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恋愛・夫婦の心理学

「受け取らない彼」X「受け取らない私」

「受け取らない私」X「受け取らない彼」=「さて、どうなる?」

「自分は大丈夫だから気にしないで」
「自分は大変じゃないし、大変な人はもっと他にいるし」
「疲れたなーと思っても、もうひと頑張りできるから大丈夫かな」
「えーいいよいいよ、そんなに気を使ってもらわなくても」
「全然平気ですよ、余裕。疲れたら休むから(と言って休まない)」

えー。コレ全て僕の口癖です(でした)。

我が師匠から「浅野は受け取れ」と教えを受けても一向に受け取ろうとせず。むしろ「自立」している自分にこそ価値があるのだろう、と信じてやまなかった、依存嫌い(自分の依存も他人の依存も大嫌い)だった頃の僕が口にしていた口癖です。

だから、癒やしを学びながら一切癒やしを実践していなかった時期が長かった、という話があるとかないとか。その間何をしていたかといえば、自分を慰めることに時間を費やしていたんですね。

ということで、今日は受け取らない人たちの恋愛事情についてのコラムです。

 

受け取らない彼VS受け取らない私?

日々カウンセリングをしておりますと、「私の彼がちっとも私の愛を受け取ってくれません」という男性心理にまつわるご相談をいただきます。

僕にとって受け取らない男性の心理を見つめることは容易で、その理由だけを導き出すだけならば比較的簡単なことだといえます。

が、それだけでは、どうにも受け取らない彼(人)との関係は良くならないわけですね。受け取らない人の心理分析は、与えてもブロックされる側の不安や恐れを癒やす要素になる事が多いものなのでね。

だってねぇ、相手は受け取らない人ですから。与えても鉄壁のブロックで跳ね返してくるわけじゃないですか。だから、いくら愛しても愛しても「いいよ」「大丈夫」という言葉が返ってくるだけなのですよ。

 

ただ、興味深いのは、「受け取らない人」との関係にまつわるご相談をよーく伺うと、実は「与えている側(私)も受け取らない人だった」というケースが多発することなんです。

そもそも「受け取れる与える人」ならば、受け取らない人に対して、こう思うわけですよ。

「あ、それがあなたの意志なのね。だったら受け取らなくてもいいよ?もったいないけどさー」

そもそも受け取れる人なら、受け取らない人の反応を受け止めて無理に受け取らせようとはしないものです。それが「相手の反応を受け取ること」だと知っているからですね。

つまり、受け取らない人ほど、相手に受け取らせようとする、ということなんです。

自分が受け取らないから、相手に受け取ってもらえないと困るわけですよ。自分が受け取る側に回ることになり、そうなると抵抗感やなにやら、いろいろと感じたくない感情と向き合うことになるからですね。

これはもうなんとも切ないで話ですが、しかしめちゃめちゃよくあるケースだといえるのですよ。

 

そもそも受け取るってなんやねん?

こういった受け取る、受け取らないという話を書きますと、「受け取るって何ですか?」というご質問が来ますので、そのあたりまず解説しておきます。

僕は「受け取る」という言葉をこのように使うことが多いです。

「相手の好意を受け取る」「自分の価値、魅力などを受け取る」「自分の偉大さや才能を受け取って活かす、使う」

ただ、この話だけではよくわからない、というお声もいただくので逆の表現をすることもあります。

つまり「受け取らない」ということはどういうことか、という話です。

受け取らないとは、自分の言動がいかに素晴らしくとも「人の話や気持ちを聞かずに自分で決める」「自分をちっぽけに扱い無理ばかりする」「被害者意識を持ち続ける」「加害者意識にこだわり続ける」「疲れているのに休まない」「人の手を借りない」みたいなことです。

例えば、どれだけ自分の愛情が素晴らしくとも、相手に聞かずに一方的に愛してばかりいると、相手の気持ちってないがしろにされちゃうと思いません?

また、自分の価値を受け取っていないと、自分を過小評価してちっぽけに扱ってしまったり、だからこそ自分にただただ負荷をかけて無理ばかりすることにも繋がります。

疲れていても休めないという話は聞きますが、休まない選択をし続けることに目的があるならOKですが、そうでもないのに自分に休みを与えないってちょっと自罰的ですよね。

むしろ休んだら自分はだめになっちゃうかもしれない、という恐れのほうが幻想で、自分の価値を受け取っていないからそうなっちゃうことが多いかもしれませんよ。

つまり、ざっくり簡単に受け取る、ということを書けば、自分をちっぽけに扱わないことであり、自分に罰や目的のない苦しみを与え続け、自分を認めない状態を止めることなのです。

 

受け取るは共通のテーマ

だから、受け取らないタイプの人にとって「受け取る」ことは、素敵なパートナーシップを培う上で欠かせない要素になるわけです。

先にも書きましたけど、相手の受け取らない反応を「そうなんだね」と受け止めることも受け取る力。

自分の愛情がうまく伝わっていなくても、自分を受け取っていればちっぽけに扱うことはなくなるわけです。

つまり、受け取らない人同士って、「どっちが先に受け取るのよ」というパワーストラグルを続けているわけですよ。これが終わらない限り愛し合うことは難しいし、お互いの気持ちを伝え合うことも困難になります。

実際のカウンセリングでも

「いやー、たしかに彼は受け取らない人だと思います。だからあなたにとっては不本意だと思うんですけど。ただ、相手の反応は、まずそのまま受け止めてみてもいいかもしれません。

相手は受け取れない人なのだから、その反応を生暖かい目で見てあげて、無理やり受け取らせないことですよ。

人は自分の反応を受け止めてくれる人には、心を開く可能性が高いので、そこを狙っていきましょう。

その間、あなたは自分を受け取ってみてください。愛せない不安、関われない不安、自分の愛情の価値を証明しようとするよりは、あなた自身が(たとえ相手に愛を受け取ってもらえなくても)素晴らしい人であることには違いないのです。

だから、自分の不安を超えながら、自分の価値を受け取ってみましょう。」

というお話をさせていただくことが多いのです。

とかくパートナーシップでは、「愛する人に愛を受け取ってもらい、そのリターンを受け取りたいの」と思うものですし、そのお気持ちは痛いほどよく分かります。

けど、自分が選んだ相手が受け取らない人だった場合は、なかなか直球を投げてもうまくいきません。跳ねっ返りもなかなか返ってきませんよ。

だから、相手の今を受け止めて、自分を受け取ること。

同時に、自分をちっぽけに扱わず、大きな愛なんだと感じられるようになること。

この道を恐れず進んでいくと、受け取らない人のこともまるっと愛せる大きな自分になれるのです。

そこにこそ受け取らない人との関係を向上させる鍵がある、といえます。

ということで、もっと上手に受け取れるようになりたい!と思われるみなさまにぴったりなワークショップが来週、10月18日に(日)に開催します!

テーマは「疲れた心を整える心理学ワークショップ」ですが、内容のキモは自分の価値、魅力、才能を受け取ることそのものなんです。

そもそも肉体的にではなく、心が疲れを感じているのは、どこか自分に無理や我慢をたくさん強いてきた、つまり、自分の価値を努力などで高めてきたのに「受け取っていない」からという場合が多いのです。

そこで、あの手この手のリラクゼーション方法から、自分の素晴らしさを感じる方法をご提供するこのワークショップがきっとあなたの役に立ちます。

今からでもお申込みは間に合いますので、ぜひご参加くださいね。

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