恋愛と男性心理

現実的な彼の恋愛観 ~私のこと、それほど好きではないのかな?と思ったら~

私のことはそれほど好きではないのかな?と思ったら

浅野さんへの質問です。

いつもブログを読ませていただいています。

私の彼氏は自立男子?なのかな?となんとなく思っています。
趣味も多く、友だちも多く、今就活中なのですが就活も一生懸命ですし、研究も忙しそうです。

付き合ってもうすぐ半年になりますが、遊びに行ったことは二回くらいです。夜ご飯を一緒に食べることもありますが、基本的には夜だけ泊まりにくることが多いです。なんだかんだ週一くらいで会えてはいるのですが、普通もうちょっと遊びに行くんじゃない?と思います。

そんな彼は自分に自信がないそうで、ありがとうより、ごめんをよく使います。
急にきてごめんねとか、明日朝早いのにごめんねのような感じです。私がいつ会えるかを聞いて、会いに来てくれているのだから謝る必要ないのになあと思います。また、私が彼のことを褒めても、kは俺を過大評価しすぎだよなんて言われることもあります。

付き合う前に2人で出かけた時は「彼女がいなくて最近すごく寂しい。彼女の家に居候したい笑」なんて言ってたんです。ただ私の家に行く口実作りだったのかもしれませんが、付き合った今は居候なんてまったくしていないし、LINEもマメではありません。

居候したいと言っていた彼はどこに??と思いますし、私のことはそれほど好きではないのかな?と解釈してしまいます。

彼の元カノは束縛をするタイプだったそうですが、私はまったくしないので kは俺に興味がないのかと思ってたと言われたこともあります。

私も彼も少し似たところがあるようで、お互いを探っているような感じだったのですが、今は私もできるだけ素直になるようにしています。

でも、忙しい彼に一日デートがしたいなんて言ったら負担になるんじゃないかと思い、我慢することも多いです。

浅野さんのブログをいつも拝見してるんですが、ネガティブな私は、結局わざわざ忙しい彼を選んだ私は何か問題があるのかな、問題がなくなったら彼みたいな人に惹かれなくなるのかな、私のような女は彼と付き合うための器が足りないのかななんて思ってしまうんですがらどうなんでしょう?

彼は私にどう接してもらうと嬉しいんだろう、彼はどんなことを考えてるんだろう、私のことはちゃんと好きなのかな?と色々気になります。

もしよろしければブログに取り上げていただきたいです。

ネタ募集ネーム:kさん

kさん、おまたせしました。

ネタ募集にご協力ありがとうございますm(_ _)m

なるほどなぁ・・・これはいいご質問だなぁって思います。男性のある恋愛観を解説するにはもってこいだなぁって思うんですよね。

ではお答えしますね。

 

恋愛の中で「楽しみ」より「日常」を選ぶ人もいますよね

付き合ってもうすぐ半年になりますが、遊びに行ったことは二回くらいです。夜ご飯を一緒に食べることもありますが、基本的には夜だけ泊まりにくることが多いです。なんだかんだ週一くらいで会えてはいるのですが、普通もうちょっと遊びに行くんじゃない?と思います。

そうですねー。もうちょっと遊びに行ってもいいかもしれませんよねー。

ただ彼って「彼女の家に居候したい」って言っちゃえる人なんですよね?(実際に居候するかどうかは別にして)

だとしたら、彼は恋愛を「日常」と捉えているタイプかもしれないですよ。

恋愛=楽しみ、と観念を持つ人もいれば

恋愛も日常の一つ、と感じている人もいますよね。

どちらがいいとはなかなか言い切れないものですけど。

前者は楽しみ上手さんが多くて、意識としては外向きタイプ。

後者はとても現実的といえますね。意識としてはちょっと内向きタイプでしょうか。

今回は「後者の彼」の話なので、そのあたりについて少しお話しようと思います。

 

現実的な彼の恋愛観

人にはいろいろな性格があるように、恋愛観もさまざま。

自立的な彼だからこうだ、という話もいいんですが

そもそもの彼の物事を捉える視点が、恋愛観を作り上げていることも多い、という視点も大切なんですね。

 

・そんな彼は自分に自信がないそうで、ありがとうより、ごめんをよく使います。
・kは俺を過大評価しすぎだよなんて言われることもあります。
・付き合った今は居候なんてまったくしていないし
・kは俺に興味がないのかと思ってたと言われたこともあります。

ね、このようにまとめてみると、どこか「彼の現実的な視点」が見えてこないでしょうか?

