恋愛・夫婦の心理学

片思いになりやすい人は片思いさせてばかり 〜永遠の片想いメーカーを卒業して幸せになる その2〜

脱・永遠の片想いメーカーで幸せになるために その2

「永遠の片想いメーカー」とは、恋愛がうまくいかない人が抱える心理状態の一つ。

もちろん命名は僕が行いました。

・永遠の=ずっと・継続的に
・片思い=一方的に思いを寄せている状態を
・メーカー=作る人

「自分に想いを寄せてくれる人がいても、それに気づかない(気づけない)。無意識に相手の思いを拒絶するので、相手に片思いばかりさせるが、そこに自覚がない人」という意味です。

かつ「なんだか私って愛してもらえないんですよね」「愛されたいなぁ」と感じている事が多くなるのです。

自分が永遠の片思いメーカーになっていると、恋愛がうまくいきません。特に恋愛初期で躓くことが多くなるので短い恋愛を繰り返したり、夫婦となったときには二人の絆も深まりにくくなります。

そこでその問題事例や解決方法をコラム化していきます。あなたのお悩み解決の一助になれば幸いです。

※永遠の片想いメーカーについてのバックナンバーはこちら

 
永遠の片想いメーカーを卒業して幸せになる その1 〜無意識の加害〜無意識の加害とは、悪意なんてないし自覚もないけれど、相手を傷つけているというか、相手の愛情を受け取らずに拒んでいる状態になるってことです。...

 

彼が他の女性と楽しそうに話している姿を見るとイラっとしてしまいます

例えばこんなケース。

「彼とは同じ職場なんですけど、彼が他の女性と笑顔で話している姿を見るとイライラしてしまうんです。普通に話すだけならいいのに、どうして笑顔で楽しそうなの?と思うんです。そう思う自分も嫌ですけど、私としては、そばに私がいるのにどうして、と思ってしまいます。これってやっぱり私に自信がないからなんでしょうか。」

「気になる彼が他の女性と遊んでいる姿を見ると、やっぱりこっちを向いてもらえないのかも、と思ってしまいます。その後でじわっと怒りが湧いてきて、少し前に彼にキツくあたってしまいました。まだ付き合ってもいないのに。」

このような状態から彼とケンカしたり、嫌なことを言ってしまって自分が凹んだり、というお話って、いわば恋愛相談あるあると言えますよ。

まぁ、自分の好きな人が他の人の方を向いていると思えば、そりゃ気分は良くないですわねぇ。

そこで冷静でいられるなら、そもそも恋愛で悩むことはあまりないと言えそうですし。そもそも人はいつも同じ気持ちでいられるわけじゃないですから、つい不安になったり、怒りが湧くこともあるし、自分を信じていたいと思っても信じられないこともありますよね。

だから、まぁ「自信がないからこうなるの?」と聞かれたとしたら、「そうですね」とお答えすることもできるのですけど、だからといってあなたがしっかりしないとどうのこうの、と僕は言いたいわけじゃないんですよね。

そもそも僕たちの感情は常に一定じゃありません。気分が悪くなるときは悪くなっちゃうもので、その認識って大切なことだと思いますよ。

むしろ気分が一定じゃない自分を批判しても、そりゃあんた神にでもなりたいのかい?という話に繋がりそうで、僕はあまりオススメしていませんね。

仕事で何かあったとき、自分の体調やホルモンバランスが変化したとき、本当に疲れているときなどは、なかなかいい気分にはなりません。そこに意味があるし、その気持ちの変化が何かしらのメッセージなんだと思うんですよね、自分自身からの。

だから、気分が悪くなっちゃったときはその対処法を学んでおかれることを僕はオススメしています。嫌な気分も感じる必然性があるわけですから。

※しれっと告知しますけど、そんな自分の気持ちの整え方をサクッと学べるワークショップを開催しますよ。

疲れた心を整える心理学ワークショップ 【10月18日(日)開催】10月18日(日)「疲れた心を整える」スペシャルZOOMワークショップ 2020年10月18日(日)に、ZOOMでのオンラインワークシ...

