恋愛・夫婦の心理学

幸せな恋愛・結婚を手に入れる秘訣こそ「なりたい自分になること」

幸せな恋愛や結婚を手に入れるために必要なこと

いい恋がしたい。
結婚したい。
婚活をもっとうまくいかせたい。
今の彼と(夫)の関係をより良くしたい。

そういったご相談、ありがたいことに今も昔もたくさんいただいています。

しかし、具体的にどうすればうまくいくかが分からなくなることも多いようで「どうしたらいいの?」というご質問を伺うことも少なくないのですよね。

中には「幸せな恋愛・結婚を手に入れたい」と思いながら、辛い恋愛を経験したり、恋愛に対して前向きな気持ちになれないといったお話を伺うこともあります。

でも、僕は多くの場合「大丈夫です、なんとかなると思います」と言い切ってしまっています(^^;

僕も日々、カウンセリングや心理療法というツールを使って、いい恋愛・夫婦関係に向けての「心理サポート」をさせていただいていますが、「一体僕が何を考えて幸せな恋愛・結婚を得ていただけるようなサポートを行っているか」って、あまりお知らせしてこなかったことでもあるんですよね。

そこで今日は幸せな恋愛・結婚を手に入れるために必要なたった一つのことをご紹介したいと思うのです。

それこそが僕のブログのサブタイトルでもある「なりたい自分になること」なのです。

なぜ「なりたい自分」になれば幸せな恋愛・結婚が手に入るのか

さて、「幸せな恋愛・結婚を手に入れること」と「なりたい自分になること」。

一見すると、ちょっと関係なさそうな話のようにも思えるかもしれませんね。

一般的に「なりたい自分になる」ということは「自分がどうなりたいか」という視点で語られることが多いものですから、「なりたい自分になるということは自分の都合を優先することであって、相手との調和をはかることとは違うのではないか」とお考えになる方もいるかも知れません。

もちろん「なりたい自分になること」が、「自分の目的達成や成功」であるならば、その考え方は正しいのかな、と僕も思うのです。

ただ、恋愛や結婚など関係性の中での「なりたい自分になること」は、何も一人だけの目的を達成することと限定されている話ではないわけです。

要はですね、もしあなたが幸せな恋愛や結婚を手に入れたいと思われるならば、「恋愛」や「結婚」で得られる報酬以上に、「パートナーを愛すること」そのものが行動の目的になっていると、幸せな恋愛や結婚を手に入れることが容易になる、と考えられるわけです。

えぇ、この話は「なんのこっちゃ」という話なので、もう少し解説します。

内発的動機づけと外発的動機づけ

心理学用語に「内発的動機づけ」と「外発的動機づけ」というものがあります。

内発的動機づけとは「その行動そのものが目的」となっている動機づけのこと。

外発的動機づけとは「その行動に伴う報酬(結果)が目的」となっている動機づけのこと。

この考え方って幸せな恋愛や結婚を手に入れるためにとても大切なものなんです。

例えば「恋愛や結婚をするとしたら、そのメリットから考えて関係を持つ」と考える人がいるとしたら、おそらく「メリットが無くなったら関係を解消したほうがいい」「相手にとって私と一緒にいるメリットが無くなったら私はフラれる」と考えるでしょう。

例えば「大切なパートナーを作って愛し合う関係を持つことに意味を感じるし、幸せを感じる」としたら、この場合「愛する・愛し合う」ということ自体が目的になっているわけで、それに伴う報酬(結果)より、愛する・愛し合うということを達成しようと考えるでしょう。

どちらが良くてどちらが悪いという話ではないのですが、おそらく幸せな恋愛や結婚を手に入れていくことを考えるなら、恋愛や結婚をすることで得られる報酬(結果)も大切なんですけど、そもそも「愛する・愛し合う」ということが目的になっていたほうが、より長く続く信頼関係や絆を得やすいと僕は思うのです。

それは愛するということは見返りを求めない、といった話ではなく、自分の内面から湧き出る思いが「愛すること・愛し合うこと」そのものをフォーカスしている状態であれば、愛するということは非常にかんたんに行えるわけですし、二人の関係の中にあるメリットデメリットを超えてつながっていける、というふうにも考えられるんですよね。

これが人間の持つ素晴らしい部分の一つだと僕は考えているんです。

※ご相談の中で「私は彼のことを心から大切に思っているのに、彼は私と一緒にいるメリットばかり考えているようなんですよね」というお話を伺うことがありますが、これは私と彼の動機づけの違いによる差だと言えるかもしれませんね。

「なりたい自分になる」とは愛すること・与えることを目的にできる状態

そして、自分自身が「愛する」という行動そのものを目的に恋愛や結婚を捉えられる自分でいることが、そもそも僕たち自身が望む「なりたい自分」の姿に近くなるのだろうと思うのです。

