甘すぎない恋愛心理学

野良猫男子と野良犬男子 ~野良猫男子のなつかせ方ってあるんですかねぇ?~

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

今日は名古屋カウンセリングデー。名古屋鶴舞のカウンセリングルームで一日過ごしておりました。

同じ名古屋の服部希美カウンセラーと仕事の話をしつつ、ですね。

彼女、すごい今、頑張ってるんですよね~。

さて、今日はワークショップでご質問をコラム化しますよ。

今日のテーマになるご質問は、コレ!


質問20170128

『野良猫男子のなつかせ方!と、彼の生体に動じない(いなし方というか・・・)が知りたいです。』

・・・ほほう、野良猫男子ですか。

そこ、僕に聞くんですね(笑)

いや、いいんですよ。全く問題ないんです。

が、僕はどっちかってーと、犬なので(笑)、なかなか対極にある男性感を語ることになる?わけですが。

ん、頑張って書きます(笑)

よろしければご覧ください。


いわゆる野良猫男子ってのは、そもそもGoing my way!な生き方をされていますので、うっかりこの野良猫系男子に惚れると、すんごい振り回される、ってことが起こるようですね。

そういったご相談は確かにいただくのです。

そもそも僕の思う「野良猫男子」はですね。

適度に愛情(エサ)をくれる人、に心地よさを感じる傾向がありますね。

適度に、というところがポイント。

だから、彼らが与えるときも「適度な愛し方」で終わるのです。

ま、言い換えれば「彼次第」と申しましょうか・・・。

しかし、野良猫、と表現されるぐらいですから、ベタベタ愛されると急にテンションが下がる傾向がありますな。

ここで、彼の気持ちを掴んだら・・・という「私の気持ちを掴んでほしい」の投影をあんまり考えないほうがいいかもなぁ・・・という部分が僕なりの見解。

彼の気持ちを掴みに行く、のはちょいと違うんでないかな?という話ですね。

ただ、野良猫系男子も、こと男友達の前では野良猫感は出ないかも?なのですよ。

そもそも男性の中で「野良猫感」はあまり共有されないものでもあり、やけにモテて女の子が夢中になる男性も、オトコの中ではただの気のいいおっさん、楽しい仲間、となることが多いもの。

実はココに野良猫系男子の安らぎがある、とも言えそうですね。

じゃ、そもそもどうして、適度に愛し、適度に近づくようになったのか?という彼のバックボーンが僕は気になるわけですよ。

コレはあくまで可能性ですけど。

もしかして彼の裏に、溺愛系・もしくは過干渉な母親、もしくは超自由な母親や女性のご家族・・・などがいないかなぁ?と思ったりもするんですね。

そこで人生をかけた「母の気持ちを受け止めつつ、適度にいなしながら、しかし母を傷つけない」という生存競争・・・もとい、トレーニングを積んだ男性も意外と多いのかも?

えぇ、コレは犬である僕からすると、相当な「修行」であり、そこを乗り越えた「猛者」である、と言えるわけです。

その人生のかけた修行が野良猫男子を産んだ可能性が大いにあるな・・・・と僕は思うことがありますよ。

ということで、野良猫男子の中には、「女子力が高い人(共感力が高そうな人)」がいても不思議ではなさそう。

きっとどこかで「猫の生体」を学んだんでしょう。うまく女性を愛するネタは持っていそうです。

さて、ココで僕は「野良犬系男子」との比較を考えることがあるのですが。

野良犬系は、人を疑いつつも、どこかで「愛を求めている」ので、女性が愛を与え続けると、ゆーっくりと、そして超低速で近づいて、いつかあなたになつく・・・ということはありえるわけですよね。

ムツゴロウさんのように「よーしよしよし・・・」がまぁ、究極的には「効く」といいますか。

いわゆる「情」で動く部分も多分にありそうなのです。

しかし、野良猫系、となりますと。

どこか孤独な雰囲気を漂わせて、フェロモンを撒き散らすけど、ある程度深い関係になると、急に「で?」みたいな、結構ドライな目で女性を見つめている事が多そう。

これ、僕からすると「防衛だな」と見るわけです。

これ以上近づくなよ!という越えてはならない一線があるというか。

そこに無断で入り込むと、「もう君は仕方ないなぁ・・・」とはならない。

「そういったことは望んでいないんだよ」と、急に態度が変わることもありそう。

そういう意味では、野良猫系男子は、猫系女性とのシンパシーを強く感じそうなのですね。

どこかお互い自立した関係を望むし。

ま、ケンカはするけど。愛しているし、愛されていることは、心の何処かで知っている・・・。

ただ、だからといって、そんなに愛されてない?と、不安にならなくてもいいのかもしれないんです。

それでも野良猫系男子は、女性を愛しているのだと思います。

その表現がちょっとエモーショナルではないのかもしれないだけなのかな?と。

でもまぁ、やっぱり適度な距離感は求めてくるでしょうね。

そこが「愛をください・・・」と心の根っこではどこか彷徨っている野良犬系とはちょいと違うかな、と思うわけです。

ということで、振り回されないポイントは、距離感ですね、距離感。

適度な距離感がつくる信頼感かなぁ・・・と思うんですよね。

私、ガッツリ愛します、だと、ちょっと振り回されそうですね。

ただ、実はですね。

一見「猫」のように見えて、「犬」だった・・・というケースも。

一見「犬」のように見えて、「猫」だった・・・というケースもあるようですね。

その見極めは意外と難しいのかもしれませんが。

またこの話は別の機会にでも(笑)

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