恋愛・夫婦の心理学

痩せないと女性として見てもらえないってこと?という男性への怒りがあります

浅野さんへの質問です。

こんにちは。
いつもブログを見ています。

少し恥ずかしい投稿なんですが、私は痩せたいしダイエットしたいですがなかなか出来ません。
家族の体質もありますが、寂しいと甘いものや食事もたくさん食べてしまいます。
もう一つは、痩せていた時はそれなりに男性にモテたんですけど、太ってからそうではなくなりました。
心の中で「痩せたらまたモテるだろうけど、それじゃ太ってる私はダメということ?痩せないと女性として見てもらえないっていう事?このままじゃいけないっていうの?怒」という男性への怒りが私の中にあります。
痩せて綺麗になりたい気持ちと、このままだったらダメなの?という怒りが対決している様な感じです。
それと寂しいと食べてしまうのは以前からですが、無意識だし本当にどうしたらいいのと思います。

ネタ募集ネーム:クマノミさん

クマノミさん、ネタのご協力ありがとうございますm(_ _)m

今日はあなたのご質問にお答えしますね。

なるほど。

「私は痩せたらまたモテるだろうけど、それじゃ太ってる私はダメということ?痩せないと女性として見てもらえないっていう事?このままじゃいけないっていうの?」という男性への怒りがあるのですね。

だから「痩せて綺麗になりたい気持ちと、このままだったらダメなの?という怒りが対決している様な感じ」にお感じなんですね。

これは「より良い自分になりたい」けど、「じゃ(他の人にとっては)今の自分ではダメだったことなの?だったら頑張る気持ちにもならんわー」といった気持ちがぶつかり合っているような状態のようですね。

これは自分が痩せている・太っているといった話に限らず、「彼の前でいい女性の振る舞いをしている私は愛されるけど、わがままを言ったら嫌われるってどういうことよ怒!」といった事例に置き換えて考えることもできそうですね。

では、このような場合、どう考えていけばいいかについて僕なりに解説していきますね。

よろしければどうぞ。

「今のままの自分ではダメってこと?」という怒りの正体

まず扱うべきは「今の自分ではダメってこと?」という怒りの正体でしょう。

どうして「今の自分ではダメってこと?」という怒りが湧き出すのでしょうか。

クマノミさんのご質問を拝見すると、ご自分でも痩せたいというお気持ちをお持ちのようですよね。

それを自分の気持ちとして捉え、自分のために痩せようと思う際に「でもさ、今の自分ではダメってこと?」と男性に対して怒りをお感じになるのでしょうか。

 

では、ここで一つたとえ話を。

もしあなたの中に「痩せることでまたモテたい」という気持ちだけでなく「好きな男性を喜ばせたい、そんな自分でいたい」という気持ちがあるとしたら、どう思われますか?

この話の前提には「人は誰かの喜びになりたいといった欲求を持つもの」という考え方が存在するわけですけどね。

どこか「痩せていないと私の気持ちは伝わらない・理解されていない」と感じないでしょうか。

もし、あなたが理解されないことや、今の自分ではダメってこと?という怒りを感じるなら、「今の自分を受け容れてもらえないこと」に対する怒りと同時に、「私の本当の気持ちを理解してもらえていない」と感じていると考えることができそうです。

これはかなり切ない話だと思いませんか?

あなたが大切な人のことを幸せにしたい、喜ばせたいと思っているとして、しかし周囲から痩せていないということが理由でその気持ちを理解されない、と感じているとしたらなんとも切ない気持ちになりませんか?

 

そう考えると、今回のご質問は「痩せているかどうかの問題」以上に、「私の気持ちを誰も大切にしてくれないじゃないか!」とおっしゃってくださっているように僕は思うのですよ。

そして、痩せていないと自分の本心は誰にも分かってもらえない、と感じているのであれば、痩せられない自分は誰も喜ばせられない自分と感じる可能性も否定できないのではないか、と僕は考えるのですよ。

だから、男性に「今の自分ではダメだってこと?」といった怒りが湧き出すのかもしれません。

もしそうだとすれば、あなたは好きな男性を喜ばせたいというお気持ちをお持ちなのではないか、と僕は思うのです。

ただ、意識的には「痩せていないとダメってこと?」と思われているようなので、その思いを成立させる根拠として「痩せているときはモテていた」という過去の事実を用いているのではないでしょうか。

 

ただ、もし今回のお悩みの本質は「痩せているかどうか」ではなく「私の気持ちが伝わらないこと」にあるならば、たとえ痩せたところで自分の気持ちが理解されないなら問題は解決しない、となるのではないでしょうか。

だとすれば「痩せる」という行動に対する意欲やモチベーションを維持することも困難になるのではないかな、と思うのです。

つまり、もしあなたの深層心理の中で「痩せられないこと」が本当の解決したい問題でないとしたら、そもそも痩せる気持ちにならないのではないか、と僕は考えるわけです。

もちろんここに書いた話は僕なりの見解でしかありませんが、このように自分を見つめて本当の問題・課題を明確にしておくことも大切ではないでしょうか。

怒りなどの気持ちの整理の仕方を考える

また、クマノミさんはこうも書いてくださっていますね。

「痩せて綺麗になりたい気持ちと、このままだったらダメなの?という怒りが対決している様な感じです」

だとしたら、自分のために痩せて綺麗になりたいといった「より良い自分への変化」を求めたときに、「でも頑張ったところで理解されないんだったらやっても意味ないし」と思うことってないでしょうか?

