ほぼ30代からの心理学

自分を責めても誰も助からんぜよ、という話

自分を責めても誰も助からない?

僕はこのブログでもよく「悪くない」「ダメじゃない」といった言葉を使うことが多いです。それは「自分を責めても誰も助からない」と考えているからなのですよ。

誰しも失敗やミスをします。そしてその失敗やミスによって生じた影響は自分で回収する必要があるでしょう。誰かを傷つけたり迷惑をかけたなら、ごめんなさいと素直に謝罪することも必要だと思っています。

ただ、だからといって「自分がダメなんだ」「自分が悪いんだ」「自分には魅力も価値もないんだ」とその後もずっと思い続けても何のメリットもないわけです。

だから、謝罪や償いを行ったなら、そこから自分を責めなくてもいいってことをお伝えしたいのです。

例えば、パートナーにひどい言葉を言っちゃったとしたら、きっとごめんなさいは必要です。そこで「私にだって言い分がある」という気持ちはわかりますし、そうなるにも事情があるのでしょう。そこを責めるつもりは毛頭ありません。

が、ひどい言葉をいったという自分の行動や怒ったという感情の責任は取る必要があると僕は考えています。

ただ、それ以降、ずっと自分を責めていても誰も助からないし、問題が解決するわけじゃないよ、とお伝えしているのです。

 

ごめんなさいは自分を許すために必要なこと

どうしてこんなことをあえて書いているかというと、「自分は悪くないんだ」という考え方を、自分の罪悪感や責任に対する否認として使われる方がいるとしたら、それは僕がお伝えしたいことではないんだよね、と思ったからです。

究極的には、僕たちが誰かを責めるのは自分を責めきっていてその限界を迎えているからだ、と僕は考えています。

自分を責めて、罰して、もう責めきれないときに人は他人を責めるのです。もしくは自分が恐れを感じてビビった結果か。

だから、あなたは究極的には悪くない、と僕は考えていますし、そういった視点でお客様と向き合わせていただいています。

ただ、この「悪くない」、すなわち「実は誰かのことを愛していたり、相手の喜びになりたいと願っている自分」と出会うには、自分の責任の範疇にある非や、それに伴う罪悪感は受け入れる必要があるんです。

例えば「本当は相手のためになりたかった、けれど、相手を責めてしまった」としたら、そこで相手に謝罪することは相手のためにも自分のためにも意味があることなんです。

そういった意味での「罪悪感を受け入れる」ことは前向きな選択肢です。

僕は、少なからずこの罪悪感を受け入れやすい状態にするサポートも考えているといえばそうなんです。ネタバレになっちゃいますけど。

だから、本当に稀にですが「私は悪くないんだから謝らなくていいですよね?」という言葉を聞くのですが、それは「相手が悪い」と責めている状態ですから、相手も自分も許すことは難しいかもしれませんよね。

 

感情を認めれば次に行ける

人は誰しもミスをしますし、失敗だってします。それは僕も同じです。

素晴らしい部分もあれば、欠点もあります。人にえーって言われるような癖もありますよ。

その部分受け容れることは正直な話、イージーなことではないかもしれません。恥ずかしいし、情けないし、とても嫌な気分がしますからね。

が、その自分を認めて受け入れること、そこで感じる感情を受け入れること、時には「自分が悪かったんだ、ミスをしたんだ」「自分が愛せなかったんだ」と受け入れることは、自分を「許す」こと、つまり「許される」ことを理解する第一歩になりますよ。

勇気は必要ですが、ここを認めることで自分自身が次に行けるんです。

つまり「ミスや失敗なんて望んでいなかった」とか「もっと上手に愛したかった」という本来の自分にたどり着くことができるんです。

だから僕は「いや、あなたは悪くないんじゃないでしょうか、だから自分を責める必要はないんじゃないでしょうか」とお伝えしているというわけです。

カウンセリングの現場にいると、多くの方が、誰かを苦しめたくて恋愛や結婚をしているわけではないし、本当は愛し合いたかったのだ,という心の奥底に眠るお気持ちがひしひし伝わってくるのです。

この社会になにか貢献するためにお仕事を頑張っておられる方の気持ちも伝わってくるからです。

でなければ、カウンセリングやセミナーを通じて自分を見つめ直そうとはされないのではないでしょうか。

それぐらいあなたは自分の本質に目を背けたくないとお考えなのではないでしょうか。

そう僕は考えている部分があります。

そもそも私達には自尊感情、誰かのお役に立ちたいという気持ちがあり、そうなれない自分をとても残念に思い苦悩するものですから。

ただ、いくら自分に貢献意識や愛するという志があったとしても、うまくいかない、失敗した、となれば、どうしても自分を責めてしまうことがあるのかもしれませんね。

その自分を責める状態をより良い方向に変化させるために、僕は「悪くないよ」って言葉を使っているとご理解いただけると幸いです。

「あなたは悪くないんじゃないですか、だってあなたは本当は〇〇だったのではないですか?」と。

これはあなたの罪悪感を否定するために使っている言葉ではないのです。

その罪悪感の向こう側にある、本当のあなたに向けたエールだと思っていただけると嬉しいです。

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