恋愛・夫婦の心理学

超恋愛体質だから感じる?パートナーに向き合ってもらえない痛みと不満が吹き出す心理

超恋愛体質だから感じる?「向き合ってもらえない痛みと不満」とその理由

いわゆる恋愛体質とは、人生においての恋愛に対する比重が大きい人のこと。

比較的早い段階で相手に恋愛感情を抱いたり、恋をしていないと「人生退屈だ」と思ったり。

いわば、どこかで「いつも恋愛をしていたい」と思うタイプですね。

人によっては「超」がつくほどの恋愛体質で、パートナーへの気持ちの入れ込み方が半端ない!って方のお話を伺うこともありますよ。

 

実は最近、恋愛体質なみなさまからのご相談をいただくことが多いのです。

しかも「本人は自覚されていない恋愛体質さん」からです。

そのご相談の内容は「今の恋愛がつまらない」というものもありますが、「どうして彼は(パートナーは)私の気持ちに向き合ってくれないのでしょうか」というお話が非常に多いわけでございますな。

人によっては、明らかに怒ってるなんてケースも少なくないわけでして、あえて言葉を選ばず書くととするならば「どないやっちゅーねん!」「どういうつもりやねん!あぁ?!」みたいな怒りの置き場所が見当たらない!なんて感じになっておられる方も少なくなく、その心情をお察しするに「そ~思いますわねぇ」なんて思っているところなのでございます。

ただ、たしかにいわゆる恋愛体質タイプほど、向き合ってもらえない痛み、恋愛(相手)に対する不満ってものを感じやすくなるかもしれませんね。

それはなぜかと尋ねたら?という話が今日のコラムです、はい。

よろしければどうぞ。

 

「恋愛体質な人の恋愛観はどこまで相手に受け入れられているのか」という問題

さて、いわゆる恋愛体質って言葉は「すぐに人を好きになってしまう・惚れっぽい」「常に恋愛を求めている」「相手」なんて解釈をされることが多いものですが、その内面的な要素を見つめると「いつも好きな人と身も心も一つでいたい」とお感じのようです。

恋愛心理の基本のキでもあります「身も心もひとつになりたい」という気持ちが強い(超)恋愛体質なみなさまは、やはりなかなか情熱的なのです。

表情や態度に分かりやすく情熱が見える方もいますし、いわゆる内に秘めた情熱(愛)を大切にされている方もいますよ。

だから、カウンセリングの中で「きっとあなたは超恋愛体質なんでしょうね」なんて風に僕にツッコまれて、そこで思い出したように「あ、そうだった、私恋愛体質なんだ〜」と思い出される主婦の皆さまや自立女子の皆さまって少なくないんです。

「私に愛させろー!」「愛してなんぼじゃー!」と声高らかに叫ばずとも、心のなかに「ずっと好き」「この恋に生きます」なんて覚悟を秘めておられるわけですなー。

いやー、熱い!

その気持ちを感じるだけでヒリヒリしますなぁ。

・・・なんてみなさまの恋愛における課題って、「恋愛体質な人の恋愛観はどこまで相手に受け入れられているのか」という部分なんですよ。

いきなり本題に入りますけどね。

こう、世の中すべての人が恋愛体質ならば問題などないのかもしれませんが、そんなことはまずありえないわけでして、恋愛体質の人もいれば、恋愛を苦手にしている人もいらっしゃるわけでしてね。

だから、実際のカウンセリングでも、恋愛体質なご相談者さまの気持ちを、そのパートナーさんがうまく消化できていないなんてケースは非常に多いのです。

パートナーさんはパートナーさんなりに愛しているけれどそもそもそこまで恋愛体質ではないからこそ、「深く相手のことを想う発想がない」というケースも非常に多いのです。

これはどちらがよくてどちらが間違っている、という話ではありません。

が、これが恋愛体質なみなさまにとっての痛みや不満、時には非常にむかつく!イライラする!という怒りに繋がりやすいわけですなぁ。

これはいわば投影や判断によって起きることなんじゃないかな、と僕は考えておりますよ。

いわば「恋愛体質の人が持つ恋愛観で、パートナーの愛情を推し量ったら、パートナーの愛情の量は足りない」ってことになるだろうなぁ、なんてことを思うわけでございますよ。