その結果、良い自分への変化を諦めてしまったり、なかなかやる気になれず、より良い自分への変化を止めてしまうとしたら、これまたなんとも切ない話になりますよね。

多くこのような問題は「自分はこうなりたい」と思えど、しかし「そうなったところで自分が理解されないならば努力したって虚しいだけ」という思いになることで、自分が望むより良い変化を止めてしまうことにあるわけです。

それぐらい切ない思いを抱えているのはクマノミさんご自身なのでしょう。

ただ、「納得した自分であること」や「自分が求めている変化」を自らの手で止めてしまうこともまた切ないことではないでしょうか。

言い方を変えれば「自分の意志でやりたいことができない」という状況が続くことになるわけですから、自分の自由な選択ができなくなっちゃうことが悩みとならないでしょうか。

ここではもう少し自分の中で自分を表現する許可を出してあげることが求められているのかもしれませんね。

例えば「私は私。だから私が望む自分に変化していっていいんだ。もっと自分を喜ばせたり、大切にしていいんだ。」と自分に許可できるかどうかが重要になってくる、といった感じです。

もちろん「どうせ何をしたって理解されない」と思うならば、なかなかやる気にならないかもしれません。

それこそ癒やされるべき痛みであり、手放していくといい感情なのでしょうね。

その上で、自分を大切に見つめて、自分が感じている素晴らしい感情に着目して、自分の内面でより自分に許可が出せるならば、自分をより良い方向に進めることもできるようになるでしょう。

そう考えると、今の自分が「なりたい自分になれない(ならない)ことを問題にしない」と考えてみるのも一つの方法なんです。

今回の場合ならば「痩せられないこと」ですが、それを使って自分を責めないこと、大きな問題にしないことも大切なことではないでしょうか。

確かに思うような自分になれないと悔しいし、自分にがっかりしてしまうかもしれません。

が、それは「自分により良いものを許可していないだけ」と考えてみましょう。

自分をちゃんと見つめて、自分の心の声を大切に聞いて、希望、向上心、達成感、充実感んどを感じられる、いわば自分が喜ぶような行動をとっていけばいいだけ、とシンプルに考えてみてください。

愛される条件を満たすより、キラリと光る自分を目的にしてみよう

さて、僕たちはつい「(誰かに)愛される条件」について考えることがないでしょうか。

どうしたら愛されるだろう?

どうしたら好かれるだろう?

どうしたらもっと分かってもらえるだろう?

そんなふうに考えることってないでしょうか?

余談ですが僕もたまにこの思考にハマります(^^;

そんなときほど、自分にできることを意識するように心がけているわけです。

つまり、「誰かに愛される条件を満たすより、キラリと光る自分を見つめてみるとメリットがある」ということなのです。

もし、今の自分をもっと大切にしたり、怒りを手放したいと思われるならば、まずキラリと光る自分を見つけてみることです。

自分の強み、良さ、価値を1つでいいから知って、それを使い、磨くことを続けてみてはいかがでしょうか。

こういった取り組みは自分自身の肯定感を高める効果があります。

ただ、ここにも一定のハードルがあって、つい「めんどくさー」と感じてしまうことが多いわけです。

散々人に理解されてこなかったからこそ「そーいうのは自分以外の誰かにやってほしい」という依存心も湧き出しやすいんです。

これまたしゃーないことでもあるわけですよ。

ただ、ここで自分によりよい許可を出さないこともまた切ないわけですよね。

こんなときはこう考えてみましょう。

まず「完璧になる必要はないよ」と自分に語りかけてみましょう。

また「自分が自分を認めてないと、人から認められても受け取れない」と理解してみましょう(ニーズの罠)。

何より重要なことは「自分の足りない部分を満たそうとしなくていい」ということです。

今の自分の中で、自分が思うキラリと光る自分を丁寧に大切にしてみてくださいね。

すると、次第にその自分にふさわしい行動を選べるようになっていきます。

ただですよ。

意識してキラリと光る自分にふさわしい行動を選ぼうとしても、ついそうではない選択肢を取る場合もあるわけです(^^;

例えば、優しくなりたいのに怒っちゃったとか。甘えたいのにまた相手を突っぱねたとか。痩せたいけれど甘いものを食べてしまったとか。

こういったことは人間である以上あり得ることだと思うのです。

ここで「自分をコントロールできていない」と責めたとしてもあまり良い効果は得られません。

まぁ、特段他人に迷惑をかけていないならば「まぁしゃーないなぁ」でいいと僕は思うんですよ。

その上で、またキラリと光る自分にふさわしい行動をとってみると選択してみましょう。

何度も何度も「キラリと光る自分にふさわしい行動を選ぶ」こと。

ミスしたっていいんです。誰だってミスはします。

うまくできなくてもいいんです。続けていれば精度が上がってきますから。

この選択の繰り返しによって、徐々に「キラリと光る自分にふさわしい行動」を増やすことができますよ。

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