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もしも大切な人を傷つけてしまったら

もしも大切な人を傷つけてしまったら

カウンセリングサービス・心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

今日は少し僕の個人的な話も含んでいますが、よろしければご覧ください。

例えば、恋愛、夫婦の間で。

友人や会社の同僚などの人間関係の中で。

悪意なんてなかった、そんなことをするつもりはなかった。

けれど、結果的に相手を傷つけてしまった。

どうしてあんなことをしてしまったのか・・・。その後悔と苦しみから抜け出せない。

そんなお話に出会うことがあります。

 

大切な人を傷つけてしまったとき

私達がつい人を傷つけてしまうとき。

できれば避けたいと思うけれど、ついそうなってしまうとき。

私たちは強い力で自分自身を責めていることが多いものです。

意識して感じる苦しさから、気づいていないレベルまで、いろんな形を変えた自己攻撃があるわけです。

そもそも私たちの心理学では、誰かを愛することよりも、誰かを愛せない、相手に愛が届かないことのほうが苦しいと考えています。

だから、誰かを傷つけたということは、傷つけたという事実も大きなものですが、それ以上に「私には愛がない」という自己嫌悪を感じることでとても苦しい思いをします。

あなたが大切な人を傷つけることって、自分に対する最大級の罰だとも考えられるんですよ。

少し僕の話をさせてください

僕がまだ会社員として勤務していたころの話。

まだ20代半ばで若かった僕は「本当にこれだけはやってはいけない」という大きなミスをやらかしたことがあるんです。たった一回、今でも覚えている大きなミスでした。

もう上司も同僚もドン引きですよね。。。

正直、背筋が凍りました。冷や汗がたらたら流れて、数分アタマが真っ白になったことを今でもよく覚えています。

もちろん僕のミスです。僕が責任をとって後処理するのは当然ですね。

しかしその当時若かった僕は、どうにかこの責任から逃れられないか?と、そんなことばかり考えていました。

とにかく怖かったんです。自分が引き起こしたことの重大さに押しつぶされそうになっていた。

そしてそんな自分を徹底的に責めていたんです。

でもこの発想が、自分を更に傷つける発想だったと分かるのは、もっと後になってからのこと。

そしてその態度は完全な逃避でしかありませんでした。自分を守ることで精一杯になっていたのです。

その当時の僕は、このミスを前にして「なんてこった、もう踏んだり蹴ったりだ」と感じていましたっけね。

「こんな不運なんてない」と自分の運のなさや、周囲の人を恨んだ記憶もあります。

自分の行為の責任や、それに対する罪悪感が受け止めきれなくて逃げていたんです。

だからこそ僕は上司にも叱責を受けます。

そりゃそうです、ちゃんとミスを取り返せなかったのですから・・・。

ではなく、上司は「僕が誠意を伝えなかったこと」に対して叱責されたんですね。

「ちゃんと責任を果たしてこい!」

その言葉でようやく本当の意味で事の重大さに気づいた僕は、ようやく自らの意志で仕事と向き合います。

もちろんいい気分じゃなかったですよ(苦笑)

しかしその気分の悪さは、「自分の行動の結果も取れなかったこと」「何とかごまかそうとした自分の未熟さ」にほとほと嫌気が差したからなんですよ。

その当時の僕は、とにかく自分をちっぽけに感じていましたっけ。仕事でミスを犯す前から僕はずっとそう感じ続けていたんですよ。

それが「今、目の前で起きたミスに対する言い訳」にもなっていたのも事実です。

しかし、ちゃんと現実と、自分自身と向き合ってみると、いろんなことが見えてきます。

何より記憶に残っているのは、僕を叱ってくださった上司からの一言。

「誰にでもミスはあるものやからな。まぁ痛い思いも勉強代やな・・・」

その一言は・・・これには若かった自分の心に沁みました。ここで僕を許す上司の懐の深さにはただありがたいと思うしか無かったですね。今もその上司はとても尊敬しています。

この僕のミスの記憶、確かに思い出すだけでゾッとする記憶ですけど(笑)、でもそこで学べたこともあったな、と思うんです。

今を受け入れ、自分を許すということ

つい、大切な人を傷つけてしまった。

「自分が起こしたことの大きさ」を感じるたび、悔やむ気持ちが生まれること、僕なりによく分かる気がします。

そして時には、今、起きている現実から目を背けたくなる気持ちも・・・。

でも、いつも逃げられるってことばかりじゃないですよね。

逆に逃げようとして追い詰められ、それから何とかしようとしても、被害は既に広がっていることも多いと思うんですよ。

あえて自分を罰し、傷つけといっているわけではありません。

あなたにとって

自らの行動で起こした結果だということを受け止めるしかない時ってあるし、それが唯一の抜け道になっていることも多い

ということです。

心理学で僕が学んだ言葉の中にこんな言葉があります。

「怖れは大きな波のようなもの。逃げればいつまでも追いかけられる。けれど向き合って突き抜ければ、その向こう側にいける」

そこで感じるとても強い怖れに向き合ってこそ、あなたの中にある真実や本当の思いを伝えることができる。

あなたが今を繕うだけの言葉を並べて、いかに自分が傷つかないかだけを考えて、状況を繋げば繋ぐほど、もう元には、自分の本当の気持ちには戻れなくなってしまうこともあるでしょう。

ときには嘘に嘘を重ねてしまって、どうにもできなくなってしまうかもしれません。

そうなればもっと苦しい思いがあなたの中に溢れてくることだってあるはず。

まさに「後悔」ですよね、これって。

そんな時、あなたは自分をどう扱い、どんな声をかけているでしょうか?

そこに気づいて欲しいんですよね。

どうせ自分はだめだから、どうせ自分は無能だから、自分が全て悪いでいいじゃないか・・・

そう思いたくなることがあるかもしれないけれど、

しかし、ただそう思うことは、あなたがその関係性の中で「責任を果たした」ということの証明にはならないことが多いようですよ。

そうではないのです。

そこから逃げるように自分を責めて、あなたが勝手に一人で結論を出そうとすると、より問題が広がってしまうこともよくある話なのです。

こういったお話を伺うと、カウンセリングの中で

「まぁ、やってしまったことは仕方ないですよねぇ」

そう話すことが多い僕ですが、それがたとえあなたの心の消化剤になったとしても、あなたの辛い気持ちをサポートし、そしてその状況から何かを学び取っていただきたいという思いでいます。

どんなに暗い夜でも、明けない夜はない。

必ずこの経験があなたにとっての学びと成長につながるのだと信じて、自分を闇雲に責めず、素直に今を認めていくこと。すると、きっと自分を許せるときが来るから。

そして、これ以上自分を罰しないために、自分を癒し、自分を大切にすること。
あなたにとっての大切な人に、そして周囲に感謝しつづけること。

これが心にとって、同じような出来事を呼び込まないために大切なことだと僕は思うんですね。

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
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