分にはわからない愛される価値も意味もあるらしい、とも感じますから、今まで押し殺していた感情が湧き上がってくることが怖くて、抵抗したくなるんですね。

ここを超えると随分と気持ちも楽になるし、不安や疑いなども手放せるんですが、まぁこの導入部で若干「嫌な気分」になることが多いので、あまり積極的にやりたいとは感じられない場合が多いようですよ。

これ、自分の悩みを人に相談したり、カウンセリングやセミナーに興味があるけど躊躇する理由そのものだと思うんですよね。

実は自分が人に受け止めてもらえる、と感じられなかったり、分かってもらうことから自分から遠ざかろうしたり、わざわざ相手が受け止めにくい態度をとってみようとする、とかね。

このパターンが日常や恋愛の中で出てくると、親密な人であればあるほど葛藤し、愛しにくい、愛されにくい態度を取り続けてしまうことにもつながるんですよね。

そして、自分の思いが伝わらずに切ない思いをする。

でも、今回はちゃんと取り組んでいただいたみたいで。ホント素晴らしいと思います。

それでは、今日のご質問にお答えします。

「執着」とは何かにしがみついている、ということ

質問

先生が、ブログ、動画で本当の意味で「手放し」ができたら引き寄せでいう願いが叶うとおっしゃっていましたが、自分自身がどういう心境、感情、行動だと手放しができたと言えるのか?

また、良い手放し方法は?

 

この手放しの話を進める前に、執着についてご説明しておいたほうがいいと思うんですよね。

執着とは、何かにしがみついている状態のことを意味します。

自分自身の感情、過去の体験、痛み、成功体験やそこで学んだ自分のやり方、調子が良かった時代の自分、などなど、僕たちは様々な対象に執着することがあるんです。

この執着は、恋愛に限らず、仕事や、お金や、地位等、私たちがこの社会で生活していく中のあらゆる場面に存在するものです。

ある意味、生きている以上、何かに執着してしまうのは当然、ともいえるわけですよね。

しかし、何かに執着してしまうと、その何かに捕われてしまい、心は自由をなくしてしまいます。

ここで「自分の心理状態と釣り合った現実を前にすると、気持ちが安定(安心じゃないよ)する」法則について考えてみると、いわゆる執着のデメリットが見えてきます。

そもそも僕たちは今の気分にあったものを選ぶし、そこで気分が安定するものなんですよ。

失恋直後に、アゲアゲな音楽はキツいと感じません?どちらかというと失恋ソングが心に沁みると思いませんか?

最高にテンションが上っていい気分のときに、人からネガティブな意見を聞くと、何だよテンション下がるなーと思いません?

それこそ違和感、なんですよね。

この違和感を感じないもの、今の自分に合うものを選びたくなるでしょ?

ということは、「なにかに執着している自分」に釣り合う現実こそ「不自由さを感じる状態」となるわけですよ。

不自由な幸せ、不自由な恋愛、お金に不自由、自由のない結婚生活・・・

改めて文字にすると「ん?」と思ってしまうような現実に、何故か自分が近づいてしまうってことを意味します。

いくら願望として自由さを望んでも、執着があるほど不自由な毎日になる、ってことです。

だから、「本当の意味で「手放し」ができたら引き寄せでいう願いが叶う」と僕は表現しているわけです。

何かしらの対象に対するしがみつきを手放すことで、より自分の望む状態を手に入れやすくなるということですね。

もし、あなたが今の自分の生き方に満足していないなら、自分の中にある執着に気づき、手放してみるといいかもしれませんよ、という話です。

手放しが進んだ状態とは?

一言で言えば、心が軽く感じられた状態、とでもいいましょうか。

スーッと、ふわっと、なにか憑き物が取れたような状態、とでもいいましょうか。

心のなかにある重い石が、ゴロッとなくなってとれた、というイメージでもいいかもしれません。

そこでは自由さ、楽さを感じられますし、自分自身もとてもいい気分になります。

逆に手放しが難しい状態とは、怒り、悲しみ、後悔、不安、怖れといった感情が強いとき、ともいえますね。

ついつい彼に執着しちゃうのは、別れの悲しみ、愛し抜けなかった後悔、これからの不安、そういった感情が強くなっているとき、ともいえます。

見方を変えれば、意識としては「彼に執着している状態」でも、内面では、不安を感じたくない、傷つきたくない、といった思いの裏に隠れた、「自分は一人ぼっちになる」「愛されない」「誰にも大切にされない」といった痛みや誤解に執着している場合があるよ、ということでもあります。

手放しはそもそも難しいもの?

