こんな人、いませんか?
いや、あなた自身のことかもしれません。
- 空気を読むのがうまい
- 先回りして人の気持ちを察してしまう
- 自分のことを後回しにしてしまう
- でも、ちゃんとしてると思われたいわけじゃない
──なのに、しんどい。
今日はそんな「深読みしすぎる人」の心の話を、少しだけ書いてみます。
Index
「深読み」は、怖がりの裏返し
僕は常々「深読み」能力は才能。
でも実は、「怖がり」の裏返しだと思っています。
よく深読みさんは優しい人だと言われることが多いと思うんです。
俗に言う「気が利くね」とか「かしこいね」とか「しっかりしてるね」という、気が気が利かない言葉を浴びることが多いんじゃないかと(笑)
まぁ今日は答えを書かないですけど、深読みさんの能力は才能。
ただ、それはきっと長い間、別の目的に使われていたものなんでしょう、きっと。
でも、僕が出会ってきた人たちは、みんな、“誰かを愛するために読んでいた”んですよね。
そっと、息をひそめて。
それでも、届くように。
でも、なかなか伝わらない。
もはや伝わらなさすぎて拗ねている。
いや、諦めてないけどキレている(笑)
・・・そんな深読みさんと僕はたくさん出会うタイプの人間です。
なぜでしょうねぇ?
「深読みさん」って、どんな人?
そもそも「深読みさん」とはどんな人か。まず、書いておきますよ。
- 自分を見抜かれるのがちょっと苦手(というか他者理解を諦めてる)。
- ただ、自分のことを分かってくれていると思える人に、ほぼほぼ出会ってない。
- なのに、誰よりも、人のことを深く見ていて、ちゃんと大切にしようと想っている。(相手の感情を感じ取る能力がなんとなく備わってる。)
- 仕事も結構できて先読みが得意。
- 恋愛スタイルは「エロス」×「ストルゲ」×「アガペ」のクロスタイプが多めの印象(笑)
→参考:「愛の色彩理論(Wikipedia)」 - 天敵は、色気全開な女。唾飛ばしながら迫ってくる自立女子。仕事ができない後輩キャラ。
もう少し突っ込んだ生態、もとい「特徴」はこちら。
- 勝手にいい人扱いされる。
- あなたはできるね、って何も理解されず言われる。
- 他人の評価は「頑張るフリ」の連続で作られると思ってる。
- 頭がいいねと言われると、嬉しくないわけじゃないが、とりま黙る。
- 謙虚さってなんだっけ?と思うぐらい、自分から何も言わない。
- 「あなたは愛されてる」って言葉が美顔パックより薄っぺらく聞こえる。
- 「あなたは僕の理想の人です?・・・お前が決めるな」って思う。
- 表情は穏やかでも、心のなかでは毒吐きまくり、もとい、止まらない。
- 誰かに愛されそうになると、しなやかにビビる。
- しっかりしなきゃって思いながら、疲れてしまう。
- どれだけ頑張っても「頑張った」って思いきれない。
- 僕のセッションを受けながら、僕のことを読み切っている(笑)
- そして、誰よりも大切な人のことを読んでいる。
まぁまぁそれでいいんじゃないっすか?って僕は思いますよ〜。
とにかくバレるのが苦手。
本当は見つけてほしい深読みさん。
しかし、自分のことを見抜かれるのがちょっと苦手。
なので「無意識のマウント」が結構強めな人もいる。(これに気づいている人は結構すごい人。)
たとえば、こちから相談しているのに、相手の相談を引き出してしまうという秘技を持っていたりする(笑)
なのに、「相談しているのは私なのに・・・」しっかり愚痴る。
ね?見えないもの引っ張り出す天才じゃんか、あんた(笑)
なのに、誰よりも、人のことを深く見ていて、ちゃんと考えている。
*
だから、僕が言うんです。
「あぁ、ずっとそんなところにいたんです?」
彼女たちは、ちょっと驚きながら、照れた顔で言う。
「どうして分かった?」
え?そりゃそうですよ。同族ですから(笑)
心理分析? しませんよ。
ちなみに、深読みさんを心理分析すると、まぁいろいろ言えると思いますよ。
愛着云々とか、パターンが云々とか、まぁ書けと言われればいくらでも書けます。
書かないけどね(笑)
そういうことじゃないよな、って思っているのでねぇ。
なぜ今こんなに生きづらいのか
僕が担当させていただいてきた深読みさんは・・・
恋愛で、仕事で、人生でめちゃくちゃ揺れているわけですね。
では、なぜ、いま深読みさんたちが、こんなにも揺れているのか。
それはたぶん、今が「自分に“色”をつけようとしている」フェーズだからです。
これまでは、私がいない、つまり「透明でいること」で大切な何かを守ってきた深読みさん。
誰にもバレないように、ちゃんと生きてきた。
でも、ほんのすこしだけ、「もう隠さなくていいのかも」と思い始めている。
それが「しんどさ」の正体です。
だから、うっかり僕のセッションとか受けちゃうんですよ(笑)
そして今。
あなたは人生で初めて、自ら“色”をつけようとしているのだと思います。
にじみ出たあなたの色を、誰かはちゃんと見てる
傷ついたとき。
自分のことなんて分かってもらえるはずがないと思ったとき。
でも、そのあとで誰かのために、また深く読もうとした、そんなあなたがいたんじゃないですか?
もう別れた男のことも、いちいち考えて律儀に気にする深読みさん。
だから今も、ちゃんと悩んでいるのだと思います。
でも、それがあなたなら、それでいいんじゃないっすか?っ思ってますよ(笑)
「最近、にじみ出たあなたの色を、誰かはちゃんと見てる」
だから、いろんなめんどくさいことが起こってるんじゃないですかね?あなたの日常で。
なので・・・
ちゃんと“あなた自身のこと”も、誰かと一緒に読んでもいいんじゃないでしょうかね?
*
なんでこんな文章を書いてるのかって?
そりゃ僕がずっとこのタイプで、たくさんの“深読みさん”に助けられてきたからですよ(笑)

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