彼は地に足をつけて毎日を過ごしているタイプかもしれないですよ。

ということで、このような男性の恋愛観、その特徴をいくつか書いてみます。

1.現実的で頼りがいがある

このタイプの男性って「しっかりしていて頼りがいがある」ように見えます。(見える、と書いたのは、本人の自覚とは別に周囲はそう見るだろう、という意味ですね。)

物事をしっかり考えてから判断するし、何か途方もない夢を見ていたり、無茶苦茶な理想を語るわけではない人が多いです。

いわゆる反逆児や夢見がちなロマンティストではないし、大きなリスクを取る生き方ではなくて、目の前にある事実を淡々と大切にしていく人、といえます。

2.恋愛スタイルは至って「普通で現実的」

二人にとって大きな喜びになるようなことや、イベントを作って楽しむことなどはあまり考えないでしょうね。

「彼女を積極的に楽しませたい!」ではなく「二人が毎日を仲良く過ごすこと」を何より重視する安定志向。

そのため、ケンカは何より苦手かもしれないですよ。

だから、恋愛が始まった途端に「長年付き合ってきた的夫婦感」を作る男性もいますよねー。

付き合う前は盛り上がっていたとしても、付き合い始めると急に落ち着き始めちゃうので、その彼の態度に「私のこと、そんなに好きじゃないのかな?」と不安になる女性って多いかもしれないです。

でも、それが彼の恋愛スタイルなんです。

んー、それ、つまんないって思います?(笑)

3.努力家。だがあまり夢を見ない

いわゆる努力家でコツコツ物事に取り組みます。

本人は「もうつかれたー」だの「仕事、もういやだー」と言うかもしれませんが、一度決めたことはコツコツ積み重ねることで自信を高めていくタイプでしょう。

ドッカーンと派手な打ち上げ花火的な成功に憧れるけど、その「先」を考えて行動するので、派手なことよりコツコツ、なんですよ。

恋愛でもいわゆる「演出家」ではないから、自分のことも盛って表現しないし、恋愛でも過剰な演出はあまり好まないんですよね。

ゆえに、「素のままの自分」でいることが多いんです。

弱点としては、あまり派手ではないので、自分のことを過小評価しがちといいますか。

自分の価値や能力は適正に推し量るべき、と考えている事が多いものですよ。

彼女に褒められても「そう?嬉しいけど、そんなにすごくないよ」としれっというタイプ。

でも、嬉しいんですけどね、褒められると(笑)

4.パートナーにも素でいることを求めている

自分も素でいることを大切にしているから、彼女にも無理をしてほしくないし、素でいて欲しいと願っているタイプとも言えます。

もし彼女が無茶ばかりしているとついていけないな~と思いやすいといいますかね。

彼女から無茶な言い分を聞くと、それだけでドン引いちゃうこともあるでしょうし。

そういう意味では「女性の愛情の大きさ」をガチで実感する機会が少ないタイプともいえます。

男性がなにかにチャレンジしたり、ピンチの陥った時に女性に支えてもらうなど、その愛情の大きさを知ると「マジか~」と驚くわけです。

が、どこか失敗経験が少ない男性って、女性の愛の大きさを知らないまま過ごしているんですよ。

それゆえに自分のペースで淡々と日々を過ごそうとするわけですよね。

つまり「女性の愛情・恋愛感情を悪意なく無力化するタイプ」ともいえます。

女性の愛を受け取らないし気づかないんだなー。

むしろ何事も「そんなに頑張らなくてもいいじゃん」というタイプですねー。

ここを理解しておかないと、自立女子さん・忍耐女子さんほど、彼といると寂しくなりますよ・。

明日テストに出るのでよーく覚えておいてください(笑)

5.相手の言葉をそのまま理解する

たとえば「私のこと好きじゃないでしょ?」と彼女に言われると、それが本音なんだ、と解釈するタイプ。

そもそも「彼女はどうしてそう思っているのだろうか?」と考えるわけじゃないんです。

現実にダイレクトに反応するので「あぁオレのことが嫌なんだ、つまんないんだ」と解釈しちゃう可能性があるといいますか。

だから女性の繊細な感情の動きを使った言動は、正直通用しないかも?

むしろ悪い方に(言葉通りに)解釈されて、彼が傷ついて、関係がダメになることも少なくないので要注意。


6.帰属意識を求めている

夢見がちではない現実的な彼は、常に「帰属意識」を求めている可能性があります。

帰属意識とは、ある集団に自分が属している、その集団の一員であるという意識のこと。

会社、学校、組織、民族、コミュニティ、家族・・・その一員であるという感覚をずっと求め続けている可能性が高いですね。

言い換えれば居場所を求めているんですよねー。

自分が安心できる、人と繋がれる場所や感覚がほしいってこと。

そういう意味では、若干甘えんぼうかもー(笑)

