恋愛・夫婦の心理学

バツイチの愛してくれるな男子とどう関わればいいでしょうか。

愛してくれるな男子との向き合い方を考える

浅野寿和先生

はじめまして。いつもブログを拝見し、元気をもらっています。
先生のカウンセリングを受けてみたいのですが、なかなか予約が取れず、ブログで勉強させていただいています。

ぜひ、アドバイスいただきたいのですが、私の好きな彼も愛してくるな男子でガチガチのロックマンだと思います。

幼少期の親子関係と、過去のバツイチになった経験から、仕事と自分が一番な人です。

友達以上恋人未満の関係も早二年。

好きとは言われていませんが、長い目で見てほしいとか、大事に思っていますとか幸運の女神ですねと言われ、それなりに定期的に会えてた時期もありましたが、今年に入って音信不通になり会えなくなって、春にようやく会えましたが、前みたいなゆっくりした時間が過ごせない日々。

彼は仕事が忙しいの一点張りで、さすがに痺れを切らした私は、彼に私達の関係どうしたいの?と聞くも分からないと。

今は誰かといたいとか思えないし、一人の時間すらないから作りたいし、仕事をしたいと言われました。

じゃあ、もう会えないの?と聞くと、そうではないと言うし、一緒にいると楽しいとか言うし、大事じゃなくなったのかと聞くと、そうじゃない、大事、と言うし。

でも私は連絡取れないとかいやだと言うと、絶対に連絡すると言うのです。8月は予定が立て込んでるというので、連絡は待とうとは思うのですが。

私は二人の時間も一人の時間も楽しんでほしい、私はずぅとそばにいて味方だから大丈夫とは伝えています。それには、ありがとうとも言われています。

仕事の事や、家族の事や、自分の過去をよく話してくれる彼ですが、私達の関係が進もうとするとシャッターをおろします。そして、恋愛感情が持てないとか言い出すクセに、先ほどのような引き留めるような事を言います。

本当は彼も愛したいし愛されたい人なのかなと過去の話からも分かるのですが、どうにも距離を縮めれなくて悩んでいます。

彼のその凝り固まった考えを変えたいとも思いますが、愛してくれるな男子の心の溶かし方など、どうしたら彼がきちんと愛を受け取れる人になれるのか教えていただきたいです。

長々と失礼しました。
よろしくお願いします。
これからもブログ楽しみにしています!

ネタ募集ネーム:チロさん

チロさん、ネタのご協力ありがとうございますm(_ _)m

なるほど。なるほど。関係が進むと彼が心を閉ざしてしまうってことですね。

心を閉ざすということは、相手は自分の内面を守りたいと感じているということでしょうから、なにか事情がありそうですよね。

どうしたらいいか分からないと答える彼の気持ち

彼は仕事が忙しいの一点張りで、さすがに痺れを切らした私は、彼に私達の関係どうしたいの?と聞くも分からないと。

今は誰かといたいとか思えないし、一人の時間すらないから作りたいし、仕事をしたいと言われました。

彼はどこか明確のようで明確ではない意思表示しているわけなんですよね。

だとしたら、彼は本当に「分からない」と思っているし、おそらく「考えた結果の答え」を話しているのかもしれません。

いわゆる「どうしたらいいか分からない」という思いや答えは、「考えた結果」を意味することが多いんです。自分自身の感情・感覚を感じた結果であったり、自分の本質から出てくる答えとは違うのです。

ということは、この彼は恋愛の関して「いくら考えても答えが出ない」状態にある、と言えると思います。

男性が女性を愛したり、何かしらの行動を起こすときには「理由」が必要なんです。

愛する理由、行動を起こす理由。

それは「誰か・なにかのために」という形のものであることが多いんです。

彼女のために、妻のために、家族のために、会社のために・・・

ただ、ここに「自分が相手のためになるのだろうか?」という疑いがあると、この理由が明確に出てこないんですよね。

だから、あれこれ考えても本当にまとまった答えが出ない。

二人の関係を前に進めようと思うと、ついついいろいろ考え込んでしまって、どうしたらいいかわからない・・・というところに着地している様子ですね。

 

彼が最も辛いと感じていることはなんだろう?

お話を読ませていただく限り、彼はその過去の体験などから、どうやら恋愛には前向きではないってことのようですね。

さて、ここで質問です。

僕たちにとって恋愛・パートナーシップにおいて「最も辛いこと」って何だと思います?

愛されないことでしょうか?
パートナーにフラレることでしょうか?
中途半端な関係になることでしょうか?