いわば自分の心が成熟し、大切な人を「愛すること」「与えること」を目的できるようになることが「なりたい自分になる」ことなのだろうと僕は考えていたりします。

逆に「愛したいけど怖い」「相手のために与えたいけど私じゃ迷惑じゃないのかな」と考えてしまうなら、それが悪いわけじゃなく、まだ「自分になりたい自分を許せていない」何かしらの事情があるってことになるんですよね。

例えば、「私が愛しても相手は喜ばない気がしてならない」とか「もし私が愛してもまた別れることになるとしたら」などと考えているとしたら、それは未だ「本当の自分の姿を自分に許していない」ってことになるんです。

どこか「今までの失敗」を気にしすぎていたり、「自信のなさ」「自己否定感」などがくっついていて、本来は「十分になりたい自分になれる」のだけど、そう思えない状況が続いているのかもしれません。

不安から愛すると相手のモチベーションをダダ下げることもある

だからでしょうか。

「私が好きな人と付き合うならたくさんのメリットを相手に提供しなきゃ」と思い、自分を磨いたり、彼のためにできることを増やそうとされる方もいるんですよ。

確かにその努力や思い、誰も否定できないし、僕は大切に扱わせていただきたいんです。

が、心理学にはちょっと厄介な話がありまして、その視点から見ると「あなたのパートナーにたくさんの報酬を与えようとしすぎてしまうこともまたデメリットになることがある」なんて考え方があるんですね。

これは「アンダーマイニング効果」とよばれるもので、もしあなたのパートナーや好きな人が「パートナーを愛することそのものを目的」にしており、あまり「愛することで得られる報酬を目的にしていなかった」場合、あなたが相手に過剰な報酬(メリット)を与えると、相手の内発的動機(あなたを愛する行動とそのモチベーション)は下がってしまうのです。

つまり、あなたがどれだけ相手にメリットを提供しても、なぜか相手のテンションがだだ下がっていく、なんてことが起きるわけです。

このようなケースはそもそも信頼をベースにつながっていた男女、夫婦の間に見られることなんです。

例えば、男女どちらかが問題を抱え不安が強くなっていたり、過剰なストレスを抱えて上手に愛せなくなってしまったことで、「今の自分と一緒にいても相手は喜ばないのだろうな」と考え始めた結果、その埋め合わせにパートナーに合わせ過ぎるなど頑張りすぎてしまったことが、逆にパートナーの不信を買い、パートナーの機嫌が悪くなったり、恋愛に対するモチベーションが低下し、なぜか関係がギクシャクしていった、なんてケースがこれに当たります。

要は「愛することそのものが目的となっている者同士」の恋愛は、愛することで得られる報酬のやり取りで成立しているわけではなく、愛することそのものが目的で、そこに喜びがあるということなんです。

逆に、恋愛や結婚で得られる報酬(結果)を重視している相手と付き合うと、あなたが尽くしたり、相手のために頑張り続けないと相手は満足しない、なんて可能性も出てくるわけです。

そう考えると、そもそも「なりたい自分」、つまり「愛すること・愛し合うことを目的にできるマインド」となっていると、そこまで頑張んなくてもいい関係が手に入るどころか、しっかり心がつながる関係を持つことが容易になるってことなんですね。

かつ、そもそも「なりたい自分」になっていると、いわゆる恋愛や結婚をメリットの側面だけで見て動く人にはあまり興味を持たなくなります。自分と価値観が違うので、どこか合わないな、と感じやすくなるのです。(いいか悪いか別にして)

逆に、そこで相手の価値観に無理に合わせようとすると、これまたしんどくなってしまって、恋愛が全く楽しめなかったり、一緒にいても辛いだけ、なんてケースにもなるわけですなぁ。

ここに問題があるとしたら、この考え方はパートナーだけでなく自分自身にも適応されるので「自分が魅力的でなくなったら(年令を重ねたら)誰も見向きはしてくれない」とか「自分が稼げなくなったらきっと彼女はいなくなるだろう」といった疑いを持つ羽目になることでしょうか。

もし、自分自身の中で「愛する」ということそのものが目的になっているなら、こうは感じず、「私の彼・夫は私がおばさんになっても一緒にいてくれる「僕の妻は(彼女は)たとえ稼げなくなっても愛してくれる」と思いやすくなるはずなんでしょうね。