恋愛体質な人と恋愛すると、自分の好きは負けてしまう

長くカウンセリングをさせていただいて、つくづく思うのです。

「恋愛体質な人と恋愛すると、自分の好きは負けてしまうな」と。

この状態で「私はあなたのことをこれだけ愛しているのに、なんであなたは向き合わないんだー!」なんて風に接すると、やっぱり相手の愛情は粉々になっちゃうのですよ。

相手は、気持ちの面であなたに勝てない、そんな風に思えない、と感じるわけです。

ここで、自分が勝てないと思うこと嫌だと思う人の場合は、あえてスカしてみたり、気のなりふりをしてみたり、やたらマウントしようとするのでしょうけどね。

どうあれこうなると相手は積極的に関わってこなくなるので、まー「私はこんなに愛しているのになんで!」「ふざけんなー!」「人の愛情をタダだと思わないでー!」なんて更に怒りが湧いてもおかしくないわけでしてね。

 

ま、僕もその怒りを見ると、昔は常に戦慄が走っておりましたが(^^;、今は比較的冷静にしれっとこうお伝えしています。

「あなたほど強く相手のことを思える人はいない、という事実を受け止めたほうがいいかもしれませんね。」

恋愛体質な人ほど、好きという気持ちで相手を打ち負かしてしまうのですが、これも一つの無意識の(悪意なき)加害なんです。

いつまでも相手に向き合ってもらえない不満・不安ばかり心のなかでトレースしてしまうと(そうなっちゃうのもしゃーないのですが(^^;)、自分が相手を追い込んでいることに気がつかない、なんてケースも多々あるのです。

だから、あなたの好きはそれぐらいのパワーがあるのよねん、と受け取ってくださいね、とお願いしているわけでございます。

 

が、恋愛体質なみなさんは僕にこんなお話をしてくださるのですよ。

「自分の好きにパワーがあることはいいです。でも、私の気持ちはどうなるんですか?この怒り、イライラ、不満はどうしたらいいんですか?!もう相手にぶつけたくて仕方がありません!」

このご質問に対する回答として、以前の僕は「そりゃーあなたの無価値感の影響ですし、実は親密感を怖れているから起きるわけですし、言ってしまえばあなたが不安なんですよね、相手の愛だけじゃ足りないって思っちゃってる感じじゃないですか?」とお答えしておりました。

えぇ。これはあえて、自戒の意味を込めて書いておりまする。

が、今は違います(^^;

今の僕はどのように回答しているかといいますと、まぁ次のような感じなのです。

恋愛体質な人ほど「二人の価値観を作り上げていく」とうまくいくよ

結論だけ先に書いちゃいますと「恋愛体質な人ほど「私とパートナーの(二人の)価値観を作り上げていくとうまくいくよ」とお伝えしているんです。

要は気持ちの面で「あまりに一方的な関係が続く」と、痛みも不満も怒りも出ますよ、ってことです。

よく恋愛体質な人って惚れっぽくて意思がない、相手の話を聞かない、なんて見ている記事も読むのですが、僕はそうとだけ解釈しているわけではありません。

恋愛体質な人ほど「私の気持ちを伝えたい」「私の気持ちを通じて相手と繋がりたい」と強く願っているだけなのだと思うのです。

こういった気持ちは程度の差はあれ、誰もが感じることではないでしょうか。

だからこそ、恋愛体質な人ほど「私が相手を好きでいる」「私の気持ちを相手と共有する」ということに意識を起きがちではないでしょうか。

これが達成されたときに安心感を感じる、という人は少なくないと僕は見ています。

だから、相手を愛するために、私の気持ちを届けるために、相手のわがままも受け入れるし、相手の要求も飲むし、相手が喜ぶことをやってあげたいと願い、だからこそ時には尽くすこともあるのかもしれませんね。

