甘すぎない恋愛心理学

落ち込む彼と関わるときの上手に関わる私になる方法

笑顔で語る男女

落ち込む彼と関わっているうちに私が凹んでしまいそう

落ち込む彼との関わり方で悩む女性

最近、彼(夫)の仕事が大変で毎日つらそうです。

そばにいて彼(夫)のためになにかできることはないかな、と思っているのですが、彼(夫)の様子は変わらないままなんです。

もちろん彼(夫)は大丈夫だから、と私に伝えてくれます。ただ、明らかに無理をしている様子が伝わってくるんですね。

そんな彼(夫)のそばにいると、私も「どうしたらいいんだろう?」と不安になることもあって。

こんなとき、私はどうしたらいいのでしょう。私が彼のためにできることはないでしょうか。

恋愛や結婚生活の中でパートナーの元気がなくなっていく、なんて場合もありえることではないでしょうか。

また、元気のないパートナーのそばで支える側も、どこか疲れを感じたり、何をしても凹んだままの相手を見て無力感を感じることもあるのかもしれませんよね。

そんなとき「私はどうしたらいいでしょうか」というご質問って確かにいただくんですよね。

落ち込む彼に引っ張られて無力感を感じることもある?

落ち込む彼とパートナー

さて、パートナーとの関係は、ある意味で「お互いの感情を共有するような関係」でもあるんですよね。

例えば、パートナーが嬉しそうだと、こちらまで嬉しくなったり。

逆に、パートナーがつらそうにしていると、こちらの気分も落ち込んだり。

僕たちの学ぶ心理学の中で「癒着」と呼ばれる「相手との感情の境目がなくなっている状態」であれば、癒着は解消しておくほうがいいと言えるのです。

が、癒着までいかずともパートナーの感情のあり方の影響は受けるものでしょう。

その結果、なぜかパートナーの気分が落ち込んでいるだけで、こちらが無力感を感じるようになることもあるようです。

それもまた「パートナーを元気にしてあげたい、支えてあげたい」という、相手に向けた気持ちがあるから感じることなのでしょうけどね。

優しさが大きいほど「何もできない罪悪感」に敏感に反応する

「彼が落ち込んでいるとき、私はどうしたらいいのでしょう。私が彼のためにできることはないでしょうか。」

とご質問くださる方って、本当にパートナーのことを大切に思われている方が少なくないんです。

だからこそ、胸を痛めておられる、といいますか。

それこそ「優しさ」だと僕は思うのですが、しかし優しさが大きいほど「何もできない罪悪感」に敏感に反応する可能性があるんですよね。

(逆に、罪悪感を感じやすい人って、優しさが大きめな人だとも言えるのかもしれませんが、それは別として。)

ただ、もしここで「何もできない罪悪感」に引っかかってしまうと、今まで自分がパートナーのために行ってきたことや、自分自身の魅力、才能、能力、愛情、存在価値なども、どこかなかったことのように感じやすくなるんです。

罪悪感を感じると、そもそも「今までの出来事をすべて黒く塗りつぶすかのごとく、なんの意味もなかったように感じる」ようにもなるからです。

だから、そもそもパートナーを元気にしてあげたいと思っている自分自身のことがよく見えなくなってしまい、「ねぇ浅野さん、何かいい方法はない?」とご質問くださる方もいらっしゃるんですよね。

https://www.asanohisao.jp/archives/9824.html

「パートナーを元気にしてあげたい、支えてあげたい」という思いにフォーカスする

自分の価値を受け取る女性

もちろん僕もカウンセラーとして、落ち込むパートナーさんとの関わり方に対するご提案をお伝えすることもあります。

が、それはさまにケースバイケースで、一概にこうするべきと言える話ではないのです。

ただ、

「彼のことを心配しすぎて、なーんか大切なこと忘れちゃってませんか?」

とお伝えすることはできるかな、と思うのです。

 

それこそがあなたの存在そのものですよ。

 