もちろんどれも辛いことですが、「最も辛いこと」は、自分が選んだ人を、もう二度と愛せなくなることです。

いわゆる失恋や離婚によってもたらされる後悔・自責の念の核はここにありますし、彼が引き止めるようなことを伝えてくる理由もここにありそう。

自分は人を大切にできない人間だ。
どんな相手にせよ、自分が選んだ人を愛し抜けなかった。
本当はもっとできることがあったのではないか。

そう思えば思うほど、やっぱり自分を責めてしまいますし、つらい気持ちにもなりますね。

そもそも、いわゆる自立的な人ほど過去の離婚・失恋を「自分のミス・失敗だ」と受け止めます。

その結果、自分は人を幸せにできないのではないか、相手の喜びに離れないのではないか・・・と感じる。

そう思う人にとってに「自分が傷つかない方法」「自分が自分に失望しない方法」こそ、恋愛をしない、結婚しない、という「何もしない戦略」になるのです。

それがあたかも相手のため~自分の影響でこれ以上被害者を増やさない~のように感じるわけです。

もちろんこれは罪悪感であって、そこから生まれる思いです。

ただ、この罪悪感を選択することで、自分も幸せにならないけれど、誰も傷つけないだろうと考え、そこに人を思う気持ちを込めている「愛してくれるな男子」はけっこういるよねぇ・・・と僕は思うのです。

いわゆる過去の失恋や離婚経験を持った「愛してくれるな男子」の想いって、僕が知る限りこんな感じですよね。

だから本当は誰もが、もう一度誰かを愛したいんです。

でも傷つけてしまいそうで怖い。失敗することが怖い。

そう感じている男性も少なくないんですよ。

 

仕事に没頭しているときだけ、嫌なことは忘れられる

長い目で見てほしいとか、大事に思っていますとか幸運の女神ですねと言われ、それなりに定期的に会えてた時期もありましたが、今年に入って音信不通になり会えなくなって、春にようやく会えましたが、前みたいなゆっくりした時間が過ごせない日々。

なるほど。幸運の女神・・・。

この表現って特徴的ですよね。あなたを幸運の女神だと見ているということは、相当に素敵な女性であり、一緒にいると楽だ、と感じている可能性ってありませんか?

彼はあなたの価値をものすごく感じている。

しかし、彼は自分の価値をどう感じているのでしょうね・・・。

もし、彼の内面に先程書いたような罪悪感があれば、彼は幸運の女神に近づけないってことになりそうです。

だから、一人がいいし、仕事が好きなのかもしれませんよ。

仕事って社会への貢献にもなりますし、自分の意味を感じられるものですから。

そのようにして彼は、自分自身の意味、価値を立て直したいと思っているのかもしれないですね。

もしくは、仕事に没頭しているときだけ、嫌なことは忘れられる・・・と思っているのか。

だとしたら、今の彼は「パートナーになる女性に与えるものがない」と感じている可能性も否定できないのですよね。

このような状態の彼を疑ったり、無理やりこちらの思いを受け取らせようと考えると、きっと彼は苦しみます。

なぜなら、多くの人が「大切な人を喜ばせたい」と心の底では願っているにもかかわらず、「今の自分にできないことをやれ」と言われている気がして苦しいのです。

そして、このような思いを持っていても、あなたと一緒にいたいと願った彼の気持ち、ちょっと想像してみてください。

彼はあなたにどれだけの価値を見たのだろうか?

と同時に、彼の不安はどうだったのだろうか?

そんなことを僕は想像しますよ。

 

コントロールを手放す

彼のその凝り固まった考えを変えたいとも思いますが、愛してくれるな男子の心の溶かし方など、どうしたら彼がきちんと愛を受け取れる人になれるのか教えていただきたいです。

僕は、そもそもこの男性は人を愛そうとした経験はあるし、人を大切にしたい気持ちがある方だと思います。

彼なりに何かしらの思いがあるのだろうという部分を見つめて、受け止めておくほうがいいと思いますよ。

だからこそ「彼の気持ちを変えたい」という気持ちは手放しておきましょーか。

相手の気持が変わらないかなぁ・・・と思っているとき、実はこちらが相手を全く信頼していない状態になってしまうことにあるんです。

どれだけ自分の中に相手を思う気持ち、愛したい気持ちがあったとしても、です。

誰しも自分を信頼していない人の話に聞く耳って持ちませんよね。

これがコントロールのデメリットなんですよねー。

ここにある不信感がお互いの溝・距離を作るって感じでしょうね。

つまり、相手の気持ちを変えようとしても、自分の不安はあまり消えないんですよ。

そもそも「相手の気持を変えようという思いって愛じゃないよね」と自分自身が感じるので、もっといい方法が欲しくなるし、自分もあまりいい気分にならないはず。

すると、自分の中に愛を感じられない分だけ、自分の愛情の不足感や自分に対する不信感を強めてしまうんですよね。

それゆえ更に相手のことをコントロールしたくなるワナが待っています。

でもね、僕のカウンセリングにまでわざわざお越しいただいたり、ブログのネタ募集にまで送っていただく皆さんって、きっと相手のことを真剣に思われている素晴らしい方ばかりですよね。

