恋愛を重く感じすぎるとその重みで潰れちゃうかもしれない
夢を描くことはとても素晴らしいことです。
しかし、夢を描くことと、未来の重みばかり感じることとは少し意味が違うのかもしれません。
たとえば、「恋愛を必要以上に大きく捉えすぎて重さを感じる」ことってないでしょうか。どこか構えすぎている、というか、ハードルを高く感じすぎているようなイメージです。
そこまで大きく捉えてしまうからこそ「私には無理なんじゃないか」と感じてしまうことってないでしょうか。
例えば、「恋愛って大変」「パートナーを作るってものすごく大変なこと」と感じている場合。
そこにあるお気持ちは僕なりに理解できるんですよ。そもそも僕も自分が結婚するとはさっぱり思っていなかった人間でもありますしね。
そもそも、そうに感じるには何かしらの事情があるということですからね。そう感じるから即問題、というわけじゃありませんよ。
ただ、何事も大きく感じすぎるから、足がすくんだり、重く捉えすぎることってないでしょうか。
だから、どこか自分を認めたり、魅力を受け入れることよりも、「自分にはなにかが足りない」「自分には難しいのでは」という部分から考えすぎてしまうこともあるのですよね。
こうなると、なかなか幸せな恋愛へのモチベーションが保てなくなることもあります。ちょっとした出来事で傷つくこともあれば、関係がうまくいかないことで自分をたくさん責めてしまう場合もあります。
これ、やればやるほど、自分を信じることから離れ、自分の価値を下げちゃうことにもなりかねないんですよね。
大切なものを重く感じる心理
恋愛を重く感じる。そのハードルを上げてしまう。
そういった人はきっと「恋愛に価値を見ている」人なのです。
恋愛に価値を見るから、その対象の重み、重要性を感じるようになるものでしょう?
ただ、恋愛に限らず物事に価値を見たときについ必要以上に重く感じるならば、それは自分自身の罪悪感やら、恥などの影響なのです。
まず、罪悪感は自分は毒だ、幸せにはふさわしくない、という感覚をもたらす感情です。
罪悪感が強いと、物事の価値は「物事の価値+罪悪感の影響で自分が埋め合わせなきゃいけないと感じる要素」のように感じるようになります。
物事の価値に、自分が償い埋め合わせなきゃいけないと感じる要素がくっつくわけです。
だから、価値があると思う物事を、その価値以上の重さ、大きさ、高くそびえ立つなにか、を感じるようになるわけです。
また、恥の影響も見逃せないものです。
何でも恥ずかしいことって物事のハードルが高まりません?
勇気は必要ですし、つい恥ずかしいことはしたくない、恥をかきたくないという気持ちも湧き上がってきますよね。
恥ずかしいなぁ〜という感情が湧き上がってきたときに、コレを抑圧するようになるんですよね。
心理法則として「恥を抑圧すると恐れを感じる」というものがありまして、だから恥ずかしいと思う物事を恐れるようになるのです。
すると、恥ずかしさを感じる物事は怖い、となります。怖いわけだから物事のハードルは上がるし、その恐れをもろともせず前に進んでいる人を見るとすごいなぁ、と感じます。
つまり、恥という感情を扱えないと、恋愛が怖くなり、その分だけまた重く価値を見るようになるというわけです。怖いけど欲しい、けど近づけないなぁ、といったふうに。
恋愛の価値を重く感じるなら
もしあなたが恋愛を重く感じるなら、きっとあなたが恋愛に大きな価値を見ているということなのでしょうね。
しかし、価値を見ることと重さを感じることは、イコールではないかもしれないよ、という話です。
もし、恋愛に重さ、ハードルを感じるなら、自分自身の内面を見つめるとき、といえそう。
必要以上に罪悪感を強めていないか、恥を避ける傾向はないか、など考えてみてもいいかもしれませんね。
ちなみに僕の経験上、罪悪感を癒やすだとか、恥を受け入れるプロセスは結構パワフルなものだと認識しています。
恥、恐れ、罪悪感は、結構強烈な感情なのでね。なかなかロジックだけでは紐解けない部分も多いんです。
だから、焦らず取り組むことがポイントになります。
また、できればリラクゼーション(心を落ち着かせる)ことを取り入れながら向き合うほうが楽ですよ、とご提案しています。
最近の僕の面談セッション(特に2時間の場合)では、セラピーを行う場合、深めのリラクゼーション系のものを多く取り入れていますが、その理由も今日書いた内容が元になっている部分があります。
ボーッとできる、心地よさを感じる、落ち着いた感じを実感する。
セッションだからこそできる「深く自分を見つめて気持ちを穏やかにする時間」が、自分を変える、願いを叶えるために重要な要素なのだと考えてのことなんですよね。
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