「許可」が出ると、次の幸せに進める
 
『今、あなたが感じていることに「許可」が出ると、次のステップに進めるようになりますよ』
そんなお話やご提案をさせていただくことがあります。
自分自身の中にある感情への「許可」
つまりちゃんと自分の感情を感じてあげて、ちゃんと認めてあげることができると、次の幸せ・ステップに進めるという話です。
ただこの話は非常にわかりにくいもの。
そこで今日は一つ、シンプルな事例をご紹介しながら説明したいと思います。
大切な人との別れの事例から
例えば
切ないことですけれど、あなたにとって大切な人との別れがあったとしましょう。
あなたの心の中に、まだまだ悲しい気持ちがあったとしましょう。
まだ終わったなんて受け入れられない・・・とか。
もしかしてまだ彼に何かできたんじゃないか?
こんなことで終わるなんて・・・といった、割り切れない思いがあるとしましょう。
本当はもう今のこの気持ちから抜け出したい・・・けれど、抜け出せない。
そんな時。
もしかすると、あなたの心がまだ、切ない気持ちを何かしらの理由で必要としていることがある、と考えることができるんです。
それは悪い意味ではなくて、です。
あなたがその感情を必要としている理由って、まだ、気持ちの面でのやり残しがある可能性も否定できないんです。
これは、いわゆる「わだかまり」とも、まだ消化しきれていない何かしらの気持ち、とも言えます。
例えば、
あの時、ちゃんと「好きだ」と伝えきれていない。
本当は泣きたいわけじゃなかったけれど、泣くしかなかった。
もっと相手のことを考えておけばよかった。
そんな気持ちをちゃんと完了させることで、あなたが次のステップに前向きに迎えることもあるんです。
むしろその逆、気持ちを受け入れないまま頑張っていることで、過去に縛られてしまうことが多いんですね。
だから、これからの幸せのために、感じている気持ちを認める。
それはまるで「やり残しを、そのままにしておかない」ようなイメージなんです。
ちゃんと感情に許可を出して前に進もう
もし、あなたが吹っ切りたい気持ちがあるなら。
もうそろそろ前向きに進みたいと思うなら。
あなたのやり残した気持ちって、伝えきれなかった気持ちって何でしょう?
その心の中でわだかまっている気持ちって何でしょう?
あなたが想いを寄せた、大切な人のために、やりたかったこと、伝えたかったことは何でしょう?
それをちゃんと認めて、そこにあるき持ちもちゃんと認めてみる。
それが、あなたに「前に進む許可」を出してくれることがありますよ。
そこでもし感じる気持ちがあるなら、ゆっくり表現して流していきましょう。
涙が出るなら、ゆっくり丁寧に紡いでいきましょう。
そして、あなたがずっと止めていた「気持ち」をゆっくり手放していきましょう。
今、感じる気持ちを否定しないことが、次への許可を導くカギになっていることって少なくないのですね。
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