ほぼ30代からの心理学

好きだったはずの仕事への意欲がなくなった。さて、どうしましょうか?

「好きだったはずの仕事への意欲がなくなった」というご相談

「好きだったはずの仕事だったんだけど、意欲が出なくなってしまって。やらなきゃいけないと思うんですけど、なかなかその気になりません。」

といったご相談がありますね。

これ、意外とよく伺うご相談の一つで(恋愛や夫婦関係のご相談だけお受けしているわけじゃないのです〜)、特に絵画、音楽、写真などの芸術にまつわるお仕事をされている方、フリーランスで仕事をされている方から伺うことが多いですね。

とはいえ、僕は普段からこんな記事をたくさん書いているわけではないので、どうしてもパートナーシップのご相談が多くてですね。

いわば「恋愛の話も相談したいんですが、仕事の話も相談したいんです、いいですか」という形で伺うことが多いんですね。

 

「その行為が目的ではなく手段になったとき」にモチベーション低下が起きる

好きだった仕事を「前向きに、楽しく」向き合えているときは、「仕事自体が自分自身の目的」だったわけですよね。

例えば、楽しく音楽を作る、新しいアイデアをカタチにすることにワクワクを感じていた、なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ただ、仕事となると報酬が発生しますよね。好きな仕事で報酬を得るようになるわけですね。じゃなきゃ、趣味やボランティアであるわけですから。

このとき、「好きな仕事」は「報酬を得る手段」になるわけです。

こうなると「好きな仕事なんだけど報酬がないとモチベーションが低下してしまう」ってことが起こる可能性が出てきます。

例えば、好きな仕事が目的から手段になり、その手段で思うような報酬が得られなくなるとしたら、積極的に仕事に取り組もうとは思わなくなるでしょう。

ここでモチベーションがだだ下がる、って感じですね。

かつ、自分自身が好きな仕事自体に意味を感じられなくなることも起こるでしょう。

いわば好きではじめたことなんだけどやめたくなる瞬間、といえますね。

そもそも私達には「自分の行動は自分で決めたい」という「自己決定欲求」や「できないことをできるようになりたい」と望む欲求があります。

モチベーション低下は、この「自己決定感」や「有能感」の低下によって起きると言われています。

かつ、好きな仕事が「手段」となっていることにも理由があるんですよね。

 

好きな仕事=目的となるように

まぁ仕事である以上、やはり報酬をいただかないとどうにもならんわけですよね。

あくまで仕事である以上、無報酬で好きなことをするって生きていけなくなりますからね。

だとしたら、好きな仕事が報酬を得る手段となっている状態をなんとかしたいところですね。

 

ここからは僕の実体験からお伝えできることをまとめたいと思います。

僕にとって今の仕事は好きな仕事です。好きな仕事が僕の目的=「人を少しでも笑顔にしたい」という部分と直結しています。もちろんこのブログを書くことも同じです。

そして、この好きな仕事は「報酬を得る手段」でもあります。

だからこそ、いつもどこかで自分の「志」や「どうしたいのか?」についてはいつも考えていますし、確認をしています。

僕がもっとも恐れるのは「一体何のためにこの仕事をしているのだろう」というエアポケットにハマることかもしれません。

もちろん自分がそう思うにはいろんな要因が絡んできますよね。

例えば、自分が思うような仕事ができない、失敗した、思うような結果が出ない、目的が達成されていない気がする、誰も幸せにできている気がしない、などなど、いわば自分が無力感を強く感じ始めるときに、きっと自分自身の目的を見失いかけるだろうと思っています。

だからこそ、無力感に関してはかなり注意して見つめていますし、できる限り早い段階で誰かに相談するなり何かしらの手を打っているってのが実情です(こんなとき、仲間がいるってめちゃめちゃ助かるんですよ)

実は、僕自身も一度大きな目的を失ったことがあるんですよ。

その当時は、そりゃもう言葉に言い尽くせないぐらいしんどかったことを記憶しています。

もう何をやっていても全く喜びがなくなっちゃうので、仕事がまるで作業のようにしか感じられなかったものです。いつも「何のために仕事しているんだ?」と思うからこそ、仕事の質も次第に落ちてしまう。

もう負のスパイラルそのものでした。

だから僕自身だけでなく、僕と関わる後輩に対しても、この無力感に関してはできる限りのケアやサポートをしておきたいと考えている毎日なんです。

間違っても相手の無力感を刺激するようなことはしないように意識していますしね。(例えば、いつまで結果を出せないの?なんでできないの?あのとき失敗したよね、お前はあかんなぁ〜など)

むしろ応援する側に回ることこそ大切なことだよな、と思っているのです。

 

これは自分自身にも同じことが言えるんじゃないかな、と思うのです。

失ってしまった目的をもう一度取り戻して再設定するって正直そう簡単なことではないとも思います。

ホント、目的を失うとめっちゃくちゃモチベーション下がりますからね。

ただ、そんな自分を闇雲に嫌ったりけとばすのではなく、まずは今までの自分をねぎらってみるのもいいんじゃないでしょうか。

もし目的が手段になってしまうことがあってもまぁ致し方のないことでしょうしね。

そんなときほど、なかなかその気になれないかもしれませんけど「自分なりによくやってきたんじゃないか」といった感じでね。

また、少し時間を使ってゆっくり見つめ直しながら「自分は何がしたかったのだろう」「どうしたいんだろう」と考えてみるのもいいかもしれませんね。

いわば「自分の感情」を整えてみるといいかもしれませんよ。

目的を失ったまま突っ走って燃え尽きるぐらいなら、一度立ち止まることもいいんじゃないかぐらい僕は思っています。(止まったら終わるかも?という恐怖を感じる人もいるかもしれませんけどね(^^;)

そして、自己承認〜もっと腕を磨きたい、知識を増やしたい、精神的にタフになりたいなど〜といった欲求が出てくるようになるなら、もう一度目的は取り戻せるんじゃないかな、と僕は思うのですよ。

それは目的ややる気を絞り出すんじゃなく、もう一度じっくり取り戻すプロセスに近いですよね。

だから、死ぬほど仕事をしても、自分を追い詰めてみても、責めてみても、一度見失った目的はなかなか取り戻せないのかもな、と思っています。

少なからず僕はそうでしたってことなんですけどね。

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