恋愛・夫婦の心理学

彼に別れたいと告げられて超焦ったときの処方箋

自分の気持ちを受け取ってもらえないと辛いですよね

パートナーシップでも対人関係でも、とにかく悩ましい問題こそ「相手が私を拒絶する」というケースかもしれませんね。

例えば、いい感じで付き合っていた彼と何度もケンカしてから関係がこじれてしまって、相手から「別れたほうがいいと思う」なんて伝えられ、超不安で焦ってます、とか。

急に彼から「もう一緒にいないほうがいいと思う」と連絡が来て、それっきり何も音沙汰がない、とか。

 

このような問題はとにかく悩ましいし、しんどい問題ですよね。

なぜならば「私は私なりに努力しているし、相手のことを考えているから」でしょうか。

ことごとく自分の思いを拒絶され続ければ、そりゃ気持ちもポキっと折れちゃうことがあっても不思議ではないでしょうし、不安に飲み込まれて毎日気分が落ち込んじゃうなんてこともあるだろうなぁ、と僕は思っていたりします。

そんなときに「自分を大切にしましょうね」なんて言われても、なかなかその気になれないかもしれませんね。

少なくとも僕のもとにはそういったお声がたくさん届いている、といえます。

そんなときこそ、自分を大切にする、癒やす、安らぎを与える、自分の気持ちを人に話す、などのプロセスは超重要です。自分を追い込みながら問題を解決するってすごく大変ですからね。

そんなもので私のこの悲しみが癒えるわけがないでしょうが〜ぐらい感じてしまうこともあるのかもしれませんが、しかし超重要なのことなのです。

なぜなら、その焦り、不安、悲しみを抱えたまま相手と向き合うことこそ「リスク」だからですよ。

今日はそんな話をサクッとまとめて書いておきますね。

 

彼に別れを告げられて超焦ったときの処方箋について考えてみた

さて、ここからが本題。

彼に急に別れを告げられて超不安になり、彼に私から謝ったり、素直な気持ちを伝えてみたんだけど、しかしうまくいきません、というお話。

相手のことが大切で好きだ、って何度も伝えたなんてお話もたくさん伺います。

けれど、なんだかいい方向に向かわない、むしろ余計に関係がこじれてしまって頭を抱えるなんてこともあるようですよ。

そんなこんなで困り果ててしまい、カウンセリングにお越しいただくという方もいらっしゃるのです。

では、私から謝ったり、愛情を伝えているのに、どうしてうまくいかないのでしょうか。

 

この話を先に書いた事例

【いい感じで付き合っていた彼と何度もケンカしてから関係がこじれてしまって、相手から「別れたほうがいいと思う」なんて伝えられ、超不安で焦ってます】

というケースから考えてみましょう。

 

【事例】彼と何度もケンカしてしまい「別れたほうがいいと思う」なんて伝えられ、超不安で焦ってます

私としては彼といい関係を続けたかった。

しかし、何かしらのやんごとなき事情によって二人はケンカしてしまった。それは何度も。

自分でも「あかんやん」と思いつつ、相手を問い詰めたり、文句を言ったり、困らせたり。そんな自分がだめだって分かっているけど、そうしないと気持ちが収まらなかった。

その結果「もう別れたほうがいいと思う」と彼から言われた。

もちろん激痛。

どこかでそう言われるかもな、と予感はあったけど、しかし実際に言われてみると激痛。

私は別れたくないから「本当にごめん」って伝えたし、自分の気持ちも説明してみた。

相手のことが好きだ、とも伝えてみた。

しかし、相手は「別れる方向」でしか物事を考えていない様子。

さて、このとき二人の間に何が起きているか、ご理解いただけるでしょうか。

これ、あえて一言で言えば「不安と焦りと罪悪感でつながった状態が継続している」と言えるのですよ。

彼に別れるって言われて超ショック。だから、彼の気持ちを取り戻したいという気持ちが溢れて、何度も謝ったし、自分の気持ちも伝えようと思ったわけですよね?