ただ、女性ほど積極的につながろうとしない人も多いんです。

現実として「付き合っている」「結婚している」というものがあればいいんですなぁ。

ここが女性との大きな違いかな。

だから彼も「居候したい」と言っちゃったのでしょうねぇ・・・。

ただ、現実的に考えると「それはないわ」と思っちゃうんでしょうけどね。

彼の反応の薄さで不安にならないようにしてね

でも、忙しい彼に一日デートがしたいなんて言ったら負担になるんじゃないかと思い、我慢することも多いです。

うーん、相当彼が忙しい時期に求め続けたり

「デートだろ!デートしろよ!」と毎日叫び続けると大変なことになるかもしれませんが

普通に「デートしようよ~」と言ってもきっと大きな問題にはならないと僕は思いますけどねー。

むしろ我慢していることのほうが、お互いの気持ちの毒になることが多いでしょう。

あなたが我慢すると、そのうち「いつまで放っておくんだ!」なんて怒りが湧くか、凄く悲しい気分になってしまうかもしれませんしねぇ。

そもそも彼がとても現実的な人なのであれば

「あなたが普段どう思っているのか」が、いまいちピンときていないのでしょう。

だから昔の束縛する彼女と比較するしかなくて、「そんなに好きじゃないのかと思ってた」のでしょうからね。

あなたの彼への思い、気づいていてほしい部分かもしれないですが

ここは「普通に愛し合うこと」を求めてみてもいいかもしれないですね。

そして、彼との関わりを喜んであげてください。

それだけで彼はもっとあなたのことに興味を持つし、好きになることでしょう。

だって彼は現実的だから。

目で見て、耳で聞いて、自分が感じたものが全てだから。

 

どうして不安になっちゃうの?がテーマですよ

浅野さんのブログをいつも拝見してるんですが、ネガティブな私は、結局わざわざ忙しい彼を選んだ私は何か問題があるのかな、問題がなくなったら彼みたいな人に惹かれなくなるのかな、私のような女は彼と付き合うための器が足りないのかななんて思ってしまうんですが、どうなんでしょう?

なるほどー。それは不安ですよね・・・。

ただね、僕はあなたの器が足りないとは思わないんです。

その根拠はこれ。

もし彼が現実的な人なら、彼はあまり遊ばないし、「現実的に魅力を感じない人」と付き合わない

付き合うということは、彼女に魅力を感じているということ。

彼は少なからずあなたの魅力を感じていると思いますよ。

しかし、あなたの不安が強いがゆえに、彼への反応が遠慮がちになると「現実として僕は求められていない?」と感じやすい。

「魅力を感じている人に求められていない?」と感じるって、それこそ失恋のマインドですわねぇ。

だから、これ以上傷つきたくないと彼が思うようになると・・・

あぁ、これ以上は言うまい。

彼は私にどう接してもらうと嬉しいんだろう、彼はどんなことを考えてるんだろう、私のことはちゃんと好きなのかな?と色々気になります。

そうですよねー。気になる気持ちも僕なりに分かるんですよねー。

ただ、ここでいろいろ気に過ぎることもまた毒になる、といいますかね。

自分のアカウンタビリティ(感情の責任の所在)から外れた発想ですから答えが出ないんですよ。

現実的に、彼はあなたに魅力を感じているとしても

あなたが不安になってつい感情をぶつけてしまったり
あなたから会いたい気持ちを我慢して距離をおいたり
うっかり彼の気持ちを試しちゃってトラブったり・・・

そのデメリットって凄く大きいと思いません?

ここでのそもそも論といいますか、テーマは

私はどうして「私では器が足りない?」と思うの

なぜ不安になるのか

なのでしょうね。

自分を疑ったり、器が足りないと思うことで隠している感情って何?ってことなんですけど。

そもそもね。

彼の気持ちは彼のものですから、まぁ誰もわからんと言えばそうなんです。

ただ、ある程度男性心理を知ると、彼のココロの流れや考え方の傾向は見えてきます。

しかし、不安ってものは自分の内側にあるもの。

感じているのは自分。

相手のことを理解しても、不安を感じなくてもいい状況で不安を選んでしまうことも多いわけですよ。

その結果、

・彼と楽しんで関わりたくてもそれが難しくなる
・相手に対して能動的に愛せずに自分を見失う
・つい気持ちを我慢して苦しい思いをする
・どう彼と関わったらいいのか分からなくて悩む

なんてことがおきるとしたら、切ないですよねー。

たとえ彼が死ぬほどあなたを愛していても、その不安を感じている自分が変わらなきゃ、楽しめないし、愛せないってことですからねー。

「どうして私は不安になるのかな?」
「なぜ幸せな恋愛や結婚生活の中で、ネガティヴな気持ちになりやすいのかな?」

この理由に気づいて「私がいい気分を感じられるようになること」は、自分にも相手にもメリットのあることですよね~。

それが「本丸」のテーマ、自分癒やしですね。

意外と深い理由がそこには眠っているものですが・・・

そこを知りたければ僕に会いに来てください(笑)

そう、これは胸を張ってお伝えする、凛とした営業文句です。

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
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