ただ、いくら気分が悪いからといっても、ずっと感情に流され続けると、つい彼に受け止めてもらえないことで傷ついていしまい、嫌味を言ってしまったり、ケンカしちゃったりと、後になって考えると、なんであのとき・・・と後悔しちゃうことも多いものかもしれません。

ちゃんと自分を見て、気持ちを受け止めて、上手に付き合っていきたいものですよね。

 

ただ、永遠の片想いメーカーさんから、この手のご質問やご相談を受けることって少なくないのです。

やはり無意識的に「人に片思いさせるタイプ」は、自分も片思いしやすいようです。

ここからが今日の本題ですね。(前フリが長いな)

 

永遠の片想いメーカーさんは片思いさせやすい?

僕の臨床経験上、片思いになりやすい人は、人にも片思いさせやすい人、と言えると考えています。

これは普段からなかなか言いたいことが言えない人にも同じことが言えます。

また、普段から自分の気持ちを我慢して、相手のことを優先するタイプの人も同じです。(ただ、ここは誤解があるとマズイので後で解説します)

先に書いた事例なら、彼が他の女性と笑顔で楽しそうに話していることにイラッとする女性が、彼に言いたいことを素直に言えないタイプなら、おそらくこの人は「相手に片思い點せやすい人」と言えるのです。

いつも周囲に気を使っている努力家、配慮できる方も同じです。友達や同僚から「あなたはまるで神だよね」的扱いをされている方がいるなら、まさにそうです。

きっとあなたは片思いする人でもありつつ、片思いさせている人なのです。

だから、そこに気づき、受け止め、自分のあり方を少しづつ変えていくことができれば、意外と両思いになることは簡単なのです。僕も今まで何度もこの視点からのアプローチによって、パートナーができちゃった、結婚できましたーという皆さんのお声を訊いているところです。

しかし、多くの場合、この話をさせていただくと「あんた何言っているんだ?私が片思いしやすいと話しているんだよ、ちゃんと話を聞いてるの?」と思われる方が多いようなのです・・・。

カウンセリングをさせていただく中で、たとえばこんな話が出てくるんですよ。

「初めて浅野さんのカウンセリングを受けたときに、『あなたは愛されるタイプ。だけど片思いさせるタイプでもあるかもしれませんねー』と言われて、この人何言ってんの?と正直思いましたー。どっちもないと思うからカウンセリングに来ているのに!と思ったんですよー。でも違いましたね、私、ちゃんと愛されていますね。」

その話を聞くたびに若干微妙な気分になる僕がいないでもないですが(^^;、そう言ってもらえてよかったという喜びのほうが大きいので、その言葉はすごくありがたいんですけどね。

と、それぐらい「自分が人から思われている」という感覚がプツンと切れちゃっている、もしくはピンときていないのが永遠の片思いメーカーさんの特徴なんです。

だから、永遠の片想いメーカーさんをが誰かから行為を向けられていたといても、本人は全く気づきもしません。気づかないどころか、人によっては「やめて」「迷惑だ」と感じている人もいます。

だから、永遠の片想いメーカーさんは、好かれることより「自分から相手を好きになること」にエネルギーを集中する方も少なくないわけですが・・・

ここに心理的な罠があるわけです。

自分の魅力や人の好意を(悪意なく)受け取らない人は、自分の好意を受け取ってもらいにくくなる」という罠です。

 

なぜ受け取らない人は、自分の好意を受け取ってもらえなくなるのかを解説する

あなたの周りにこんな人はいないでしょうか。

人への気遣いや配慮もできて、仕事も責任を持ってしっかり遂行する人。接してみると話しやすくて、周囲とも打ち解けているように見える人。

ちゃんと行動力もある。責任感もある。話しやすい。人望もありそうに見える。

そりゃ魅力的だと思いません?素晴らしいと僕も思いますよ。

ただ、その人が「何でも一人で行動する」「人のサポートを『ありがとう』とはいうけど、受け取らない」としたら、さてどう思うでしょうか?