自分の時間、労力を使っても相手のことを愛したいと思う素晴らしい人ばかりですよね。

だとしたら、自分にはコントロールなんてふさわしくないし、もっと愛にふさわしいんだと思ってもらっていいと思うんです

もちろん、無理をしてほしいわけではないし、犠牲をしてほしいわけでもありませんよ。

まず、自分自身が相手のことを愛していることを認めて、表現することです。

ここを遠慮するとちょっとしんどくなります。けど、なかなか恥ずかしくて言い出せない部分でもありますけどね。

相手との関係を切らないために相手の様子をうかがったり、相手の要求を飲むのではなく、お互いに言いたいことをしっかり伝えることです。

自分の気持ち、軸、本質からブレないことです。

二人がいい関係になるために、相手を受容することは前向きな選択ですが、自分のあり方を相手に合わせて捻じ曲げてることは避けたいところですよね。

同時に、あなたの視野をぜひ広げてほしいのです。

恋愛のプロセスってものすごく不思議なもので「彼じゃないとダメ」「彼とはダメになっちゃうのかな」と思っていると、その「ダメ」を引き寄せてしまうことが多いようです。

僕たちの心は意識したものを強化しますから、ダメと思っているとダメを、不安だと思っているとその不安を強化してしまい、それを現実で選んでいくんです。

だから、一度彼という存在を大切に思う気持ちにOKを出しながら、自分自身の不安を手放したり、自分の視野を広げていただきたいと思うわけです。

「私には必ず私の幸せにふさわしい人が現れる」

「私の愛情を受け取ってくれる人が現れる」

「私に本気で向き合ってくれる人が現れる」

そう感じながら毎日を過ごしてみてください。

本気で取り組めば、自己肯定感を上げていくことにも繋がります。

その自分で彼と関わり、彼を受け止めていくことはたしかに意味のあることです。

このように自分自身を大切に扱うことができれば、まぁ「愛してくれるな男子」を受容することもできそうですし、ビシッと言いたいことも言えるようになるでしょう。

「私はあなたを本気で愛しているし、本気じゃなかったら待たないわ」と。

こういった「愛してくれるな男子(元愛したい男子)」には、ある程度明確に気持ちを伝えたほうがいいケースも多いです。

相手のペースを見守って、伝えるタイミングを伺う必要もありますけど、この関係に答えを出すつもりでいうべきことは伝えることは必要でしょうね。

でないと、相手の本気を引き出せないこともありますよ。

ただし、この言葉を伝える前に、彼という人そのものを受け入れて愛する準備は必要ですけどね。

ちなみに、僕のカウンセリングってここに着目していて、どんなプロセスがやってきてもクライエントさまにとってメリットのある形を目指そうとしているんですよね。

向き合えない彼との関係で、彼と向き合うことだけを考えると、どうしても辛くなったり、うまくいかなくない現実で打ちひしがれてしまいます。

時には自信を失うこともあるかもしれないですよね。

しかし、この彼との関係を問題として扱うのではなく、自分のすばらしさを知ったり、自分の価値をもう一度再認識するキッカケにするならば、それはとても前向きな選択肢になるし、自分の可能性を感じられるプロセスになるんですよね。

 

相手に気に入ってもらうを手放そう

多くの恋愛・ご夫婦のご相談って、「相手に嫌われたらどうしよう」という不安が元になっていることが多いんです。

だから、嫌われない方法、つまりコントロールを思いつくことが多いようですね。

そういったお話をしてくださる方って、実は相手を傷つけたくないと願っている優しい人が多いんです。

だから、できるだけ相手に無理をさせたくないし、嫌な思いをしたくないと願っている。

でもうまくいかないから、相手を変えたいという思いが浮かび上がってくるのかもしれません。

でもね、そこは考えなくていいんじゃないかな~と僕は常々思っています。

相手に気に入ってもらう努力より、自分の気持ちに自信を持って向き合うほうがよっぽど自分も相手も幸せにしますよ。

なによりの敵は「深刻さ」です。

深刻になるなとはいいませんが、深刻になればなるほど問題ばかり思いついて、お互い身動きが取れなくなります。

この関係をどれだけ楽しみ、喜びあえる関係にするか、と考えてみてください。

そもそもあなたが人を愛することには大きな意味があって、それこそ喜びを与える行為なんだ、と感じていてください。

そして

・相手に合わせるのではなく、相手を受け入れることを考えてみる。
・相手の気持ちを乱さないと考えるのではなく、お互いが喜べる状態を目指そうとする。
・お互いがいい気分で要られるにはどうしたらいいんだろう?と考える。

そういった前向きなイメージをもって彼に接していくことがいいのではないでしょうか。

そのために、今よりも更に自分を肯定したり、自分には幸せがふさわしいという自己概念を持つことは有効ですよね。

以上、なにか参考にしていただければ幸いです。

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
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