恋愛と男性心理

日頃、真面目で朗らかな彼が別れたいと話してきました

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

 

【男ゴコロの心理学】日頃、真面目で朗らかな彼が別れたいと話してきました

 

よろしければお付き合い下さい。
 


例えばこんなケース。

「私のパートナーは普段真面目で、朗らかな人。
仕事も家族のことも、どこか気にし過ぎるぐらいの繊細さはありつつも、今まで真面目に頑張ってきてくれました。

・・・昨日までは。

突然パートナーが別れたいと言い始めたんです。理由はもう一緒にいるのが辛い、という話。
ちょっと怪しいなと思って浮気を詮索すると、確かに浮気の過去はあったようで。
でも今は違うみたい。

だったらどうして別れたいの?私は別れたくない・・・と伝えても、首を縦に振らない彼。
別に怒鳴るわけでもない、突っぱねるわけでもない、ただ淡々と別れたいとだけ伝えてくる彼。

こういった時どう対処すればいいんでしょう?」

そもそも普段真面目で、周囲に対しても朗らかな男性。

おおまかに分けると、それが素である男性と、そうではなくちょっと無理して自分の「キャラ設定」をしている方もいらっしゃいますね。

まぁ誰もが多少なりともキャラを演じている部分があって不思議じゃないんですが。

で、今回取り上げているタイプの男性は比較的「中期的スパン」で自分の演じているキャラクターに疲れるようなタイプだろうなぁ~と僕は推測します。

どういうことかというと、「自分のキャラを演じることですぐに音を上げるわけじゃない」
けれど、実は「今のままでは辛いし、しんどいよな・・・」と内心思っている。
でも、「まぁ別に今が苦しすぎるってわけでもないから、これでもいいか・・・」と感じる。

で、この状態がどこか男性の内面に潜伏した後で、時が過ぎ、限界が来た時に「もう嫌だ、辞めたい」となる。

そんな感じ。

どこか、彼のキャラ設定の中に「いい夫、いい彼」というものが存在しているケースがあって。
今まで問題なかった男性がいきなり「別れ」の方向にバババっと走り始めたり、浮気したなんてことも起こりえるんです。

ここで、では、どうしてこんなことが起きるのか?を考えますと。

そもそもこういったタイプの男性につきものなのが「我慢」です。
まぁずーっとキャラを演じることも、仕事も、生活も、恋愛や夫婦関係も、何かしら我慢していることが多いんですね。

それは仕事や恋愛、今の生活に何か大きな不満があるといった話ではないこともあるんですよ。

まぁ、生きていれば何かしらの制約がつくわけですよね。
仕事や恋愛をすれば、それはそれなりに「相手のあること」なので、全て自分の思い通りにはいかないですよね。小さなことから大きなことまで、いちいち我慢しなきゃいけないことは多々あるわけです。まぁ多くは忘れ去られていくことなんでしょうけどね。

こういった時に感じるストレスをずーっと心の中に貯めこんで生きているタイプの男性って、意外とこういった行動をします。
どこか毎日我慢を続けて溜め込んでいる真面目な男性、朗らかな男性、優しい男性ほど、こういった問題を起こす可能性がある。

・・・え?そんなの誰もがそうじゃないの?そんなことで浮気や別れを言い出すってどうなの?と思われた方、もう少し話を読んでみてください。

そもそもこういった男性には「感情というのは消える」と思っていない部分があるんです。

特にネガティヴな感情(怒り、不満、孤独、寂しさなど)は我慢するものであり、開放するものではないと思っているフシがあるんです。(なので何事も自分が我慢すればいいって思う傾向が強くなるのですが)

でも感情ってずーっと続くわけじゃないんですよ。
感情はちゃんと扱い、感じて感じて開放すれば、その影響力は徐々に消えますし。
一時的な不満やイライラ程度であれば、時間の経過とともに消えてくれる事も多々あるわけです。
このことを知っていると「今はしんどいけど、この気持もいつか消えるしね・・・」なんて余裕を持って過ごしていられることも少なくないわけです。

が、今回登場しているタイプの男性はそういった発想を持たないので、どんなことでも感情を「我慢する」発想で対応していくわけです。それがその男性の生き方であり処世術なんですよね。

だから、ずーっと慢性的に我慢していたり、感情が心の中にたまっていく中で、過去の失敗や出来事をいつまでたっても忘れず覚えていたり、昔のことを悔やんだり、話の中に持ち出したりするんですね。

少し想像してみてください。

「あなたが今まで何事もずーっと我慢して生きてきたとして。その我慢が募って未来に希望が持てなくなったとして。今の生活・現状に満足し、今の続きを生きようと思うでしょうか?」

多くの方は今を変えたい、もう嫌だ・・・と思うと想像できませんか?
その我慢の中で思い描く未来に、どれだけの幸せと可能性を感じるでしょうか?

あなたも一度その立場に立って、ちょっと想像してみて欲しいんですね。
もう何が好きで何が嫌い、というより、ただこの世界から抜け出したいと思う感覚、なんとなく想像できません?

今回取り上げている男性が起こす離婚や浮気の根っこに、こういった「感情はうまく付き合うもので消えるもの、だと思えず、ずーっと我慢してきた結果」、今を辞めたい=あなたと別れたい、という結論を導いている方、実際、結構多くいらっしゃるような気がしています。

だから、今の関係をそのまま続けても、あなたと彼、どちらにとってもあまり良い結果は生みませんし。
別れたくないあなたが彼に「考えなおしてよ」などと感情的に問い詰めたところで、彼の我慢が増えるので逆効果にしかならない・・・という罠が待っているんですね。

では、こういった時はどうすればいいのか?

まぁまずはちょっと時間が必要です。彼の問題といえど時間が必要。
そして・・・また彼と一緒にやっていきたいとあなたが願うなら、実はあなたの気持ちをすこし変化させる必要もあったりするんですよね。

なんせ私達の学ぶ心理学では、「パートナーは鏡」であり、「あなたの抑圧した感情が相手に出てくる・・・」という法則があるわけですから・・・そう考えると、人事じゃないんですよね、これって・・・。

次回に続きます。