アサノのコラム

バチーダ・バチーダ

さて、前回の【アサノのコラム】を書いて微妙に反応をいただいたのです。

「アルゼンチン音響派ですか・・・渋いですね」

というご感想から

「どこから探してくるんですか?」

というご質問もいただいた。

それにマジでお答えすれば、そこら辺で調べられます(笑)です。

昔のようにレコ屋で掘ったり

マスターを訪ね歩くようなことをしなくとも

ネットがあるので探せるわけですよね、きっと。

ちなみにこの際、ちゃんと言っておきますが

「僕はそんなにマニアじゃないですよ、音楽に関して」

筋金入ったマニアさんたちはもっと凄いから・・・。

とてもじゃないけど知識量、追いつきませんから・・・。

ただ好きなだけ、それだけですから。

***

■さて、今日はな~んとなーく自分のプレイリストを流し聞きしていて

あっ、と耳が止まった音楽があったんですよね。

ずっと前から大事にしている名盤で

久々に聞くと、もはや意味もなく郷愁に似た感覚を感じるわけですが。

まぁ、前回アルゼンチンの音楽について書いたのだから

そのあたりの音楽をもう一回、ってことで

今日のタイトル「バチーダ」なわけです。

カノ有名なジョアン・ジルベルトが編み出したとされる

ボサノヴァ特有のギター奏法のことですね。

ということでボサノヴァ、今日は。

・・・でもバチーダって、彼が本当にトイレに篭って編み出したんだろうか?

そんな噂を聞きつつ、うそーんと思いつつ、

真意を確かめるまもなく話を進めます・・・。

***

今日聴いていたのはこれですね。

Marcos Valle / Samba’68
(youtubeのリンクだけ貼っておきますね)

まぁ言わずと知れた超名盤。

信じられないぐらい良く、聞きはじめると止まりませんね。

そういえば

昔、通っていた関西のとあるレコ屋の店主にMarcos Valleについて

もう30分ほど熱く語られた記憶がありますね。

そりゃMarcos Valleが優れた楽曲を書く人であることや

彼がモテたくて音楽を始めたことは何となく聞いていましたが(笑)

そんなに熱く30分語られる音楽ってなんなんだ?と思い

聞いたその後・・・本気で驚いた記憶がありますね。

古い音楽ですが、凄いナチュラルに響きました。

そう。

思い出したんですが、僕が愛すべき存在と思うKIRINJIが

最近、ヴァーヴの音源をコンパイルしたCDを出したそうで

その中にこの作品から1曲選ばれているそうな。

今、調べてみたんですけど

She told me,She told me みたいですね。

ほっほう・・・。渋い。

この曲、昔から好き過ぎで聞き続けていたので

イントロだけで、感覚はもはや郷愁レベルになっているわけです。

これ、何よりポルトガル語で歌われてないんですよね。

全編英語なんですよ、だからまぁ聴きやすいというか。

ヴォーカルは彼の奥さんだしね。

しかもタイトルがね、そのまんまなんで・・・。

1968年リリースなんですよ。

僕の生まれるずーっと前。自分が影も形もない時代。

その時代にこんな素敵音楽があったなんて思うだけで

なんだか神秘的な気分になるんですねぇ。

きっと聞いたら、きっと驚きますよ。

たまにカフェで流れていると、瞬時に耳が止まるんですが。

今、これがトレンドの音かといえばそうじゃない。

けれど、絶対に廃れない音楽の典型例ですよね。

あまりに繊細なその音質は聴くだけでドキドキすらします。

よく音楽好きな方は「無人島に持って行きたい1枚」という

究極的に制限のあるタラレバネタで盛り上がることがあったかと思いますが

僕にとっては無人島でも、来世紀にでも持って行きたい名盤の一つなのです。 

でも結局1枚なんて選べず

iPhoneにでもなんでもたくさん音源ぶち込んで持って行きたい!

が、僕の答えなんですけどねぇ・・・。

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***

そういえば・・・

そういえば全く関係のない話なのですが。

自分のFacebookでフォローしてるダレン・エマーソン氏。

ご存じない方はちょいとググっていただければと思うのですが

僕のかなり好きなDJでありプロデューサー、コンポーザー。

どうせアンダーワールドで出会ったんだろう?ってそのとおりなんだけど(笑)

彼の写真を見て、一瞬、一瞬だけ

ジョージ・クルーニに見えたんですよね・・・。

ただそれだけだけなんですが・・・。

ただそれだけ、今朝ふっと伝えたくなっただけなんですが・・・。

えぇ意味なんてありません。

合掌。

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