ほぼ30代からの心理学

大切な人のために時間を使う幸せ 〜自分を受け取ると与える幸せを実感できる〜

ようやく、大切な人のために時間を使う幸せが分かるようになった

さて、今日は僕たちが学ぶ「デットゾーン」についてのお話です。デットゾーンは燃え尽きの領域、死の領域とも呼ばれるものなんですけど、今日の話はネガティブな話じゃありません。

デットゾーンを乗り越えていくためのヒントのような話であり、ちょっと感覚的かつ抽象的な話になります。

なので、言葉や文章を理解するよりも、なんとなーく読んでいただくとジワるかもしれません。特に僕のクライエントさまは必読(必修)かもしれませんぞよ?(笑)

よろしければどうぞ。

今日、仕事の合間にホントなにげなく(ボケーっと?)この人のブログを読んでいたんですよ。

すると、ある記事の中にこんな事が書いてあったんです。

「ようやく、大切な人のために時間を使う幸せが分かるようになった。

家族はもちろん、クライアントさまや、仲間、友人。

大切な人に時間や労力をかけることがこんなに幸せを感じられることだと、昔の自分は知らなかった。」

これ誰の言葉だろうと調べてみると、なんと僕でした(^^;

ブログ主の彼女は僕がしれっとセミナーで話していたことを覚えていて、ブログに書き留めていてくれたんですなぁ。(ありがたいm(_ _)m)

ただ、言った本人=僕はすっかり忘れていたという話・・・。

やばいなー(^^;

ただ、じっくり思い返してみると、たしかにそんなこと言ってた気がします。

いかんせん僕は、その場の空気感や直感でお話することも少なくない(台本も作っていないし、何かを狙って話していない)ので、自分の伝えた言葉を忘れちゃうことも少なくないんですよねぇ。

これからセミナー中の言葉を録音して書き起こししたほうがいいのかな?と思うぐらいですね。(書き起こしてくれる人も募集中(^^;)

 

義務・役割が悪いわけではないけれど

少し僕の話を書かせてもらいます。

かつての僕は「人のために時間を使うこと」=「使うべきこと・そうすべきこと」と考えていた時期があります。

いわば役割や義務感から行動していたんですよね。

だからって、いつも大きな不満を感じていたわけじゃありません。

それなりに意味・意義を感じていましたし、それなりの充実感・使命感・責任感を感じていましたよ。その当時の自分にとって、それこそ「なすべきこと」「良いこと」だと考えていた部分もありますし。

ただ、いつ頃だろう?はっきりとは思い出せないんですけど、どれだけ「誰かのために」と行動しても、あまり喜びを感じられず、充実感から遠ざかっていた時期もありましたっけね。

どこかで「与えるってこんなものなんだろうね」と感じていた部分もあって、期待もしなければ、失望もしていなかった気がしますよ。

そんな時期が長かったといえば、そうかもしれないですけどね。

 

そして、実はここに書いたようなお気持ちをお悩みとして話してくださるクライエント様に出会うことも少なくないのですよ。

例えば

「仕事にエネルギーを注いでいるし、努力・自己研鑽も惜しまない。けれど、何かが満たされな気がする。」

「今の夫婦関係に不満があるわけじゃない。夫も優しく理解がある。子供だって可愛いと思える。でも、何かが満たされなくて気になっているんです。」

「今の彼と幸せなはずなんです。私も彼のことが大好きだし、もっと大切にしたいと思うんです。でも嬉しさや満たされた感じがあまりなくて。」

自分が頑張っていないとも思わない。自分のことが嫌いだとも自己肯定感が低いとも思わない。むしろ今の自分のことはそれなりに好きだって思える。

今の生活にも満足しているし、大切な人もいる。恋も仕事も家族も、もっと大切にしてあげたいとも思う。

でも、何かが満たされない。空虚というか、なにか一つパズルのピースが見当たらないような感覚がずっと消えないんです、といったお話です。

 

義務感・役割はどんな目的で存在しているのか

このような話を心理分析するならば、おそらく「義務感・役割」によって行動しているから満たされない感覚が生じる、と見ることになるでしょう。

この考え方、僕も間違っているとは思えないんです。

ただ、僕はこのような話だけでは満たされない気持ちは解消されない可能性が高いだろうと見つめています。

それはなぜかといえば、義務感や役割を超えて「大切な人のために時間を使う幸せが実感できるかどうか」というテーマがやってきているからだ思うのです。

ただ、ここでの「大切な人のために時間を使う幸せ」とは、いわゆる与える意識によって実感できるものではない、と僕は考えています。

 

