彼は「ゴメンね」というだけ。何も動きません。
恋愛や夫婦の中でのトラブルが起きたとして・・・。
男性が女性に「ゴメンね」という。「申し訳ない」ともいう。
しかし、ゴメンねと言ったっきり、彼の行動に変化がない・・・。
「でも、謝っているってことは、 悪いと思っているし、私のことを考えてるってことなんですよね?」
そんなご質問を僕にお伝えいただくこともあります。
「おそらく、悪いと思っているのは間違いないです、その彼は。
だから、あなたのことを考えているのは確かにそうなんでしょうね。
でも、悪いと思う事と、自分があなたに許されること。
悪いと思う事と、実際に何か行動するのか?は、いったん別次元で考えた方がいいこともありますよ。
悪いと認められるだけ彼は素直になれていると思います。
けれど、その次の一手が見えない男性は意外と多いかもしれませんよ?」
そう僕からお伝えすることもありますね。
僕たちからするとあんまり使い勝手のいい言葉じゃないけど、いわゆる「賢者モード」って言葉があるじゃないですか。
何か男性がミスをして、そして謝るプロセスを経ると、この賢者モードもような感覚にに突入することって結構あるんですよ。
ちゃんと謝った、というね、その感覚の中に入って、相手がそれを受け取ったから、とりあえず安心したい・・・みたいなね。
なので、そこで女性が待っていると、男性が何をしたらいいかわかんなかったり、あんまり行動しない男性が登場してもおかしくないんです。
まぁ、女性のみなさまからすれば、「何よそれ」と思われることかもしれませんが。
それぐらい私たちは「強い」罪悪感や怖れの中にいると、次の一手が進めなくなることがあり。
それから抜け出すと、そこにある安堵感の中で、ぼーっとしたいと願うことがある。
それはまるで、男女の関係の中で、ことが終わった後に急に寝てしまう男性のごとく。
いわゆる「賢者モード」に似てるな、と僕は思うわけですね。
ということで、こういったケースでは
「でも、彼・・・あなたにどう関わっていいか?までは分かっていないのかも?ですよ。
だから・・・あなたは彼にどうしてほしいです???
え?まさか、相手に何か求めることが苦手なのは、あなたも?」
どこか真面目だったり、遠慮がちであったり、自信がなかったり、頑張り屋さんの女性ほど
「求めることが苦手」なので。
相手に私のことを「分かってほしい、近づいてほしい」となりますが、実際は、それが「悪いなぁ・・・」と思ってしまうので「受け取れない」・・・そう、実は二人の関係の中で、「彼の愛情や想い」はいつも宙に浮いちゃっているという構図も意外と見えるのです。
だから、彼がゴメンね・・・といった後、彼をあなたの「役に立たせてあげる」視点を持たない分、どうにも関係性が動かない、なんてケースに僕も何度も向き合わせていただいた気がします。
だから
「彼云々も大切です、が、あなたはきっともっと自分から求めること、許してもいいと思いますよ。カウンセリングの中でもっと許していきましょうね。
あなたはもっと求めていいし、愛されてもいいはずですから。」
そんなお話をさせていただくことも少なくないのです。
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