でも、あなたの気持ちが強いから相手が負けちゃっているとしたら。

相手は「あなたの価値感・気持ちという視点から、あなたを理解することができないでいる」としたら。

これは「分かり合えない」という関係を作る理由になるでしょう。

分かってもらえない側(恋愛体質側)は、「どうして受け止めてくれないのか?」と怒り始め、分かってもらえないと責められている側(そのパートナー側)は、「そんなにこちらの価値感を否定したいのか?」と怒り始めるでしょう。

かつ、これはお互いにお互いのことを「分かっていない」という状態です。

だから、いわゆる恋愛体質なみなさんの情熱的な好きが(間違っていないのに)宙ぶらりんになったり、伝わっていない感じがしたり。

そんな気持ちはいつも不安で振り回されはじめ、結果、相手に感じる怒りの置きどころすら見つからない。

そんな状態になるんですよ。

このような状態は「二人の価値観を構築する」という発想がないために起きるものだと僕は思うのです。

いわば「自分の中の気持ちがどうなるのか」ばかり気にしてるのかもしれません。

このような意識がつよまる心理的な理由として、無価値感なり、罪悪感なり、親密感への怖れなどが上がってくるのですけどね。でもまぁまぁ、それはそれって感じかなー。

どれだけ自分を癒やしても「相手と価値感を共有する」「お互いが受け止め合う」ということがなければ、無価値感を癒やして自立して、自分は間違っていない、それでいい、で止まっちゃうような気が僕はするんですよね。

そもそも恋愛における、不満、不安、怒りなどは「思いの共有」を実践するだけで、随分と軽くなるものです。

どこかで心と心のつながりを感じられるなら、それでなんとかなるのよねぇ(笑)

しかし、「自分の気持ちを通じて相手とつながりたい」「私の気持ちが伝わっている状態がほしい」とだけ思うと、恋愛においての最大の強み「お互いが分かり合う」「共有できる意識を持っている」が欠けちゃうんですよね。

この状態はさすがに長く続けるには厳しいかなぁ、ぐらい僕は思います。

ということで、パートナーに対して不満や怒りを感じている恋愛体質な皆さまへ。

今、どうにもやりきれない気持ちがあるなら、まずはその気持ちを吐き出すところから始めてみましょう。

その上で、「自分が自分の好きにこだわりすぎていること」に少し気づいてみましょう。

あなたの好きという気持ちは間違っていません。が、それを使って相手を負かすと意味がなくなると理解してみましょう。

(※ここでの「負かす」とは、力でねじ伏せる、論破するということだけではありませんよ。こちらから一方的に尽くすとか、徹底的に相手を受け入れることも含みます。それによってあなたのパートナーは「あなたをうまく愛せない人」になってしまい、お互いが対等ではなくなる、という考え方なのですよ。)

 

そして、二人の楽しみ、共有できる価値感を意識してみましょう。

お互いが共にに楽しめることはなにかを探すこと。

お互いの気持ちを認め合う時間を作ろうとすること。

どんなことも二人の中でどのように考えるように心がける、などなど、できることはたくさんあります。

 

ただーし!

この手のお話をすると「いや、私はお互いの気持ちを共有したいんですけど、相手が・・・」というお声を伺うことが本当に多いのです。

が、これは深層心理レベルで「実は私が相手をちゃんと愛せていないのではないか」という加害者意識を感じていて、それを隠すために相手を罰している状態ですから、自分が罪悪感を抱えないためにできれば手放すほうがいいですよ。

続ければ続けるほど揉めますし、自分自身の「好き」の自信も失います。

そもそもこの話は「どちらの気持ちが正しくて、どちらかが間違っている」という話ではないんです。

ただ、恋にときめく才能をもった恋愛体質なあなたは、ただ相手を好きだと思うだけで、相手の好きを凌駕するが如く、圧倒的な好きを放出しているだけなのです。

だから、「相手のことが好き」という土俵では、相手はあなたの負けるのです。

そして、負かされた方が好んで同じ土俵に乗るなんてことは考えにくいってことです。

まずこのように考えてみてはいかがでしょうか。

そして、「好き」を表現すること以上に、親密感を得ることを目的としてみてください。

「二人の価値観を創って楽しみたい」と心から願って実践してみましょう。

そのほうが怒りもでないし、不満も出ないし、「今の私の好きでいいんだな」と思えるものだと思いますよ。

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