ただ、このとき、既に無理してるってご理解いただけるでしょうか。

そもそも不安や焦りでいっぱいになっちゃって、そもそも愛する余裕も、相手に愛されると思える余裕も失っちゃってるケースって多くないでしょうか。

にもかかわらず、別れたくない一心で「大好き」「別れたくない」「あなたは大切な人」と連呼しちゃうことってないでしょうか。

これ、たしかにうまくいかないのです。

なぜなら、その深層心理では「別れたくないという気持ち」だけでなく、「自分はきっと相手に迷惑なんだろうな」とか「相手は私のことを愛してくれないかもしれないな」と感じているからなのです。

まぁそう思うことも無理はないのですけど、この状態で何をやってもあまりうまくいかないのです。

なぜなら、この時点で、相手は「私を苦しめる人」になったままだから。

お互いにケンカして揉めたのなら、自分の非がある部分に関しては謝罪することが必要かもしれません。相手を傷つけちゃったことに関しては、ごめんなさい、と伝えたほうがいいでしょう。

ただ、別れたくないという気持ちばかり溢れてしまって、必死で相手との関係を取り戻そうとしているとき、私の内面では「相手は私を突き放す人、嫌う人、苦しめる人」のままになっていることが多いんです。

その相手を変えようと必死こいて「好き」だの「別れたくない」だの「私の気持ちを分かって」と伝えてしまう。

このとき、自分の内面で「相手は私を傷つける人」になっている、という事実になかなか気づけないのかもしれません。

だから、いくら気を使っても、謝っても、愛情を伝えても「それって君の意見でしょ」的に扱われてしまうのです。

つまり、「相手だって悪者になんてなりたくないのだ」という理解がすっとんでいるわけですね。

相手だって、私のことを傷つけたくて傷つけたわけじゃないのだ、という理解がすっ飛んでいるんです。

つまり、こじれている関係を取り戻せるかどうかの違いは、相手を「私を愛する人にするか」「私を傷つける人にするか」の違いだ、といえます。

それは自分の中での認識の問題で、相手がどうか、という話とはまた別の要素なのです。

 

不安を癒やしていけば、本当に見つめるべきことが見えてくる

誰しも、唐突に別れを告げられれば、口にはしなくとも「急に別れるだなんてひどい!」と思うものかもしれません。

そのお気持ちやそこにある深い悲しみは僕なりに理解させていただいているところです。

相手のことを大切にしたいと思う気持ちがあるからこそ、そこまでの悲しみも溢れてくるのでしょうから。

が、「別れるなんてひどい!」「どうして私の気持ちを分かってくれないの?」「やっぱり私が悪かったんだ、私がひどい態度をとったことが全て悪いんだ」といった思いばかりに囚われていると、悪意はなくとも「相手を加害者として扱ってしまう」なんてことが起きるのです

「私:被害者・相手:加害者」の構図が変わらないのです。

だから、相手は「もう別れるしかない」「もう無理なんだ」と、加害者的な思いばかり感じてしまう、というわけです。

 

なので、最初に書きましたように、自分の気持ちが乱れていたり、苦しい思いを抱えているままでは、なかなかこの関係の危機は乗り越えられない事が多いんです。

いくら相手のことが好きでも、ここで無理をするとこじれるんです。

なぜなら、あまりに自分が不安で苦しい思いを抱えているので、「相手だって苦しいのだ」と理解できないからです。

不安と焦りの影響で、そう思う気持ちの余裕がなくなってしまうんですよね。

だから、相手を加害者にしたまま向き合うことになってしまう。

その結果、相手も苦しんでいるから、別れようと伝えてくるのです。

この苦しみは「愛せない」「愛が伝わらない」という苦しみです。

そしてこの苦しみは相手だけでなく、お互いが感じているのです。

 

ここでのポイントは「多くの人が、自ら望んで好きな人の前で悪者になんてなりたくないのではない」と理解できるかどうかです。

多くの人が、大切な人を大切にできないことで苦しむから、別れを考えるのだと理解できるかどうかです。

すなわち、「私は愛されるにふさわしい存在だ」と理解できるだけの気持ちの余裕があるかどうか。

これがこのような危機を乗り越える一つのポイントなのです。

少なくとも僕はこの方向でカウンセリングを進めていますから、「まずはあなたの気持ちを整えて、そして今できる彼への言葉かけ、アプローチを考えながら進めていきましょう」なんてご提案をさせてもらっているのです。

 

ここで最も避けたいのはパワープレイかな。

強引に自分の気持ちを一方的に押し込むことですけどね。

でもきっと多くの方が気づいておられるはずなんですよ。

不安から無理やり相手の気持ちを変えようとしても、うまくいかないってことをね。

相手のことを「私を傷つける人」のままにして、お互いが本音で向き合えることなんて殆どないのかもしれませんね。

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