これも一つの「自分の感じ方」と、それを相手に映し出す「投影」によって生じること、と考えられるわけなんですよ。

「なりたい自分」になることで「素敵なパートナー」を見る目を養えちゃいます

そもそも「なりたい自分」になる方法はそんなに難しくないんです。

「自分の心のど真ん中にある自分のあり方に気づけい表現するだけ」です。

自分の中に素晴らしい価値があり、素晴らしい自分のあり方があると、その価値を認め、許し、受け容れることです。

それはたとえ、今は自信がなかったり、恋愛を報酬やメリットばかりで考えてしまう人であっても同じです。

自分のど真ん中にはどんな自分がいるんだろう。

自分が納得できる「なりたい私」ってどんな自分なんだろう。

ちょっと恥ずかしいけど、そこに素直になってみることを続ければいいんです。

僕は普段、カウンセリングの中でいろんなお話を伺いながら、クライエントさまの「本当の姿」を見させていただいている気がしています。

あくまで僕がその気になっているだけ、とも言えるのですが、しかしここは真剣に見ているつもりではあるわけです(^^;

この方の素晴らしいところはどこだろう。

この方の輝いているところはどこだろう、とね。

すると、今、悩まれていたり、不安の中にいらっしゃっても、その方の魅力や与えられる愛情や才能をなんとなく感じてしまうのです。

これはおそらく僕の職業病と言えるでしょう。「今しんどい」と話してくださっている方を僕が信頼して見てしまう、という、なんとも不思議な話なのです。

そして、その素晴らしさをしれっと伝えて、めちゃめちゃ推すという部分が僕のカウンセリングの独特な特徴でもあり、その素晴らしさを受け入れづらくしている部分をセッションで癒やす、なんてことをさせてもらっているだけなんです。

それもこれも「あなたはなりたい自分になれるし、自分を許していいですよ」と考えているからなんです。

逆に、なりたくもない自分になろうとしているときは「それでいいんですか?」と聞いちゃうかもしれませんけど(^^;

あぁ、イケず。

ただねぇ、「そんなに推されても」って思う人もいますよね(^^;

まぁ、怖いんですよね。

「なりたい自分」を見つけ出して、そんな自分になろうとすることってね。

心から誰かのことを愛おしく、大切に思い、そう思える自分でいること自体に慣れていなかったり、そんな自分でいられた時間が少ないと、どうしても「これでいいの?」と思ってしまう。

すごく寛容で、慈愛深く、怖れずに相手と関わることができる。そんな自分でいることが不安になっちゃうんです。

だから、つい怖くなって「良い自分」を作ってしまうこともありますし、なりたい自分である状態を「非常に嘘くさい」と感じてしまうこともあるんです。

ただそうであっても「どうやらこれが本当の自分らしい」と自分に許可してみて、今までの自分を否定せず、しかしなりたい自分への変化を受け入れていくと、びっくりするほど「素敵なパートナーを見る目」を養えたりしますし、「この人だったら」と思える人と出会っちゃうんですよね。

それは「愛すること・愛し合うことを目的にしている異性」と出会いやすくなるということであり、自分自身が「愛することを目的」にしているので、その目で世界を見るようになる、ということなのですよ。

(ま、その結果、僕のカウンセリングを卒業されていく方もいるわけですけれどもねー。あぁ、もちろんとても喜ばしいことなんですよ。)

また、なかなか「愛すること」を目的に行動できないと思っていても大丈夫なんです。

そんなときは、あなたの周りにいる友だち、家族、仲間、などの芽を意識してみてほしいのです。

あなたのことを大切にしてくれたり、いつも関わってくれる人の気持ちを意識して、感謝するように心がけてみてください。

あなたが迷惑をかけたり、たとえわがままを言ってきたとしても、それでも愛してくれた人のことを思い出して「申し訳ない」ではなく、本当にありがとうと受け取る姿勢をとってみてください。

すると、なんとなーく分かってくるはずです。その相手の気持ち、相手のあり方が。

このようにして「愛することを目的」として生きている人から、その感覚を受け取って学ぼうと思ってみてください。

そういった経験があなたが「なりたい自分になっていく」大きな応援とヒントになっていきますよ。

ということで、僕は「あなたがなりたい自分になれば、幸せな恋愛や結婚は手に入りますよ」とお伝えしています。

そして「なりたい自分になる」ということは、自分の好きなことをするという意味よりも「本当に自分がなりたいと思える、愛することそのものを目的にした自分を見つけ出すこと」にあります。

だから、無理にいい子ちゃんぶったり、私にはなにか足りないと悩まなくていいんですよ(悩んでもいいですけど)。そのままで、あなたのままでいいんです。

そしてこの「なりたい自分になること」は、誰にでもできることです。あなたがその気になれば、自分に心のド間ん中にある自分を許すことができるでしょう

そんな自分をパートナーの前で表現することもまた、喜びではないでしょうか。

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
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