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恋愛・夫婦の心理学

突然の別れの受け止め方と現実を受け止めることの意味を考える

唐突な別れの受け止め方はたしかに難しいものかもしれない

正確には「突然訪れた失恋によって感じる痛み、辛さ、喪失感、絶望感」を受け止めることが難しいことがある、ということなんですけどね。

とかく大切な人との関係が終わる事実を目の前にしたとき、すごく悲しいけれど「まぁしゃーない」と現実をゆっくり受け止めていく人もいれば、受け止められずに苦しんでしまう方もいますね。

どちらがどうとは言えないことだと思うのですが、しかし僕たちにとって今起きていることを受け止められない状態でい続けることで、やはり苦しみが長く続くものかもしれませんし、つい自分に失望したり、やる気や意欲を失ってしまう状態が続くものかもしれません。

なぜなら「今を受け止めなくない」という否認が続く以上、今起きている現実で感じた感情が解放されることはないからです。ココロにやすらぎや落ち着いた感覚がやって来ることがないわけですね。

だから、なかなか受け入れがたい事実が起きたとしても、まずは一旦今を丁寧に受け入れて、そこで感じる感情と向き合うことは、自分自身のために大切なプロセスといえます。

いくら今起きたことを「そんなはずはない」と否定していても、苦しみからはなかなか解放されないからですね。

まぁ理屈っぽく書くとこんな感じ。

いわゆる過去の恋愛をひきずってしまう、いつまでも執着してしまう、忘れられないのは、自分の中で「そんなはずはない」「現実を受け入れたくない」という否認が続いているからと考えることができるんですね。

 

自分を責めたり恥じる必要はないんだけれど・・・

例えば、特に彼に急に拒絶された、会えなくなった、突き放された、別れようだとかもう付き合えないと言われた、なとなど、何が起きているのかわからない状態に陥ったときは、まるでパニックになるかのように現実を受け止められなくなってしまうことも起こり得ると僕は思います。

そして、そうなってしまうこと自体、恥じる必要も否定的に見る必要もない、と考えています。

それぐらいのことが起きたのですから、今の自分の気持ちのケアが求められている。

傷つくことも苦しい思いをすることが悪いわけではないのです。そうは言っても辛いけどね・。

だから丁寧に自分の気持ちと向き合い、自分のために時間を使うときといえるのかもしれません。別れた人のために時間やエネルギーを使うのではなくね。

 

失恋を受け止められず葛藤する場合もある

ただ、とかく今の現実を受け入れられず、ずっと過去に執着したり、失恋を受け止ることができず苦しまれている方は「現実を受け入れてしまうと自分は終わってしまう、だめになってしまう」といった感覚を感じていることが少なくないものです。

だから、別れのショックを感じたままの状態をいいも悪いもなく「キープ」し続けてしまう方もいます。なかなか次の感情に進めず、気持ちがスッキリしない時間を長く過ごしたり、次の恋愛も場当たり的な恋愛になってしまって楽しめない、といったことが起きる場合があります。

例えば、友達から「それは辛かったね」と言われてもその優しさを受け入れることができないままでいる、とか。

彼の気持ちや復縁のことばかり思いついて、自分の手当ては一切後回しになってしまうとか。

感じる痛みを「自分なんて・・・」という諦めで対処しようとするとか。

もちろんそうなってしまうことを誰も責めることはできないだろう、と僕は考えています。あくまで「その人」にとって、そうするしかない、しゃーないことだと思うからです。他に対処法を知らなければ、そうなってしまうことも起こるでしょう。

 

このようなことは、あまりに強いショックや痛みを感じたこと、またそもそも自分の価値や自己肯定感を失っているときに起こるものだといえます。

特に、初めて本気で好きになった彼、彼女が相手だった場合は、かなり自分を見失ってしまう事が起きるんですね。

また、自分が別れること(離婚すること)で誰かに迷惑をかけてしまった、という罪の意識が強い場合も同じです。

どこか自分が存在していてはいけない、意味がない感覚がしてしまうんですね。

比喩としては、失恋によって自分の心を支える自分の価値や肯定感が感じられなくなってしまう、そんな感覚を感じているのです。だから、その支えが欲しくなって「別れた相手」を求めてしまうのです。

これが執着、ときにはどんなことがあっても別れは認めない、絶対に諦めないという気持ちに繋がることすらあります。

もちろんこれは「そう感じる」ことであって、事実ではありません。自分自身が存在していてはいけないような、迷惑な存在であるという事実はどこにもありません。

が、一つの別れの事実が、その感覚を突きつけるのですよね・・・。

だから、彼に別れを突きつけられると、もう終わった・・・という感覚を感じるようになることもあるのです。

実際は、その先があるのですけど、その渦中にいるとそう感じてしまうものかもしれませんよね。

だからまた別れを受け入れられず、辛い気持ちや不安の中に居続けることになるということも少なくないのかもしれません。

 

目的設定はとても大切

このように現実を受け止められないときって、いいも悪いもなく自分の感情を受容できない状態なんですよね。

だから、つい自分以外のなにかを目的にして今の辛い気持ちから逃れようとすることもよく起こります。というか、多くの方がそういった経験をされたことがあるんじゃないかなと思います。

なので、もう一回復縁できればとか、他に素敵な人がいればとか、自分になにか他の素晴らしいものがあれば、と考えやすくなってしまうんですね。

ただ、そこでも主体的に自分を受け止めていくことが自分のためになるわけですね。

無理のない程度にゆっくり丁寧に。

ある程度の時間がかかってもいい、それだけのことが自分に起きているんだと考えることもまた自分に優しい視点ではないでしょうか。

今の現実をゆっくりと受け止めるだけでなく、ちゃんと自分の気持ち、思い、意志、行動、などを見つめていくことですよね。

その人のことを愛していたことを思い出せば心がチクッとするかもしれませんけど、でも、その自分を丁寧に見つめて受け入れていくこと。

誰にどう思われているか、相手が何を考えているかに検討をつけることも心の安定剤としてはある程度効果を発揮しますよね。

が、根っこからの安心感、自分は自分でいいんだと思える感覚まで得られるわけではないようですよ。

だから、自分を丁寧に見つめて受け入れていくこと。

ただ、一人で難しいことも多いので、誰かとともに歩むこともおすすめですね。

 

幸せや癒やしはいつも自分の中に。

自分の外側にあるのは人の応援や温かさ。

ちゃんとその部分を切り分けて見つめていくことですよね。

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