ぶっちゃけ手放しって、ちょっとばかり「難しいプロセスの一つ」といえます。

いい記憶も悪い経験も、自分自身が「もう二度と絶対にこんな目にだけは会いたくない」と思うからこそ「執着」していたものがあるはずですから。

そこを手放す、ということだから、手放して本当に大丈夫?と思っちゃうことも多いんです。

しかし、そこにある自分の気持ちを受け入れたり、ある程度時間をかけて解放できている状態ならば、手放しが行いやすい状態になる、ともいえます。

だから、一口に「手放す」といっても、僕の見解では「手放すまでに、ある程度の癒やし、心の準備が必要になることもある」と考えています。

だから、焦りは禁物。自分が早く良くなりたい一心で手放しを進めようとされる方もいますけど、いやいや、今のあなたも悪くないでしょ?と気づいていただきたいわけですね。

自分への嫌悪感や劣等感から早く癒やされたいと焦ると、余計に時間かかっちゃうし、手放しもうまく進まなくなることが多いですよ。

手放しは、もっと自分を丁寧に見つめて理解したり、溢れてくる感情を解放したり、さまざまなプロセスを経て行き着くことが多いのです。

そのほうが空振り(手放したつもりでまだ執着している)が少なくなるんですよね。

手放しには目的設定は欠かせない

また、手放しは「何のために手放すのか」という目的が曖昧になると辛くなるし、うまく進まないことも多いものです。

そもそも「手放し」の目的は、「自分が幸せになる」です。

自分の心を自由にして、未来の自分が幸せであるためになされることなんです。

これ以上痛い思いをしないとか、今の苦しみから逃れるとか、今の彼と別れる、よりを戻す、といった現実的な部分がゴールになることはあまりない、といえますし、そのあたりは、自分自身の感情の解放や、気持ちを整理していくプロセスでなされるもの、ともいえます。

だから、今ある状況・現実・関係性にとらわれず、ちゃんと「自分の幸せがゴールである」と意識づけしておくことが手放しを進める際にとても大切なことなのです。

上手な執着を手放す方法ってあるの?

もし、上手な手放しのプロセスを考える注意点があるとしたら、以下の通りになるでしょう。

1,執着してしまっている自分の状態を認めること、そして許してみること

自分がなにかに執着していると、自分自身が制限を感じ、とても窮屈な感覚を覚えます。

しかし、だからといって「執着している自分がダメダメじゃん」と考えすぎると、それこそまた罪悪感に飲まれちゃうかもなーと僕は思っています。

 

まぁ、しゃーないやん。で、これから自分の幸せ、みんなの幸せのために、さてはてどうするかなぁ~。

 

例えばこんな風に考えるほうがいいような気がしています。

 

なぜなら、まぁ執着するにもそれなりの事情があるでしょうよ、と僕は思うからです。

 

2.一人で悶々としないこと

 

そもそも何かしらに執着しているとき、自分の執着の対象以外は全く信頼していない状態、でもあるわけですよ。

 

信じられないものがあるから、別のなにかに執着しちゃうわけでしょ?つまり不信感が強いときほど、執着は強まりやすいわけですね。

 

そう考えると、一人で悶々とすると逆に執着が強まる可能性も高いといえます。

できれば、誰か信頼できる人と関わり続けておくと、手放しが進みやすくなると思いますよ。

 

この「自分から信じられるものがある」ことが、執着を手放すサポート要素になる、というわけです。

3.許しと感謝

執着がなかなか手放せない場合、誰かに復讐したい気持ちや、やり残し、言い残しなどがあって、強い執着を生んでいる場合もあるんですよね。

例えば、恋愛関係がうまくいかなくて「彼のこと、あんなに私は愛したのに!なんで?」といった怒り、そして悲しみを感じていた場合。

この裏には、あの彼にやり返さないと気がすまない、のように、彼に対する復讐心のようなものを抱えている場合もあるわけですよ。

まぁ、そりゃそう思いますよね。いわゆる愛憎ってやつでしょうか。本気で好きだったらそう思うかもしれない。

ただ、誰かを許せない気持ちが溢れているときほど、自分も許せていないし、幸せを感じられないですからね。

彼を許す、許さないという話以上に、自分が幸せになることを目的にできなくなってしまう、ということになりかねないわけですよ。

この場合は、誰か(彼)を「許す」ことが「手放す」ために必要になる、といえます。

ですが、まぁ気持ちは激しく揺れますよね。辛いし、苦しいし、許せないし、理解できない相手の気持ちもあるし・・・。

だから、ここは丁寧に、慎重に感情の解放や癒やしのプロセスを進めていく場合が多いんです。

普段は吐き出せない気持ちをカウンセリングルームやセミナールームで解放していただくことも多いですよね。まさに「ここだけの話」ですけどね。

ここでも大切なのは、「自分が幸せになること」を選択し続けること。

つい幸せになりたくても、諦めたくなったり、今のままでいいやと流されてしまうこともあるかもしれません。まぁ人間だからしゃーないですよね、そうなっちゃうのは。

ただ、「本当の意味で「手放し」ができたら願いが叶う」のもう一つの意味は、自分が幸せになることを選び続けること、そのものだということなんですよね。

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。