つまり、今回のようなご質問をいただくとき、僕から

「今のあなた自身の意味、価値、素晴らしさ、ってどれだけ取り戻せていますでしょうか?」

なんてお話をさせていただくことも少なくないんです。

ここで、お互いが「私は相手のために何もできない」と思えば、まぁめっちゃ凹みますし、しんどくなっちゃうんですよ。

でもね、パートナーのことを思い、なんとかしてあげたいと思っている自分の価値、ちゃんと思い出せるなら、少なくとも自分自身が無力感に引っ張られることは少なくなるんです。

少し想像してみてほしいんです。

もし自分自身が元気が出ない状態で、そのそばで「自分を支えよう、元気づけようとしてくれる人」の存在ってすごくすごくありがたいと思いませんか?

自分を大切にするとは何か?|できない自分を、これ以上責めなくていい理由こんにちは。 心理カウンセラーの浅野寿和です。 今日は、「自分を大切にする」という言葉について、少し立ち止まって整理してみたいと思い...

私自身がパートナーにとって、価値ある存在だったとしたら

落ち込む彼を元気づけている女性

だから、まずは

「私自身がパートナーにとって価値ある存在だったとしたら?」

と考えてみることも大切なことなのです。

そして、その価値をきちんと自分で引き受けること。

それは傲慢なことでもなんでもないのです。

また、どこか責任感の強さから「私がもっとちゃんとしなければ」と思う必要もあまりない、と言えます。

私の存在、私の笑顔、私の言葉に、相手がどれだけ救われているか。

その部分を今よりも感じられるとしたら、あなたはどんな気持ちになるでしょうね?

なんだか、自分が誇らしいような、恥ずかしいような、でも気持ちの面で充実するような、そんな感じがしないでしょうか。

そんな自分であることが落ち込んでいる彼と胸を張って向き合う方法の一つ、と言えるんです。

(逆に、落ち込む彼に引っ張られて「あなたが辛そうにしていると私まで辛くなる!」なんていい続けてしまうと、自分の価値などは取り戻しにくくなるんですよね。(依存・被害者意識のパターン)

だから、もうちょっと自分を信じられるようになってみる方法を実践するといいと思います。

例えば、自分自身の支え、楽しみ、支援者などと関わりながら。

相手のために頑張る意識を持つこともいいですが、「私ってなかなかイケてるやん」と思える自分になってみてはどうでしょうか。

きっと凹んでいる彼(夫)は、そんなあなたを見ることで元気づけられるかもしれませんしね。

落ち込んでいる人との関係で悩んだら、自分自身を整えてみよう

僕たちにとって大切な人が落ち込んでいると、どうしても自分より相手のことを考えることが増えるものです。

それもまた間違いではないのでしょう。

しかし、自分自身のことを見失ってしまえばうまく関われなくなるもの。

だから「まずは自分自身のこと、ちゃんと見つめてみませんか?」

あなたがいるから、あなたのパートナーは喜べるのかもしれませんよ?

(※ちなみに、パートナーの様子があまりにつらそうな場合は然るべき機関にご相談いただくことをオススメします。)

※本ブログは2022年12月14日にアメブロ・恋愛テクニックに投稿した記事の加筆・再編集版です。

ABOUT ME
浅野寿和 | 心理カウンセラー/トレーナー
恋愛・夫婦・仕事・生き方の中で、「ちゃんとやってきたのに、どこか噛み合わない」そんな感覚を抱えやすい人のご相談を多くお受けしています。 正しさや結論だけを急がず、今どこに立っているのかを一緒に整理する個人セッション(カウンセリング)が人気。 キャリア16年・臨床実績10,000件/東京・名古屋・オンライン対応。リピーターさまが多いカウンセラー。口癖は「どんなことにも事情があるよね」。
「読む」から、「私の立ち位置を整える」へ

心理カウンセラー浅野寿和のブログは、心理学の知識だけでなく、

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