もう少し周囲を頼ってくれていいのに、とか思いませんか?

ね、恋愛感情ではないですけど、その人はあなたに片思いさせていることになるでしょ?

そういうことなんですよ。

そもそも自分を含めた人は、ビックリするほど好意を向けてくれるわけではありませんが、しかしガッカリするほど何も見ていないわけじゃありません。

自分が全く人に与えていないとしたら、そりゃ人から受け取れるものはない、と感じるのは仕方がない話ですが(投影の法則)、なかなかそんな人はいないと思いません?

しかし、人の好意を受け取らないことで、いわば自分がガッカリしないようにしているとしたら、決して悪意はないのでしょうが、自分以外の人の思いに関心を示さないことになるので、相手にガッカリさせることになるよ、ということなのです。

これが悪意なき加害でもありますし、だから「受け取ることとは与えることの女性性的側面ですよ」という話にもつながるのです。

 

もちろんどんなでも自分で行動すると考えることや、自立することは素晴らしいですし、それにより自己成長も見込めると僕は思いますよ。

が、もし、本当は人に頼ることが苦手だった、人に頼ると迷惑をかけそう、自分がダメになるかも、と感じているといった話なら、これは永遠の片思いメーカーさんそのものなんです。

要は、「受け取れる与える人」か「受け取れない与える人」かの違いです。

そして多くの「受け取れない与える人」は、どこかで自分を隠しています。

何か気になることがあるのか、実は自信がないのか、コンプレックスがあるのか、トラウマがあるのかは人それぞれ違うものでしょう。

例えば、相手からの好意を受け取る意識を持つことが、怖い、抵抗感があるとか。

実は過去に大きな失恋をしていて、それからもう傷つきたくないと、人の好意をしんjて受け取ることに抵抗感があるのか。

なかなか自分のことを信頼できずにいるから、人の好意を疑ってしまうのか、などなど。

ただ、「受け取れる与える人」は、あまりそこを気にしていない、もしくは解決して乗り越えていることが多いんですよ。

特に「自分を恥じる」という部分を乗り越えている人が多いのです。

だから、カウンセリングでも、この恥という感情を乗り越える「脱・受け取れない与える人」というテーマは常に大きなモノとして存在しているのですが、この話はちょっと難しいので次のコラムでまとめてみようと思います。

今日はここまで!

カウンセリング・セミナーのご案内
カウンセリングを受ける

なりたい自分になるカウンセリングが人気!
心理カウンセラー浅野寿和のカウンセリングのご利用方法はこちら。

カウンセリングのご案内ご予約可能時間のご案内

ワークショップで心理を学ぶ!

10月18日に(日)心理学ワークショップを開催します!
毎回「なるほど!」というご感想をいただく浅野の心理学ワークショップ。男女、年齢問わずたくさんの皆さんにご利用いただいています。
今回はZOOMを使ったオンラインワークショップなので、ご自宅など皆さんのお好きな場所から参加できますよ!

疲れた心を整える心理学ワークショップ 【10月18日(日)開催】10月18日(日)「疲れた心を整える」スペシャルZOOMワークショップ 2020年10月18日(日)に、ZOOMでのオンラインワークシ...

 

 

ブログ上であなたの質問にお答え

ブログ読者の皆さんからのご質問に浅野がブログ上お答えする「ネタ募集コーナー」は現在も継続中。よろしければあなたの訊いてみたことを↓のページから送ってくださいね。

ネタ募集企画のお知らせカウンセリングサービス・心理カウンセラー浅野寿和です。 いつもご覧いただきましてありがとうございます。 さて唐突ですが、この度このブ...