ほぼ30代からの心理学

パートナーからの「あの一言」が忘れられない

パートナーからの「傷つく一言」が忘れられない

ご相談の中には「パートナーの一言で深く傷つき、そこからずっと相手に疑いを持ち続けています」「彼のあの一言だけは忘れられません(ネガティヴな意味で)」というお話を伺うことがあります。

恋愛や夫婦関係では「それだけは言われたくなかった」という言葉を受けることもあるようですね。

そしてその言葉はなかなか忘れられず心のなかにとどまり、繰り返し何度も思い出してしまうこともあるようです。

なかなか切ない、といいますか、ときに苦しい気持ちを感じることがあるのではないでしょうか。

傷つくのは自分でも責めているから

さて、僕の学ぶ心理学では

「人から言われて傷つくことのほとんどは、実はその人に言われる前から『自分で自分を責めている』こと」

と考えます。

つまり、人から言われて傷つくことは、自分が自分をどう責めているのかということを表している、ということなんですね。

例えば、背の高い人に「このチビ!」といってもおそらく傷つきませんよね。「なんのこと?」となるはず。しかし「ただ背が高いだけで役立たずよね!」と言えば、人によっては傷つくかもしれません。(そんなこと言うのもどうかと思うんですけど。)

特に自分は十分なのだろうか、と悩んでいる人に言えば、その言葉は響いてしまいますね。

もちろんその言葉を言う側に、そんな悪意はないのかもしれません。つい口走ってしまったという場合もあれば、感情的になってしまってつい、という場合もあるでしょう。

しかし、自分が責めている部分を誰かに責められれば、まぁ「痛い」わけですよね。

それぐらい僕たちは慢性的に自分を責めたり、嫌悪したりしていることがあって、人に気づかれないように隠しているものなんです。

そして、だからこそ自分では愛せない自分の一部を、愛する人(パートナーなど)に受け入れ、愛してもらいたいと期待するわけですよね。

ただ、その期待が強いだけ、否定的な言葉を言われると傷ついてしまうわけです。

つまり、自分を責めることがなければ、傷つくことはない、と理屈上は考えられます。

ただ、先にも書きましたけど、僕たちは自分を慢性的に責めている部分があるので、まぁ傷つく可能性はやはりなかなかゼロにはならないわけです。よほど自分のことが好きで好きでたまらない人でない限り、傷つくことは多いものでしょう。

まずは気分転換を

もちろん自分を責めないことに越したことはないですが、なかなか手放すことが難しいこともありますよね。

つい忘れられない一言を思い出して悶々としてしまうこともあると思うんです。

そんなときは、とりあえずこう考えてみましょう。

「自分の欠点・マイナスの要素や、ネガティブなことばかりに意識が向いていれば、そりゃ気が滅入るもの」

まずはそう考えて、気分転換や気持ちの切り替えに意識を向けていくことです。

気分を切り替えていくには、自分の素晴らしさを認めたり、受け入れることが効果的ですし、今までの自分を認めることですよ。

ただ、まぁまぁ焦らず、自分の気持ちが落ち着いたり、少なくとも自分のことばかり考えてしまう状態から抜け出すことを優先してみてもいいと思うのですよ。

例えば、近所のカフェにいってみたり、少し散歩したり、体を動かしたり、一人になれる時間を作ってみたり、人に自分の気持ちを話してみたり・・・。

ほんと「気分転換」が大切なんですよねー。

「あのときのあの言葉がどうしても忘れられない」など、ネガティブなことばかり思いつく状態でいると、気分は上がらないし、自分が傷つくリスクや恐れを感じ続けることになるんですね。

まずはその状態を一旦抜け出すことを考えてみるといいと思いますよ。

シンプルですけどね。

それから丁寧に自分を見つめたり、肯定的に捉えていくプロセスを進めても遅くないことも多いように僕は思うんですよね。

むしろ不安に急かされて動くと、疲れているのに「なんとかしなきゃ」と焦ることが多くないでしょうか。

最後になりますが、もしあなたが忘れられない一言で悶々とするなら、自分に向かってこう伝えてみてください。

「今すぐ忘れられなくてもいいよ」

忘れられないことは辛いことですが、しかしダメなことではないのです。

忘れられないには理由がある。

心に刺さった言葉をゆっくり解放するために、忘れられない今ですら責めずに丁寧に扱っていただきたいなと思います。

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