僕たちがまだ子供だった頃は、何かに自分のエネルギーを投資することで喜びを実感できたものですよね。

好きな人を好きでい続けることで喜びを感じられたり。

自分が夢中になれる仕事に情熱を傾けることで喜びを感じられたり。

かけがえのない友達のために時間も労力も惜しまないことで充実感を感じたれたり。

きっとこの感覚を知っているあなたは「誰かに与え、愛することを知る素晴らしい人」ではないかと僕は思うのです。

つまり、先に書いたような「満たされない感覚」をお感じのクライエント様の多くが「与える喜びを知る方だ」ということなんです。

ただ、これは僕たちの心理学で「自立の罠」と呼ばれるものの一つなのですが、「自分から惜しみなく与えても喜びを感じられなくなること」はありえるのです。

どれだけ自分の心を尽くしても、嬉しさや楽しさを感じられなくなることがあるのです。

それはなぜかといえば「常に与える立場に立ち続けてきたから」なのです。

 

与えるとは、自分のエネルギーを惜しみなく投資することでもあります。

この与えることを通じて「自分は誰かの喜びになれているのだ」という実感を僕たちは積み重ねていきます。それこそ「自信」と呼ばれるものになるわけです。

ただ、与える側に立ち続けている人は、無意識的に「与えることにこだわり、受け取ることを忘れる」のです。

このとき、僕たちは何かしらの形で「与えるエネルギーを補給」する必要に迫られます。自分から与えていくためのパワーが必要になるのです。

そのエネルギー(行動動機)こそ、役割や義務感なのです。自分が担うべき使命感、責任感、役割、義務感によって与え続けようとしているものなんですね。

そう考えると、やはり使命感や責任感、役割や義務感自体が悪いものだとは僕には到底思えません。

その感覚を使ってでも与えたいと頑張る方が未熟なはずありませんしね。

ただ「受け取ること」を忘れてしまうと、やはり満たされない感覚はやってきてしまいます。

それはどこかエネルギーが不足して、いわば心のガズ欠のような状態になってしまうんです。人によっては「燃え尽き」と呼ばれる状態になることもあるんですよね。

この心のガス欠に近い状態になると、何を与えても、自分なりに頑張っても喜びを感じることが難しくなっていくのです。

普段から心の感度は落ちますし、仮初の平和と呼ばれる「まぁこんなものなのかな、幸せって」といった不幸ではないけど幸せでもないって感覚に陥ることすらあります。

そうなる理由は全て「受け取ることを忘れているから」にほかなりません。

つまり「なにか満たされない感覚」がやってきたときは、一度立ち止まって自分を見つめ直すとき。

自分が誰かの愛やエネルギーを受け取ることが求められているというわけです。

 

喜びも充実感も受け取ることで感じられるとしたら

もしあなたが大切な仕事に情熱を向けているとして。

大切な人を人のことを心から愛しているとして。

かつては「与えること・愛すること」で、あなたの心は満たされたことでしょう。

しかし、今、あなたの内面に与えても愛しても「満たされない感覚」がやってきているとしたら、こう考えてみてください。

あなたの周りにいる人が、どれだけあなたのことを「かけがえのない人だ」と感じているか。

あなたの努力や責任感、情熱、愛情に感謝しているか。

あなたの存在を喜んで受け止めているか。

あなたが与えたものは素晴らしい。ただ、それは常に「受け取ってくれる人」によって素晴らしいものに変化していることにお気づきでしょうか。

「あなたが与えたものの分だけ、周囲の人があなたに感謝し、あなたに愛や情熱を与えようとしていることに気づくこと」

それこそが「満たされない感覚」を抜け出す鍵になると僕は考えています。

今あなたは、「自分がどれだけ『誰かの喜びになっているのか』を、相手の愛や感謝を受け取ること通じて実感することが求められているのかもしれません。

この自分自身や周囲のエネルギーを受け取ることができると、きっと感じ取れるようになるでしょう。

大切な人に時間や労力をかけることがこんなに幸せを感じられることだとあなたが知っているなら、あなたを取り巻く人たちも同じことを感じたいと思っている、ということに。

だから、受け取って欲しいのです。

あなたが今まで与えてきたもの(それが完璧じゃなくても)の結果を、相手から受け取ってみてほしいのです。

 

あなたが与え、培ってきたものは誰かの喜びになっている。

だとしたら、あなたこそ誰かの喜びになっているのではないでしょうか。

ここで自分を受け取ること、人の愛を受け取ること。その意識を持つことがなんとも満たされた幸せな感覚を享受する方法です。

それを僕は「大切な人のために時間を使う幸せ」と表現したというわけです。

言い換えるならば、エネルギー切れを起こさない愛し方、生き方のようなものです。

そう考えると、心から愛することとは、相手が喜ぶ姿を見て自分を受け取ること、といえるのかもしれませんね。

 

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