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こんにちは。カウンセラーの浅野寿和です。
いつもメルマガをお読みいただき、ありがとうございます。
\ 今回のテーマ /
大人女子は「正解を提示されると、もう一回自分を裁く」
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今日は、今まで書いたことがない話と、少しだけ僕の自己開示をしてみたいと思います。
テーマはタイトルにある通りです。
大人女子は「正解を提示されると、もう一回自分を裁く」。
これ、相談室で伺うお悩み、そのストーリーの中で、
かなり頻繁に起きていることなんですね。
*
たとえば、
・もっと自分を大切にしよう
・我慢しすぎ
・境界線を引こう
・その恋はやめたほうがいい
こういう「心理学的には正しい言葉」。
言ってることは、だいたい合ってるんです。
論理的にも、構造的にも。
でも、その言葉を聞いた大人女子の心の中では、
別の反応が起きていることがあるみたいです。
「やっぱり私が悪い?」
「分かってるのに、できない私はダメってこと?」
「またちゃんとできてないの?」
そうやって、もう一度、自分を裁いてしまう感じ。
これは、恋愛や夫婦関係でも頻繁に?起きているのかもしれません。
答えが欲しいわけじゃないのに、答えが飛んできた。
この話はかなり頻繁に伺いますよね。
*
ではなぜ、そんなことが起きるのか。
これはあくまで一つの仮説ですが(正解を渡してるわけじゃないっすよ(^^;)
多くの大人女子は、
理性も感情も社会経験においても優れた部分をお持ちだからだと、僕は考えています。
状況を理解する力もある。
相手の立場を想像する力もある。
自分を客観視する力もある。
今までの経験の中で培った知見もある。
だから、心理学的な「正解」を聞いた瞬間、
理性のレベルでは、だいたい分かってしまうのかもしれません。
「たしかに、そうだよね」
「理屈としては、その通りだと思う」
でも、そのとき、強く反応しているのは感情のほうなんでしょう。
そして、その感情(想い)には、
自分自身のこだわりや哲学的な要素だけじゃなく
その人なりにずっと大切にしてきた想いや、
誰かに届けたい気持ちが、ちゃんと載っかっている気がしています。
我慢してきた理由。
引き受けてきた背景。
葛藤し選択してきたプロセス。
簡単には手放せなかった想い。
・・・そして、それでも守りたかった”何か”。
そういったもの全部を抱えている状態で
どこからか「正解」を突きつけられると、
理性ではなく感情が反応してしまう、といいますか。
「それをやってきた私は、間違ってたの?」
「この気持ちごと、否定されるの?」
「じゃあ私は、どうすればよかったの?」
これは依存心でも被害者意識でも弱さでもないのだと思います。
感情を感じながら、それを理性で整えながら生きている証拠だと思いますよ。
理性だけで生きてきた人なら、こんなふうには反応しない。
感情が反応するのは、そこに意味があり、価値があり、守ってきた歴史があるから。
だから、大人女子は、正解を提示されると、
もう一度、自分を裁いてしまいやすいのだろうと僕は考えています。
それは「できていない自分」を責めているというより、
自分が大切にしてきたものを、うまく守れなかった気がする
その痛みに、触れてしまうからなのかもしれません。
*
で、ここからが少しややこしい話。
僕は心理カウンセラーなので、
心理学的な「正解」のような話や
「心の構造」について、どうしても書き続けています(^^;
もちろん断定的な表現は極力避けますけども・・・。
なぜなら、そこを書かないとネタが枯渇する・・・
・・・もとい、
それを求めている人が、確実に一定数いることも知っているからです。
ただ、正直に言うと、あんまり正解っぽいことを書きたくないときもあります。
なぜかというと・・・
僕自身が、正解を提示されると自分を裁くタイプの人間だからです。
「分かってるのにできてない自分」
「理屈では理解できるのに追いつかない感情」
このしんどさ、僕は個人的によく知ってるのです。
もちろん「だから女心がわかる」などと、神をも恐れぬ思想は持ち合わせておりませぬ。
それはそもそも無理ゲーってものですからね。
*
ただ、それでも心理学の話を書き続けている理由があります。
それは、
心理学は、使い方と届け方次第で、とても優しい選択肢にもなる
ということを、現場で何度も見てきたからです。
正解を押しつけるためじゃなく、
自分を責める材料にするためでもなく、
「そういう心のしくみの中で、私はここに立ってたんだな」
と、一歩引いた場所に戻るための道具として。
だから僕は、
「人を裁かない。でも、構造はごまかさない。」
このスタンスで、心理学を使い、書きつづけています。
・・・とはいえ、
たまにド正論をぶちかましてしまい、
あとから一人で反省していることもありますけどね(^^;
*
もし今、
答えを伝えられてイラッとする自分がいたなら。
むしろ、ちゃんと生きてこられた証なんだと思います。
そして、奥様や彼女さんに善意で答えを伝えて、ブチ切れられた経験のある男性の皆さま。
その正解はあなたなりの愛なんでしょうから、大切にしていただきたいのです。
ただ、そのあなたの愛の向こう側に、奥様や彼女さんの生き様がある、って考えてみると・・・
さて、何をお感じになるでしょうね。
今日はそのことだけ、
心のどこかに置いておいてもらえたら嬉しいです。
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